もくじ
パスポート申請に必要なものは?
パスポートは、日本政府が発行する国際的な身分証明書です。
海外旅行の際に必要なのは誰もが知っていると思いますが、申請する時に必要な物は知っていますか?
パスポートを申請するには、下記の物が必要です。
●一般旅券発行申請書
各都道府県のパスポートセンターや市役所や区役所などに設置されているので、そこで入手しましょう。
●戸籍抄本(戸籍謄本)
6ヶ月以内に発行した物のみ有効です。
本籍地がある市や区の役所や出張所でしか発行出来ないので、注意しましょう。
●パスポート用写真
詳しくは後述します。
●本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなどが必要です。
●印鑑
書類の記入ミスを訂正したり(本人確認書類として)印鑑登録証明書を提示する場合などに必要です。
●住民票
必要な場合があるので、持っていくのをおすすめします。
こちらも、6ヶ月以内に発行した物のみ有効です。
●前回のパスポート
初めてパスポートを作る場合は必要ありません。
パスポートを申請してから受取までの期間は?
パスポートの受取は、申請を行ってから最短で1週間が目安です。
パスポートの発行には、基本的に土日祝日を除く6日間が必要です。
なので何曜日に申請を行ったとしても土日を挟む事になるので、6日間+2日間(土日)=8日間となります。
これが通常ですが、早く発行してもらえる場合もあります。
パターン① 海外に住んでいる家族が入院や手術をする事になって、急いで駆け付けたい。
人道的に認められる理由がある場合は、緊急で発行してもらう事が可能です。
しかし、この場合は家族が入院している事を証明する書類が必要になります。
パターン② 早期発給を利用する。
受取までの期間を最短で3日まで短縮する事が出来るのが、早期発給です。
全ての自治体で実施している訳ではありませんし、自治体によっては仕事を理由とした場合しか使えなかったりしますので、詳しくは各自治体へ問い合わせてみてください。
因みに、5000円前後の追加料金が必要です。
パスポートを申請する時に、代理申請は出来る?
パスポートの申請は、代理人でも出来ます。
※受取は出来ません。
手順は下記の通りです。
①申請書に記入する。
申請書には申請者が自書しなければならない項目があるので、ここは申請する本人が行ってください。
②申請書類等提出委任申出書に記入する。
申請書類等提出委任申出書は、申請書の裏面にあります。
申請者記入欄を申請する本人が記入して、引受人記入欄を代理人が記入しましょう。
③窓口に書類を提出する。
代理人が必要書類や身元確認書類などを持参して、申請書を窓口に提出します。
申請する本人や代理人の身元確認書類については、必ず原本を持参してください。
パスポートに使う写真は、ピアスをしている物でも良い?
パスポートに使う写真の規格は、下記の様になっています。
・申請する本人のみが正面を向いている状態で写っている。
・6カ月以内に撮影されている。
・縁無しで、縦45mm×横35mmのサイズで写っている。
※頭上の寸法は4~6mmで、顔の寸法は34~36mmで、左右の寸法は17~19mmで、凡そ左右対称である事も条件です。
・帽子を被っていない。
・背景が写っていない。
では、装飾品はどうなのでしょうか。
ピアスやイヤリングなどは装着しても良いのですが、皮膚の一部と見られてしまう様なピアスや皮膚を隠す様なイヤリングなどはNGとなります。
また、顔や頭が隠れるヘアバンドやヘアアクセサリーやウィッグなどもNGです。
畏まった格好をする必要はありませんが、不必要な物は付けない方が良いです。
特別な理由が無い限り、サングラスやカラーコンタクトもNGです。
パスポートに使う写真は、コンビニで撮れる?
スマホとコンビニ(ファミリーマート・ローソン)でパスポート用写真が作れる、【FreeDPE コンビニ証明写真・自宅で証明写真】というサイトがあります。
作ったパスポート用写真は、コンビニ(ファミリーマート・ローソン)のマルチコピー機でプリント出来ます。
【FreeDPE コンビニ証明写真・自宅で証明写真】はウェブサイトなので、アプリをダウンロードする必要はありません。
最後に、パスポートの受取方を記載しておきます。
※パスポートの受取は、申請する本人しか出来ませんし申請した窓口でしか出来ません。
申請の時に渡される受理票(受領書)と手数料が必要です。
印鑑が必要な場合もあります。
手数料は、収入印紙と都道府県収入証紙の代金です。
収入印紙と都道府県収入証紙は、受理票(受領書)に貼り付けてください。
●手数料一覧
旅券の種類・10年間有効/20歳以上 都道府県収入証紙・2000円 収入印紙・14000円 合計・16000円
旅券の種類・ 5年間有効/12歳以上 都道府県収入証紙・2000円 収入印紙・ 9000円 合計・11000円
旅券の種類・ 5年間有効/12歳未満 都道府県収入証紙・2000円 収入印紙・ 4000円 合計・ 6000円
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