もくじ
パスポートの更新に必要なものは?
パスポートは、世界で通用する身分証明書です。
海外旅行に行った事のある人なら必ず持っている物ですが、有効期限があるので、それが切れる前に更新しないと無効になってしまいます。
更新に必要な物は、下記の通りです。
・一般旅券発給申請書
パスポート窓口や市区町村役場などで手に入ります。
機械で読み取る書類なので、折ったり汚したりしないでください。
指定の枠内を、黒インクまたは黒ボールペンで記入してください。
消せるボールペンは使用してはいけません。
記入ミスをした場合は、 修正ペンや修正テープなどは使わずに二本線で消して訂正してください。
『所持人自署』の訂正は出来ません。
・パスポート用の写真
6ヵ月以内に撮影された物に限ります。
・前回のパスポート
・手数料 (詳しくは後述します。)
※氏名や本籍の都道府県などが変わっている場合は、6ヵ月以内に発行された戸籍謄本(戸籍抄本)も必要です。
パスポートの更新にかかる期間は?
パスポートが更新されるまで、土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く平日のみを数えた日数で6~8日程度は掛かります。
なので、確実に間に合わせたい日があるなら2週間程度のゆとりを持って行動するのがおすすめです。
【残存有効期間に注意!】
海外に旅行した場合、帰国するまでがパスポートの有効期間内でなくてはいけません。
パスポートの有効期間内に航空券を購入していても、渡航中に有効期間が切れてしまうとパスポートは無効になってしまいます。
帰国するまでの日程が残存有効期間内だったとしても、天候不順で航空機が飛ばなくなった・現地で入院したなどの滞在日数が増えるトラブルで有効期限を過ぎてしまう可能性があります。
そうなると、渡航先でパスポートが無効になる可能性があります。
なので、残存有効期間に余裕がない場合は渡航前に更新しておくのをおすすめします。
パスポートの更新にかかる料金は?
●パスポートの更新手数料
・10年旅券:16000円 (内訳:都道府県収入証紙・2000円/収入印紙・14000円)
・5年旅券:11000円 (内訳:都道府県収入証紙・2000円/収入印紙・9000円)
・5年旅券/12歳未満:6000円 (内訳:都道府県収入証紙・2000円/収入印紙・4000円)
氏名や本籍の都道府県などが変わっていて戸籍謄本(戸籍抄本)が必要な場合は、戸籍謄本(戸籍抄本)の発行手数料も必要です。
戸籍謄本(戸籍抄本)の発行手数料は、全国一律で1通450円です。
【戸籍謄本と戸籍抄本の違い】
『謄』は、『原本通りに写す』という意味がある漢字です。
『抄』は、『抜き書きする』という意味がある漢字です。
なので、戸籍謄本は戸籍に入っている全員分の写しで、戸籍抄本は戸籍の一部の人の写しという事になります。
有効期限切れのパスポートは更新出来る?
パスポートの有効期限が切れた場合は、更新ではなく新規で手続きします。
新規の手続きに必要な物は、下記の通りです。
・一般旅券発給申請書
【パスポートの更新に必要なものは?】で説明したのと同じ物です。
・パスポート用の写真
6ヵ月以内に撮影された物に限ります。
・戸籍謄本(戸籍抄本)
6ヵ月以内に発行された物に限ります。
・本人確認書類
●1点で大丈夫な物
運転免許証/マイナンバーカード/写真付き住民基本台帳カード など
●2点必要な物(Aの中から2点、またはAとBの中から1点づつ。)
A:健康保険被保険者証/国民健康保険被保険者証/介護保険被保険者証/国民年金手帳 など
B:失効した日本国旅券(失効後6か月を越える物)/顔写真付き学生証/母子手帳 など
・手数料
【パスポートの更新にかかる料金は?】で説明したのと同じ物です。
パスポートの更新にかかる時間を短縮したい!
更新にしても新規手続きにしても基本的に1週間程度の時間が必要ですが、人道的に認められる理由がある場合は緊急でパスポートを発行してもらうことも可能です。
一例:海外に居る家族が入院する事になって、急いで駆け付けたい。
この場合は、家族が入院している事を証明する書類が必要になります。
旅行や出張などで早くパスポートが欲しい場合は、追加料金を支払えば受取までの期間を最短3日まで短縮出来る早期発給を利用するのがおすすめです。
全ての自治体が実施している訳ではない上に、自治体によっては使用目的を限定している場合もあります。
5000円前後の追加料金で利用出来るケースが多いので、利用を考えている方は各自治体へ問い合わせてみてください。
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