仕事でストレスを溜め込み過ぎたとき
「眠れない」
「吐き気がする」
といった症状が出ることがあります。
仕事が上手くいっていない人の中には
このような症状に
悩まされたことがあるのではないでしょうか?
日々仕事をしていると
様々な場面でストレスを感じることがあります。
よくあるストレスを感じる原因として
「仕事の量が多すぎることによる残業」
「プライベートの時間が取れない」
「上司・同僚・部下との人間関係がうまくいかない」
といったことが挙げられるでしょう。
この記事では、仕事のストレスで眠れない
吐き気がするという状態が起きたとき
「転職」という選択によって
ストレス解消を目指す方法をご紹介します。
もくじ
ストレスで眠れない
ストレスを溜めることで起こる症状の1つは
夜に眠れなくなることです。
これは精神的にストレスを抱えることによって
交感神経と呼ばれる自律神経の働きが強くなり
体や脳が休まらない状態になることで起こります。
交感神経は昼間に活動している時や
朝目覚めた時に活発に働くものです。
夜寝るときには本来であれば
「副交感神経」という神経が優位に働き
身体をリラックスさせるのですが
交感神経が夜間に活発になることで
「寝付けなくなる」
「寝ている途中で目が覚めてしまう」
「眠りが浅くなる」
という状態になります。
これにより疲れが取れず睡眠不足になるのです。
日々の仕事の中で
大きな仕事を抱えることでプレッシャーを感じたり
人間関係の悩みを抱えたりすることも多いです。
それらが原因で
ストレスを感じて溜め続けてしまうと
交感神経が活発化する原因に繋がります。
このような状態になると、
疲れを感じていても眠れないことが続きます。
そして、仕事中に居眠りをする
仕事のミスが増えるなど集中力の低下につながり
仕事で成果を出すことが難しくなるでしょう。
ストレスで吐き気がする
仕事のストレスが溜まった時
現れる症状の2つ目として「吐き気」があります。
ストレスを溜める要因としては、
やはり仕事の業務量によるオーバーワークや
職場の人間関係がうまくいかないことなどが
大きな要因として挙げられます。
なぜ、ストレスを溜めることで
吐き気が出てしまうのでしょうか?
吐き気がする症状についても
ストレスを溜めたことによって
自律神経のバランスが崩れることが原因となっています。
それにより胃に不調を及ぼしてしまうのです。
自律神経は、さきほども挙げたように
交感神経と副交感神経という2つの系統に分類されており
それぞれ以下のような役割を果たしています。
・交感神経
胃の動きを減らす
胃酸の分泌を減らす
胃粘液の分泌を減らす
・副交感神経
胃酸の分泌を増やす
交感神経と副交感神経は、
それぞれを補い合う関係です。
ストレスがかかると、
主に交感神経が活発になると言われています。
そうすると胃の動きや胃酸の分泌が減り
バランスが崩れたところを補うために、
副交感神経も胃酸の分泌を増やそうとします。
このように、自律神経の乱れが起こると
交感神経の働きが強くなるので、
胃に影響を与えてしまうのです。
人間関係がストレスを溜める
仕事でストレスを溜める原因の1つは
人間関係の悩みです。
会社に勤めている場合
仕事に従事している時間は約8時間~9時間と
1日の多くを締めることになります。
職場の人間関係がうまくいっていないと
会社にいる時間が苦痛となり
ストレスを溜めてしまうでしょう。
人間関係でストレスを溜める原因として
仕事で関わる人を選べないということです。
仕事をしていると
配属先の部署や参加したプロジェクトに
集まった人と仕事をします。
その集められた場所に気の合う人ばかりであれば
問題なく仕事を進めていくことができます。
ですが、関わりを持つ中で
苦手意識や嫌いだという感情を
持ってしまう人もいると思います。
仕事をする上では
例え苦手意識を持っていたり、嫌いな人だったとしても
業務を行う上で付き合いを続けなければなりません。
苦手な人や嫌いな人とのコミュニケーションを
長時間続けているとストレスが溜まる原因になります。
溜まったストレスの解消法
仕事で溜まったストレスを解消するためには
やはり仕事から離れて休息を取ることが1番です。
日々、仕事をすることでストレスを受けているので
ストレスを受ける場所から離れることは
一時的な対処としては有効です。
さらに、休息を取りながら
以下のストレス発散法を試してみましょう。
●自分の好きなことを楽しむ
趣味などを持っている人であれば
自分の好きなことに没頭することでストレスを発散できます。
スポーツやキャンプ、釣りといったアウトドアな趣味
読書や音楽鑑賞などのインドアな趣味
自分が好きな趣味を積極的に楽しむ時間を持つことで
ストレスを解消しましょう。
●親しい人と話をする
ストレスを抱えて何かに悩んでいるときは
とにかく人に話を聞いてもらうことで気が楽になります。
自分の中で考えていても気が晴れないという人は、
普段から仲のいい友人や
自分が信頼している人に相談してみましょう。
話を聞いてもらうだけでも
自分の中の悩みが整理されて
解決策を発見できるかもしれません。
さらに、仲のいい友人と話をして笑うことも
ストレス発散の手段です。
笑ったときに起こる効果として、
副交感神経が優位になることで安心感を得られるので
リラックス効果も期待できます。
仲のいい友人と笑い合い
日頃のストレスで沈んでいる気持ちを解消しましょう。
転職という選択肢もあり
仕事で受けたストレスによって
身体に良くない影響が出てしまった場合は
思い切って転職するという選択肢も考えるべきでしょう。
無理してストレスを我慢しすぎることによって
身体を壊してしまうと元も子もありません。
特に人間関係でストレスを感じている方は
環境を変えた方がストレスを軽減できる可能性があります。
自分が転職したい理由を明確にして
転職の準備を進めていきましょう。
転職には
以下のような総合型の転職エージェントに登録して
転職活動することがおすすめです。
・リクルートエージェント
・doda
・マイナビ
ご紹介したのは
総合型と呼ばれる転職エージェントなので求人数も多く
ほぼどのような職種でも扱われています。
このような転職エージェントを活用して
アドバイザーに相談しながら
自分に合った転職先を見つかるでしょう。
まとめ
無理をして仕事のストレスを抱えることで
眠れない・吐き気がする
といった症状が身体に出てしまいます。
我慢をしても身体を壊してしまうだけですので
限界を感じた時は早めに転職を検討しましょう。
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