「仕事についていけなくて会社に行くのが辛い」
「新しく担当することになった仕事が難しすぎる」
50代のみなさん
こんなお悩みを抱えてはいないでしょうか。
仕事が上手く進まないのは大きなストレスです。
時には少し休みたくなったり
転職して違う会社に行きたくなったりもするでしょう。
今回は仕事についていけない時の
退職理由や転職・休職などの選択肢について
紹介していきたいと思います。
もくじ
仕事についていけないときの退職理由
仕事を辞めたいと上司に伝えると
きっと理由を聞かれるでしょう。
その時に、今の仕事が難しすぎる
仕事についていけないなど
マイナスの理由を正直に答える必要はありません。
理由によっては
部署の異動を提案されるなど
引き留めるきっかけを与えてしまいます。
また、会社への不満ととれる発言をすると
取引のある会社に転職したときに
その発言を知られてしまい
自分の評価が悪くなってしまうかもしれません。
転職活動の面接でも聞かれることがあるので
退職理由はなるべくポジティブなものを
考えるようにしましょう。
例を2つ紹介します。
・以前から興味があった業種に挑戦したい
・家族との時間が取れるように
フレックスタイム制などの制度がある会社に入りたい
この様に、今の会社ではだめだということを
前向きに伝えてみてください。
どうしても良い理由が浮かばないならば
転職エージェントのキャリアアドバイザーに
相談してみるのもおすすめです。
休職という選択肢も考えてみよう
厚生労働省が行った調査によると
令和元年10月からの1年間にメンタルヘルス不調が原因で
連続1か月以上休職した労働者又は
退職した労働者がいた事業所の割合は9.2％でした。
(参考：厚生労働省『令和2年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r02-46-50_kekka-gaiyo01.pdf)
仕事についていけないということは
大きなストレスです。
そのままの状態を放置すると
うつ病や適応障害になり
会社にいけないだけではなく
日常生活にも支障をきたすかもしれません。
現在、仕事についていけずに
心身に不調が現れ始めている人は
早めに専門の医療機関に相談するようにしましょう。
休職する場合は主治医から診断書をもらっておくと
会社に相談するときに話がスムーズに進みます。
休職することで
ストレスの原因となっている仕事から少し離れて
健康を取り戻すのを優先してください。
ストレスを抱えたままでは
頭の回転が鈍ってしまい
正常な判断をすることが難しくなります。
体と心をゆっくり休めてから
現在の仕事を続けるか転職するかを
考えるようにしましょう。
仕事が難しすぎると感じたら
50代になって、責任の重い役職についたり
今までの業務とは全く違う部署に異動になったりして
仕事が難しいと感じていませんか？
仕事内容が大きく変わった場合は
一から覚えていかなくてはなりません。
特別なスキルが求められる場合は
家に帰ってからも予習や復習をする必要もあります。
しかし
記憶力などは加齢と共に衰えていくので
なかなか思い通りにはいかないでしょう。
その場合は
上司や同僚に相談することをおすすめします。
良いアドバイスがもらえたり
問題解決に手を貸してくれたりするかもしれません。
一人で悩み続けても
なかなか正解にはたどり着けないものです。
解決できない問題を抱え込んだ結果
失敗してしまったら
会社だけでなくあなたもダメージを受けてしまいます。
自分だけでは難しいと感じたら
周りを頼るようにしましょう。
どうしてもついていけないなら転職しよう
努力しても仕事についていけず
会社に行くのもつらいと感じているならば
転職することも検討してみましょう。
今している仕事よりも
難易度が低かったり
マニュアルが完備されていたりする
ストレスが少ない仕事を探すのもいいですね。
50代の転職活動は
20代や30代の頃よりも年齢がネックになって
長期化する可能性があります。
在職中から転職エージェントに登録して
準備を進めておきましょう。
転職エージェントを選ぶときは
シニアのサポートが得意な会社を
選ぶようにしてください。
おすすめはリクルートエージェントと
JACリクルートメントです。
リクルートエージェントは求人数が多く
転職支援実績も業界の中でも
トップクラスとなっています。
JACリクルートメントは
管理職、専門職や技術職の転職に強い
転職エージェントです。
自分のスキルを活かした転職をしたいなら
登録をおすすめします。
転職エージェントの他にも
転職サイトやハローワークなども利用して
自分にあった会社を探しましょう。
資産運用と副業を組み合わせたセミリタイアという選択肢
長年、真面目に会社に勤めて
貯金に励んできた50代だからこそできる
もう一つの選択肢があります。
それは
資産運用と副業を組み合わせて生活費を得る
セミリタイアという選択肢です。
勤めている会社に
早期退職優遇制度がある場合は
それを利用することで
割増しされた退職金を受け取ることができます。
今まで築いた貯蓄を元手に資産運用をし
その利益と副業で得た収入で生活していければ
ストレスの多い会社に勤める必要はありません。
副業は自分で仕事量をコントロールできるので
自分や家族のために使える時間が増えます。
組織に縛られるよりも
自由に生きていたいという人には
おすすめの選択肢です。
最近では、コンビニなどの外で働く以外にも
クラウドソーシングサービスを利用した
在宅ワークでお金を稼ぐ人が増えています。
初めて在宅ワークをする人には
案件も豊富で使い方も分かりやすいので
クラウドワークスやランサーズがおすすめです。
データ入力やアンケートなどの
安価で簡単なタスクから
システム開発などの大きなプロジェクトまで
様々な案件があります。
今まで仕事で培ってきたスキルも
活かすことができるでしょう。
早期退職する場合は
収入が減るので、家計に大きな影響が出ます。
事前に家族やファイナンシャルプランナーなどの
専門家を交えて相談するようにしてください。
まとめ
・退職理由は前向きなものを考えよう
・心身に不調が出るほど辛いなら休職という選択肢もあり
・仕事が難しすぎると感じたら抱え込まずに周りの人を頼ろう
・どうしても仕事についていけないときは
転職することも検討しよう。
・貯金に余裕があるときは資産運用＋副業で
セミリタイアすることもできる
仕事についていけないので
転職したいと思うことはどの年代でもありえます。
近年ではメンタルヘルスの不調で休職したり
転職・退職したりすることも珍しくありません。
仕事についていけないことがストレスになって
心身に不調が出てしまうようなら
休職や転職することも考えてみてください。
我慢し続けるよりも
あなたの健康が一番大切です。
周りの人と相談しながら
悔いのない選択をするようにしましょう。
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