転職活動が成功したのは良いけれど
「嫌われたらどうしよう」
「仕事についていけるだろうか」
こんな不安や緊張から
入社日が憂鬱になっていませんか?
今回はそんなあなたの不安を少しでも軽くできるように
「ここが不安だ」
というポイントについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
自分だけじゃない!誰もが経験する「不安・緊張」
「明日から新しい職場だと思うとお腹が痛い」
「緊張で吐きそう」
こういった経験はありませんか?
安心してください。
あなただけではありません。
私も最初のころは
仕事に行くのが不安で
よく胃腸薬のお世話になりました。
初めての環境は誰でも不安になり、緊張します。
その原因は
・仕事についていけるか、ミスをしないか
・新しい同僚や先輩と良い人間関係が築けるか
この様なことが気になってしまうからです。
人間関係についての悩みは
転職者の離職理由の中でも多くの割合を占めています。
(厚生労働省:『令和2年上半期雇用動向調査の概況』より)
しかし、人間関係がうまくいくか
仕事についていけるかは
実際に入社してみないとわかりません。
不安ですが、仕事をしていく中で
慣れるしかないのです。
では、転職初日に向けてできることは
何があるのでしょうか。
それは第一印象を良くするために
事前準備をすることです。
良い印象を持ってもらうことができれば
人間関係も円滑にすることができます。
良い人間関係を築くことができれば
仕事でわからないことがあっても
周囲の助けを期待することができるでしょう。
そのために気をつけるのは以下の4つです。
・挨拶は笑顔でハキハキと
・忘れ物をしない
・お昼ご飯などで先輩と積極的に
コミュニケーションをとる
・基本的なビジネスマナーなど
社会人としての心構えを復習しておく
1つ1つ詳しくみていきましょう。
緊張するなら事前に練習!使える「挨拶例文」
転職初日は新しい同僚や上司への挨拶が必須です。
緊張で頭が真っ白になり
「何を言ったらいいかわからない」
なんてことにならないように
事前に考えて練習していきましょう。
不安ならば
鏡の前で一人で練習したり
友人に聞いてもらったりするのも有効です。
1つ例文を載せますので
参考にして練習してみてください。
「おはようございます。
本日からお世話になります○○です。
前職では□□株式会社でエンジニアをしていました。
○○県出身で、趣味は▲▲です。
一日でも早く戦力になれるよう頑張りますので
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。」
前職でどんな仕事をしていたかと
出身地や趣味を自己紹介に入れることで
話のきっかけを作ることができます。
最後に一言、謙虚な姿勢で仕事への
意気込みを添えましょう。
長過ぎると聞き手も最初の方に話した
内容がわからなくなります。
30秒~1分くらいの長さになるように
簡潔にまとめましょう。
挨拶するときは内容だけでなく
・声の大きさ
・表情
・姿勢
に気をつけてください。
せっかく良いことを言っても
下を向いて小さな声では聞こえません。
顔を上げて、聞きとりやすい声の大きさで
挨拶をしましょう。
表情は口角を上げて笑顔を作ってください。
挨拶は転職初日の中でも一番緊張する場面です。
これを乗り越えれば少し心に余裕がでますので
頑張りましょう。
早めに準備しておこう!転職初日の「持ち物」
入社日直前に準備を始めて
「何を持っていったらいいかわからない」
「提出までに必要な書類がそろわない」
となると、入社早々に
怒られるかもしれないと不安になります。
転職先に持っていく持ち物は
余裕を持って準備するようにしてください。
一般的に転職初日に
必要な持ち物を紹介します。
・筆記用具とメモ帳
新しい仕事の説明をしてもらったら
必ずメモを取りましょう。
スマホでメモや写真を撮る人もいますが
個人情報を扱うような部署では
情報漏洩の危険があるので絶対にNGです。
・印鑑(認印、シャチハタ)
捺印の必要な書類があるかもしれないので
持っていきましょう。
仕事では書類にサインの代わりにシャチハタを
押すこともあります。
ペンとシャチハタが1つになったものが
嵩張らず使いやすくておすすめです。
・クリアファイル
当日もらった資料を持ち帰るために使います。
できればかばんもA4サイズが入る物を
用意しておくと良いでしょう。
・入社手続きの書類
会社によって必要な書類は異なります。
案内に従って、抜けがないように
準備しましょう。
源泉徴収票など
前の会社に発行してもらう
必要があるものもあります。
直前になって焦ることがないように
資料をもらったらすぐに準備をしてください。
上4つと会社から支持された持ち物を
持っていれば最低限は大丈夫です。
ここからは
一応持っていくと便利な持ち物を紹介します。
・お弁当
会社によっては昼休みに
外に買い物や外食に行くことが
難しいこともあります。
念のためにコンビニのおにぎりやパンなどを
用意しておくと安心です。
・歯ブラシセット
お昼休憩をはさむ勤務時間の場合は
用意しておきましょう。
・バインダー
移動しながら仕事の説明があるときに
立ったままプリントにメモを取るのは書きづらいです。
バインダーがあるとメモが取りやすいので
持っていくのをおすすめします。
会社や職種によって、必要な持ち物は様々です。
会社からの案内だけでわからないところは
採用担当者にメールや電話で質問して確認しましょう。
先輩との交流のチャンス!「お昼ご飯」
お昼ご飯はどうしたらいいのか気になりますよね。
お弁当だったり、ランチに行ったり
会社によってお昼休憩の過ごし方は様々です。
転職初日はオリエンテーションなどで
既存の社員さんとは別行動になることもあります。
もし先輩から誘ってもらえた場合は
職場の雰囲気をつかんだり
仲を深めるチャンスです。
断らずに積極的に一緒に行くようにしましょう。
忙しい部署ならば、1人か2人ずつ交代で
休憩に行ったりすることもあります。
先輩方が忙しそうならば
「みなさんお昼はどうなさっていますか」
と聞いてみてください。
休憩場所やタイミングを教えてくれます。
初日は先輩が一緒に
休憩にきてくれることが多いです。
その時に普段のお昼の過ごし方を
たずねてみましょう。
グループでランチをする会社に入ったけれど
「お昼くらい1人で休憩したい」
と思うこともあるかもしれません。
しかし、転職して最初のうちは
情報収集の機会だと割り切って
周囲に合わせておくのが無難です。
1人で休憩したいタイプの人は
徐々に距離を取っていくようにしましょう。
転職初日の「心構え」
不安な転職初日を上手く乗り越えるための
心構えを4つ紹介します。
・時間厳守
前の会社と転職先では
始業時間が違うことがあります。
初日から遅刻は印象が悪くなるので
余裕を持って出発しましょう。
・清潔感のある身だしなみ
スーツや靴はきちんと手入れし
髪型や爪にも気を使いましょう。
清潔感のある服装を心がけることで
相手に好印象を与えることができます。
・コミュニケーションを大切にする
最初の挨拶は笑顔で
ハキハキとした話し方を心がけましょう。
わからないことはそのままにせず
質問するようにしてください。
何度も話していくうちに
先輩の人柄もつかめてきて
職場への不安を軽減することにつながります。
・謙虚な姿勢を心がける
前の会社で良い業績を収めていても
新しい会社では新参者です。
経験のある業務でも
会社によって仕事の進め方は異なります。
「この会社のスタイルを教えていただく」
という謙虚な姿勢が大切です。
入社の時期によっては
自分よりも年下の人が
同期や上司になることもあります。
言葉遣いにも気をつけましょう。
最初に紹介した3つは
ビジネスマナーの基本でもあります。
これまでの経験で
身についている人も多いでしょう。
謙虚な姿勢は
自分の能力に自信がある人ほど
失敗してしまう可能性があります。
良い業績を残すためにも
先走らずに先輩に確認しながら
仕事を進めましょう。
まとめ
・転職初日は誰でも不安だし、緊張する。
第一印象を良くすることを目標にしよう。
・人間関係を良好にするには挨拶が大切!
事前に練習して不安を減らそう。
・持ち物は早めに準備をして忘れ物がないようにしよう。
・お昼ご飯は情報収集の良い機会。
初日の先輩のお誘いは断らないようにしよう。
・転職初日に意識することは4つ!特に謙虚な姿勢が一番大切。
転職初日は誰でも
多かれ少なかれ不安を抱えています。
その不安の多くを占める
人間関係や仕事の内容に関しては
時間をかけて慣れていくしかありません。
初日はとにかく挨拶と
コミュニケーションをとることを心がけてみてください。
仕事は覚えるの時間がかかりますが
挨拶はすぐに実践できます。
焦り過ぎず、コツコツできることから
頑張っていきましょう。
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