もくじ
寝袋を洗濯機で洗いたい・・洗い方は?
キャンプをする人は、自分用の寝袋を持っている事が多いでしょう。
大切なキャンプの相棒を、しっかりメンテナンスしてあげていますか?
使用後の寝袋には寝汗や皮脂汚れなどが付着しているので、使うだけ使って何もせずに仕舞ってしまうと、保温力の低下や臭いの元になってしまいます。
「洗い方が分からない・・。」という人の為に、洗濯機を使った洗い方と手洗いの方法を説明していきます。
※洗う前に、洗濯表示を必ず確認してください。
洗濯表示とは、適した洗濯方法や手入れの方法が書かれた絵表示の事です。
寝袋に使われている素材はダウンと化学繊維が多いので、この2つに分けて説明していきます。
寝袋を入れられる洗濯ネット
寝袋は、手洗いする方が基本的には良いです。
最近では【洗濯機で丸洗いOK】というのをセールスポイントにした寝袋も販売されているので、洗濯機で洗いたい場合はそういった製品を購入するのをおすすめします。
●洗濯機を使った洗い方
①寝袋を洗濯機に入れる
寝袋のファスナーやマジックテープは、生地と擦れると生地を傷付ける恐れがあるので、必ず全て閉じたりくっつけたりしてから入れてください。
②洗濯機に洗濯洗剤を入れる
洗濯表示を見て、適した洗剤を使いましょう。
一般的に、寝袋の中綿が化学繊維の場合は家庭用の中性洗剤を使い、ダウンの場合はダウン用の洗剤を使う事が多いです。
③洗濯・すすぎ・脱水を行う
洗濯表示に従って行いましょう。
洗濯機を使って洗う時は、洗濯ネットに入れましょう。
布団用の洗濯ネットなら、大きくて使いやすいと思います。
また、寝袋を湿気から守って保管するのにも洗濯ネットはおすすめです。
寝袋を洗濯する頻度は?
清潔にしておいた方が良いのは当然ですが、あまりにも頻繁に洗濯すると中綿が直ぐに傷んでしまいます。
洗濯するのは30~50泊の使用が目安と言われているので、普段は陰干しだけしておきましょう。
汚れが気になる部分があるなら、製品に適した洗剤を水で溶かしてタオルや雑巾に含ませて拭き取りましょう。
しかし、全体的に汚れが目立つ時・臭いがする時・飲食物や泥が付着した時などは、頻度に関係無く洗ってください。
特に飲食物や泥が付着した場合は、直ぐに洗わないとカビが発生する原因になってしまいます。
大切な寝袋を出来るだけ長く使う為に、場面に合わせたメンテナンスを心掛けましょう。
寝袋はコインランドリーで洗濯出来る?
「自分で洗うのは面倒くさい・・。」「洗濯機が小さくて入らない・・。」などの場合は、コインランドリーを利用するのも手です。
ファスナーやマジックテープを全て閉じたりくっつけたりして布団用の洗濯ネットに入れてから、コインランドリーの説明通りに洗濯しましょう。
洗濯機を使う場合でも同じですが、洗濯ネットに入れる前に裏返しても良いです。
少し手間が掛かりますが、傷みが気になるなら裏返すのが良いでしょう。
「コインランドリーに来たんだし、乾燥まで済ませよう!」と思う人も多いでしょうが、乾燥機を使う時は注意しましょう。
乾燥機で完全に乾かそうとすると、生地が傷んだり中綿が片寄ったりしてしまいやすいです。
乾燥機で半乾き程度まで乾かして、後は形を整えて陰干しで自然乾燥させるのがおすすめです。
コールマンやモンベルの寝袋は洗濯出来る?
コールマンもモンベルも、人気のアウトドアブランドです。
コールマンの寝袋の特徴は、ファスナーを連結させる事でビッグサイズとして使える所です。
モンベルの寝袋の特徴は、ストレッチ性能が高い所です。
どちらもラインナップが豊富なので、自分に合った物を探してみてください。
●寝袋の手洗い方法
①浴槽やたらいなどにぬるま湯と洗剤を入れる
ぬるま湯は、寝袋が軽く浸る程度の量を入れましょう。
そして、洗剤は適した物を使いましょう。
②洗剤を溶かしたぬるま湯に寝袋を入れる
ファスナーやマジックテープは、必ず閉じたりくっつけたりしてから入れてください。
③足で踏み洗いする
揉んで洗ったり絞って洗ったりすると、破損の原因になります。
足で優しく踏んで洗いましょう。
④すすぐ
水が濁らなくなるまで、念入りにすすいでください。
⑤脱水
脱水は、洗濯機を使いましょう。
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