もくじ
アイシングの黒の作り方
アイシングとは、クリーム状のペーストで焼き菓子を覆う事です。
(アメリカでは、フロスティングと呼ばれる事が多いです。)
アイシングクッキーと聞くと、どの様な物か想像しやすい方も居るのではないでしょうか。
アイシングに使うアイシングクリームは、購入する事も出来ますが自分で作る事も出来ます。
アイシングクリームの基本的な材料は、粉砂糖・卵白・水です。
これらを混ぜ合わせるとアイシングクリームが出来上がりますが、黒を作りたい場合は上記の材料に黒色の物を混ぜるだけで良いです。
個人的におすすめなのが、竹炭パウダーです。 ※詳しい理由は後述します。
物によって真っ黒になったり灰色がかった黒になったりするので、色々試してみても良いと思います。
アイシングの黒の代用は?
上記で竹炭パウダーと書きましたが、家に普通にある様な物ではないですよね。
そんな時は、黒胡麻で代用しましょう。
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(代用品は他にもあるので、後述します。)
淡い黒になりますが、色付けは出来ます。
ここで、黒胡麻で作った黒のアイシングクリームのレシピを1つ紹介しておきます。
【黒胡麻アイシングクリームのラスク】
●材料
パン(フランスパンや食パンなど)・バター・黒すり胡麻・卵白・粉糖
●作り方
1:パンを食べやすい厚さや大きさにスライスして、オーブンでカリカリになるまで焼く。
2:バターを溶かして、焼きあがったパンに塗る。
3:オーブンで再び焼く。
4:ボウルに卵白と粉糖を入れて、泡立てる様に混ぜ合わせる。
5:4に黒すり胡麻も入れて、更に混ぜ合わせる。
6:焼きあがったパンにアイシングクリームを塗って、自然乾燥させたら完成。
最後に白胡麻を乗せたり、アレンジしてみても良いです。
アイシングの黒は100均で売ってる?
アイシングに色を付ける為のパウダーが、100均では売られています。
量や作り方など、ダイソーとセリアのアイシングパウダーで比較してみましょう。
●量
ダイソーは1袋30gで、セリアは1袋20gです。
●カラーバリエーション
ダイソーはホワイト・レッド・ブルー・イエロー・ブラックの5色で、セリアはホワイト・ピンク・グリーン・イエロー・オレンジ・パープル・ブラックの7色です。
●作り方
ダイソーは1袋(30g)に対して小さじ1杯(5cc)の水を加え艶が出るまでよく混ぜ、セリアは1袋(20g)に対して3gまたは3ccの水を加え艶が出るまでよく混ぜます。
●その他
ダイソーは、パウダーとパウダーを混ぜる事で緑や紫など様々な色が作れます。
セリアは、フレーバーが付いている物があります。
ホワイト:ミルク・ピンク:ラズベリー・グリーン:メロン・ブラック:グレープ
アイシングの黒は食紅でも作れる?
食紅とは粉状の食用色素で、アイシングにも使えます。
黒の食紅も売っていますが、店で見付けられない時や既に持っている食紅で済ませたい時などは、緑の食紅と赤の食紅を同量で混ぜてみてください。
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これは、色の三原色(赤・青・黄)を利用した方法です。
色の三原色は全て混ぜると黒になるので、青と黄が混ざった色である緑に赤を足すと黒になるのです。
しかしこれはあくまで理論上の話で、実際には濃い茶色か茶色がかった黒になるそうです。
なので、色に拘りがあるのなら黒の食紅を使うのがおすすめです。
食紅をそのままアイシングクリームに入れて混ぜると、溶け切らずにだまになる事があります。
なので、少量の水を加えてペースト状にしてから使いましょう。
食紅は淡く発色するのが多いので、柔らかい色合いになります。
アイシングの黒はココアパウダーでも作れる?
最初の方で竹炭パウダーを使うのをおすすめしましたが、その理由は炭の特徴にあります。
炭は、腸に溜まった老廃物を吸収して体外に排出してくれるのです。
なので、デトックス効果があるとして海外でも注目されています。
『もしかしたら炭の味がするんじゃ・・。』と思う方も居るかもしれませんが、ほぼ炭の味はしないそうです。
ここまで聞くとメリットばかりな気がしますが、勿論デメリットもあります。
それは、値段が高い事です。
安く済ませたい方には、ブラックココアがおすすめです。
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こちらも物によって真っ黒になったり薄い黒になったりするので、色々試してみても良いと思います。
味に関しては苦味が追加されるので、砂糖やココアを足して味を調えましょう。
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