もくじ
あぶらとり紙の使い方
あぶらとり紙は、余分な皮脂を抑えてテカり・ベタつきを取り除く事で、メイクノリを良くしてくれたり肌荒れを防いでくれたりするスキンケアアイテムです。
ですが、使い方を間違えると逆効果になってしまいます。
●あぶらとり紙の正しい使い方
1・皮脂が気になる所に軽く当てる。
一般的には、Tゾーンや顎がテカり・ベタつきが起こりやすい所です。
2・軽く叩く様にして皮脂を取り除く。
刺激になってしまうので、肌を擦らない様に注意しましょう。
刺激を受けた肌は、それに耐えようとして表皮を厚くしたりメラニン生成を促したりします。
その結果、肌の調子が悪くなってしまいます。
あぶらとり紙でニキビは防げる?
ニキビの主な原因は、皮脂の分泌が増加する事だと言われています。
ニキビは皮脂が毛穴の外に出られずに溜まってしまう状態から始まりますが、この状態をコメド(白ニキビや黒ニキビ)と呼びます。
コメドの内部は、アクネ菌にとって適した環境になっています。
アクネ菌は常在菌で普段は肌を守る働きをしてくれていますが、皮脂の多い環境になると過剰に増殖します。
それに対抗する為に免疫が働くと、炎症が起こって赤ニキビになってしまいます。
なので、皮脂を取り除くあぶらとり紙はニキビを防ぐのに有効だと考えられています。
あぶらとり紙の代用品は?
『無くなっていたのを忘れていた・・。』『家に置いてきた・・。』などの理由で、あぶらとり紙を使いたい時に持っていないというのは、あぶらとり紙を使う人ならよくあると思います。
そんな時は、下記の物で代用しましょう。
①ティッシュペーパー
箱ティッシュを置いている家が多いでしょうし、外出先ではポケットティッシュを持っている人が多いでしょうから、手軽に使えます。
②トイレットペーパー
家でも外出先でもトイレに行けば大抵はある物なので、此方も気軽に使えます。
ただ、外出先で使う場合はあまり多く使うのはマナー違反になってしまうので、注意しましょう。
③紙ナプキン
カフェやレストランなどに置いてある紙ナプキンも、代用として使えます。
ただ、此方もあまり多く使うのはマナー違反になってしまいます。
指や口などを拭うついでに少し使う程度に留めておきましょう。
メンズにおすすめなあぶらとり紙
あぶらとり紙を使うのは女性というイメージがある人も多いかもしれませんが、あぶらとり紙は皮脂に悩む男性にもおすすめのアイテムです。
ここでは、オススメ商品を2つ紹介します。
●よーじや:京好みあぶらとり紙
女性から長年愛されているあぶらとり紙です。
繊細な和紙の繊維で作られているので、肌への刺激が少ないです。
あぶらとり紙にしては大きめのサイズですが、それが使いやすいという人も多いです。
●GATSBY/ギャツビー:パウダー付きあぶらとり紙
あぶらとり紙という名前ですが、紙ではなくフィルムです。
フィルムは紙よりも吸着率が良いので、フィルムの方が好きという男性も多いです。
透明スムースパウダーが使用されているので、サラサラした使い心地です。
あぶらとり紙は肌によくない?
あぶらとり紙を使う事に対して、『乾燥しそう・・。』『肌の刺激になりそう・・。』などのマイナスなイメージを持っている人も居ると思います。
皮脂に悩む人があぶらとり紙を使う事のデメリットは、基本的にありません。
しかし、使い方や使う頻度を間違えて皮脂を取り除きすぎるというのはあります。
皮脂は肌に必要な物なので、取り除きすぎると逆に皮脂の分泌を促してしまいます。
使い方や使う頻度を確認して、正しく使いましょう。
【あぶらとり紙の雑学】
あぶらとり紙は、最初からスキンケア用品として使われていた訳ではありません。
あぶらとり紙の元になったのは、金箔を作る際に使われていた工芸品の箔打紙です。
不要となった箔打紙を舞妓さんや芸妓さんが皮脂を取り除く為に使い始めたのが、あぶらとり紙の始まりと言われています。
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