「毎朝の出社が辛い」
「今日も苦手な上司と外回り」
「明日の出社のことを考えると夜も眠れない」
働いていると仕事に行きたくない日は誰しもあります。
「お給料は我慢代」
と言われるように仕事は辛いものですが
自分の心がダメになってしまっては元も子もありません。
・悲しいわけでもないけど涙が出てくる
・休みの日を楽しめず仕事のことばかり考え動悸が止まらない
このようなうつ状態に近い場合は
仕事をやめた方が良いでしょう。
他にも残業代が適切に支払われなかったり
勤めている会社の経営状態が良くない場合は
自分の身を守る為にも今の会社を辞めても良いでしょう。
会社を辞めることは新しいステップに進むための一歩です。
大事な一歩を気持ちよく踏み出せるように
辞める時は揉めずに円満退社できるよう
一緒に準備して行きましょう。
もくじ
転職理由の考え方
今の会社を辞めたいわけではなく
業務内容や人間関係に悩みがあるのであれば
それを相談することによって
転職ではなく部署移動という形にできるかもしれません。
ただ退職理由を会社に対する不満にしてしまうと
何に不満を感じているのか聞き出され
部署移動によって解決したことにされて
辞められないようにしてくる可能性があります。
本当に今の会社を辞めたいと考えているのであれば
例え次の会社が決まっていなくても
転職先が決まったと言い
引き止められない状況にすることが重要です。
転職先について細々と聞かれそうで不安な場合は
転職先の詳細について説明する義務はないので
一身上の都合や家庭の事情といった理由で
押し切っても問題ありません。
他にも
今の会社では実現できないやりたいことができた
と言えば無理に引き止めることはできません。
こじれない転職相談の仕方
仕事を辞めるにあたって
最初に立ちはだかってくる壁は
上司に伝えることでしょう。
長く上司と時間を過ごし良くして貰った人もいれば
これでもかというくらい叱責された人もいるでしょう。
お世話になった上司であれば転職理由は嘘をつかず
次のステップを応援してもらえるようにしたいですよね。
法律上では退職の2週間前に退職の告知を行えば
問題ないとされています。
それでも
引き継ぎや諸々の手続きを踏まえると
数ヶ月前に申し出るのが
上司や会社に対しての礼儀と言えます。
また繁忙期や人事異動前後は避けた方が
円満に退職は進みます。
中にはパワハラをしてくる上司が原因で
退職することもあるでしょう。
上司に直接言いにくいのであれば
事前に同僚や人事に相談しておき
退職を匂わせていくのも1つです。
パワハラ気質の上司であれば
退職を申し出るときに
人事の人に同席してもらった方が安心です。
後々退職に際して揉めそうな予感がするのであれば
退職にあたって話したことは
録音しておいた方が安全でしょう。
また退職の旨を伝えたのに
「次の人手が見つかるまで辞めてはいけない」
「就業規則では1年前に退職の申告が必須」
などと言われても従う必要はありません。
辞めたらしたいこと考える
転職をする為には
まず退職する旨を伝えなければなりませんが
それを考えるだけで憂鬱だという人もいるでしょう。
退職を切り出した職場で
最終日までは出勤しなければなりません。
もしかしたら
意地悪なことを言う人が出てくる可能性もあります。
それでも最終出勤日を想像して
新しい生活にワクワクする気持ちもあるでしょう。
夜中2時まで夜更かしをし
11時頃起床しダラダラ過ごす
これまで読み溜めていた本や漫画を読み漁る
朝から晩までゲームをする
考え始めたら仕事を辞めたらしたい事なんて
山程あるものです。
そのワクワクを糧に
退職の申し出から最終出勤日までの憂鬱を
吹っ飛ばして頑張ってください。
転職しても大丈夫
晴れて退職したとしても
成人は納税の義務がありますから
働かなければなりません。
働かなければお金は稼げないので
転職活動をする必要があります。
前職のどんなところに不満があったのか
どんな職場だったら長く楽しく働けるか
自己分析と企業分析をきちんとしましょう。
前職での失敗を糧に
自分に合った職場に転職してください。
転職しないに越したことはありませんが
転職し複数の職場で働くことによって
自分が本当にやりたいことが見つかることもあります。
副業に手を出してみる
転職活動中に
自分がどんな仕事が向いているか考えてみましょう。
毎日電車に乗って通勤すること
組織の中で働くこと
それ自体が嫌だった事に気づくかもしれません。
会社員として働く事に違和感を覚えるのであれば
副業を始めるのも1つの方法です。
別の収入柱があることが
いつでも会社を辞められる安心材料になり
会社員を続けることができるというのもあります。
副業を本業にできるくらい稼げば
会社員を卒業する事ができます。
まとめ
一度きりの人生です。
自分の心がダメになってしまっては
たとえ遊びにいくお金があっても
幸せとは言えないでしょう。
会社を辞めることは逃げではありません。
心を殺し鬱々としたまま
毎日会社に行く人がほとんどの中で
自分の感情に従い決断するのは勇気ある行動です。
その決断に踏み切った自分を
まず褒めてください。
円満に退社し晴れて退職してからは
自分の心身ともに健康に働ける形で働きましょう。
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