私たちを取り巻く環境は日々変化しています。
例えば情報の取り方ひとつにしても
日々目紛しく変化しています。
コロナ禍の現在ではさまざまな価値観や
捉え方が変わりつつあります。
そんな変化の激しい今の時代
我々は生き残って行けるのでしょうか?
実は世の中の変化に対応できる人間が
生き残る理由として
「何歳になっても変わる事ができる」
というものがあります。
そこで今回は変化の激しい今の時代を
生き残るための「競争力」をつけるために
必要なことについてご紹介していきます。
もくじ
会社や仕事で必要な競争力とは?
競争力とはどのようにして
身につけるものなのでしょう?
ある調査では日本の国際的な競争力は
2020年度は世界34位と過去最低の順位
だったとの報告があります。
日本の競争力の低さの原因として
さまざまな指摘がありますが
そのひとつに
「労働時間に対するコスト意識」があります。
これは欧米など諸外国と比較した場合
日本は未だ長時間労働となっていて
仕事やサービスレベルの無駄が多い点
が指摘されています。
つまり労働時間が長い=無駄を省く事
が競争力強化に繋がるとも言えるでしょう。
時間に対するコスト意識を個人レベルで
高める事が競争力を高める上で必要な要素
なのかも知れません。
またコロナ禍以降、各企業では早急な
業績の改善に取り組む必要が出て来ています。
業種によっては統合や合併など
生き残りを掛けた競争力を付ける必要が
今後益々増えて行くでしょう。
また同業他社との競争では
コスト削減やサービスレベルを向上するなど
「特化した分野」で競争力を高める事も大切です。
このように個人や会社単位で
競争力を高めて行く事が必要になってきています。
人は誰でも、何歳でも変わることができる
競争力を付けるために必要な事は何があるでしょう?
日々の仕事や生活を繰り返し続けていると
目の前の事でつい一杯になってしまいます。
しかし新たに挑戦する事や経験を積む事は
何歳になっても楽しいものです。
最近では定年を迎えてから大学に編入し
勉強の楽しさを身につける方も増えて来ています。
また働き盛りの中間管理職の世代では
まとまった時間が取れない方も多いでしょう。
例えば夜型の生活を朝方に変えてみたり
今まで読まなかった本を読んでみたりと
生活習慣を少し変えてみる事も大切です。
日々の生活から少しの変化を加えるだけで
新たな出会いがあったり、人生を変える
きっかけが見つかるかも知れません。
日常の何気ない今までと違った経験を積む事で
仕事の競争力が生まれる事もあります。
人は何歳でも変わる事ができる事を覚えておいて下さい。
強い者が生き残るのではなく、 賢い者が生き残るのでもなく、 変化できる者が生き残るという英語の意味
昨今話題になっている言葉のひとつに
ダーウィンが残したとされる一節があります。
・最も強いものが、あるいは最も
知的なものが生き残るわけではない。
最も変化に対応できるものが生き残る
「It isn’t the strongest of the species
that survive,nor the most intelligent
but the ones most responsive to change.」
ダーウィンが唱えた進化論を裏付ける
文節なのか定かではないですが
現在の状況を捉えた一文であると言えるでしょう。
競争力に必要な観点から捉えた場合
競争に打ち勝つ強さや賢さ以上に
「変化に対応できるもの」が生き残るとされています。
物事の価値観が一変する可能性のある現在では
変化に対応する重要性が増してきているのは確かです。
ダーウィンから学ぶ競争力とは?
「進化論」や「種の起源」で有名な
ダーウィンが訴えるものとは何でしょう。
チャールズ・ダーウィンは1831年から
1836年の5年間に渡り、ビーグル号で
世界一周の航海を行いました。
航海中に発見したさまざまな事象もとに
「大陸が変化した事により生物が適応し
進化したのではないか?」という仮説を提唱しています。
またさまざまな実験や検証を重ねることで
進化論を理論にまとめ上げられた功績が有名です。
大陸の変化=世の中の変化
順応する生物=順応する人間
と置き換える事が可能です。
混迷した現代を生き抜くヒントは
世の中の変化に対応できる人間が持つ特性
なのではないでしょうか?
情報をもとに競争力をつけよう
競争力を付けるのに必要な事は他にもあります。
それは「情報を操る」という事です。
テクノロジーの進化で現代ではかつてないほど
情報を検索できるようになりました。
競争力を付ける際大切なことは
情報を得るだけでなく、さまざまな情報を
得ることで「自分の方向を決める」事が大切です。
日頃から情報の結果、自分なりの結論を
出す訓練をする事で競争力は養われて
行くことでしょう。
まとめ
今回は、変化できるもの(人間)が
生き残る理由は、何歳でも変わることができるから
という意味について、また競争力をつけるために
必要な事について紹介して来ました。
国際的な競争力が低下している現代の日本で
必要な事はいくつかのヒントがある事が分かりました。
ひとつは欧米諸外国を見習い
コスト意識を変える事が必要でした。
また特化した分野を持つことも大切でしたね。
ダーウィンの一説では、変化に柔軟に
対応できる事が今まで以上に必要な事が
理解できました。
そして膨大な情報から自分の行く先を
自分で決めることが競争力を養う上で
最も大切なことではないかと私は考えています。
世の中の変化を可能な限り感じ
自分なりの競争力を養っていきましょう。
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