もくじ
同棲の生活費の目安はどのくらい?
生活費は、大きく分けると、食費、雑費、光熱費、住居費、交際費、医療費に分けられます。
食費の目安は、月平均で一人当たり2~3万円、被服費や雑貨等の生活必需品は2万円、光熱費は1万5千円を目安に考えてみましょう。
そうすると、住居費、交際費、医療費をのぞいて、一人当たり5.5~6.5万円かかることになります。
同棲した場合、食費は2倍、生活必需品は1.5倍、光熱費は微増と考えてよいでしょう。
全体として、各々が一人暮らしをする場合に比べて、一人当たりの生活費は安くなります。
もちろん、外食をしたり、交際費が嵩んだりというように生活スタイルによって必要となる生活費は変わります。
食費や光熱費はある程度の節約が可能な部分でもあります。
まずは、現状の生活費ベースで考えてみて、必要に応じて節約するなど生活費の見直しをしてみましょう。
家計を管理できるアプリはある?
以前は家計簿というノートにレシートとともに整理して家計を管理する、ということが主流でした。
最近では家計管理用のアプリもいくつかあり、日々の支出を入力しておけば自動で集計できるもの、レシートの画像を読み込むだけ集計できるものなど様々です。
固定費については入力する必要がありますが、レシートをひと月分まとめてから集計するより格段に楽ですし、手間は省けます。
アプリによっては、どこに費用が掛かっているかを分析し節約ツールとして活用できるものもあります。
基本的に実績ベースで収支管理を行うものですので、家計簿をつけたことがない人は、同棲を始める前に使用してみて目安となる金額を把握することから始めることをお勧めします。
生活費の分担方法は?
同棲するときの負担割合は、収入の程度に応じて決める場合が多いかと思います。
きっちり半分に分ける、という方もいるかもしれませんが、同棲中は自分にかかる費用は自分で持つことが喧嘩にならない方法です。
とはいえ、住居費や光熱費は、負担割合が大きく固定費なので、きっちりわけてもよいでしょう。
生活費の分担方法はそれぞれの考え方がありますので、よく相談して決めてください。
後々のトラブルにならないように、文書に残して取り決めておく、というひともいるでしょうが、あまり窮屈になりすぎないように、ある程度柔軟に対応できるようにしてください。
基本的には、家計簿ベースで、固定費と変動費、カテゴリ別で考え方を整理しましょう。
食費の分け方は?
自炊をするのであれば、かかった費用に対して分担するのではなく、目安としての月々の食費分を、例えば半分ずつ出し合って、その中でやりくりをしてみてはいかがでしょうか。
決まった財布があると管理しやすいですし、その月の余剰分は繰り越して少しよい食材を買ったり、外食してもよいでしょう。
決まった財布の中でやりくりすることによって、節約の意識が身に付きますし、無駄がなくなります。
食費については、事後に請求することは喧嘩のもとです。
仮に足りなかった場合には、翌月からの予算の見直しをしましょう。
月によって波がある場合には、どこで大きく支出しているのかを把握することが大切です。
慣れないうちは、どこにお金がかかっているかを見える化することで把握しましょう。
食費は管理の仕方が大切です。
家賃の負担割合はどう考えればいい?
住居費・光熱費は固定費です。
光熱費は季節変動がありますが、住居費はほとんど変動がないと言って良いでしょう。
特に賃貸の場合には、家賃の変動はなく、管理費についてもごくまれに見直しがありますが、ほとんどの場合変わりません。
家賃は、住む地域や広さ等の条件によって参考にできる相場があります。
すでに住んでいたところで同棲するのであれば、まずは費用については考えやすいですね。
ただし、契約上入居制限がないことを事前に確認しておくこと、必要に応じて入居者変更を行うことを忘れないでください。
家賃は基本的に半分ずつ負担することをお勧めしますが、収入によって、負担割合を調整できるのであればしてもよいですね。
まずは、お互いに半分ずつ出し合う、という気持ちが大切です。
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