育休明けの退職はいつ言う?失業手当をもらいつつ迷惑のかからない時期を押さえよう | 役に立ついいね!情報サイト

育休明けの退職はいつ言う?失業手当をもらいつつ迷惑のかからない時期を押さえよう

育休明けの退職を検討する際
「いつ会社に伝えようか」
「復職してすぐに退職できるか」
などと悩む人も少なくありません。

そこで今回は
育休明けの退職のタイミングや
退職後の失業手当はもらえるのか
などをご紹介します。

育休明けの退職は最低1ヶ月~2ヶ月前に申し出る

育休明けの退職を考えている人は
会社に申し出るタイミングに
十分気をつけましょう。

まず通常の退職と同様に
会社の就業規則を確認していきます。

通常は退職日の1~2ヶ月前までに
会社に退職を申し出ること
と定めている会社が多いです。

したがって
会社の規定に沿って
育休が明ける1~2ヶ月前までに
会社に申し出ましょう。

可能であれば
会社の状況も考慮し
それより1~2週間ほどの余裕を持ち
申し出ることをおすすめします。

また年度末や年度初めの時期に
育休明けとなる場合は
特に早めに申し出ましょう。

例年年度末は退職者
年度初めには新入社員や異動者など
人の入れ替わりが激しい時期です。

育休明けが4月の場合
部署や組織配置は当然
あなたが含まれているはずです。

にもかかわらず
3月に退職の意思を伝えた場合
会社に迷惑がかかってしまいます。

退職の意思を伝えるのに
迷惑とならない時期はいつになるか
あらかじめ確認しておきましょう。

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育休明けの退職時に失業手当はもらえる?育休手当は返金が必要か?

失業手当とは
就職する意思があり
就職することができるが
就業ができない時に支給されます。

果たしてこれが
育休明けの退職時もらえるか
気になる方も多いと思います。

育休明けに退職した場合でも
条件に当てはまれば
失業手当は受け取れます。

離職日以前の2年間に
被保険者期間が通算12ヶ月以上や
離職後も働く意思があるか
などが条件とされています。

また出産や育児を理由に
直近2年間のうちに働けなかった場合
最大4年まで遡って
加入状況を算出します。

したがって失業手当は
育休明けの退職時にも
受け取ることができます。

ちなみに育休中に支給される
育休手当ですが
こちらは返金の必要はありません。

ただし育休手当は
「現在の会社への復職」
を前提としています。

そのため
育休に入る前から
退職を決めていた場合
育休手当は支給されません。

十分に気をつけてください。

会社に迷惑がかからない退職方法とは?

これまで説明してきた通り
育休明けの退職は
法律的には問題ありません。

しかし繰り返しになりますが
育休は
「復職が前提」
として会社も認識しています。

そのため
会社へ退職の意思を伝える際
誠意のある対応が必須です。

育休明けの退職を会社に伝えるのは
とても心苦しいものですが
会社にお世話になった以上
きちんと理由を伝えるべきです。

仮に嘘の理由を述べた場合
会社側はすぐに見破り
本気や誠意の姿勢として
受け取ることはできません。

育休明けの退職に多い理由が
・保育園の空きがない
・育児と仕事、家事の両立が難しい
などです。

なるべく円満な退職が良いので
素直に本当の理由を正直に
角が立たない様に
会社側に伝えましょう。

そして伝える際は
なるべく会社に赴き
直接その旨を伝える様にしましょう。

育児や様々な事情で
会社への出社が難しい場合は
メールではなく電話で
早めに意思を伝えましょう。

育休明けの転職は可能なのか?転職活動はいつから始める?

育休中に転職活動をする人は
ここ数年増えていて
育休中に転職活動を行うことは
特に問題ありません。

しかし育休中の転職活動は
幼稚園や保育園など
お子さんの預け先が決まっていることが
大前提となります。

したがって転職活動は
保育園の内定が出た後の
2~3月頃にかけて始める人が
多いとされています。

しかし昨今
保育園不足が深刻化しており
求職中の保育園の入園が
自治体によって難しい場合があります。

また
すでに在園しているお子さんがいる際
復職することが前提で
在園を認めている自治体もあります。

この場合
今の会社を退職してしまった際に
退園を求められる場合も
少なくありません。

したがって
育休中の転職活動が進まず
転職ができない可能性があるので
予めこのリスクを把握しておきましょう。

現在
「ワーママに特化した転職エージェント」
もあります。

ワーキングマザーにとって働きやすい場所
勤務時間や年収などを紹介してくれ
寄り添ったサポートをしてくれます。

通常の転職エージェントや
転職サイトも利用が可能ですが
育休明けの転職であれば
特化したものを利用するのが良いでしょう。

まずは転職エージェントに相談をし
スケジュールなどの計画を立て
効率的に転職活動を進めていきましょう。

副業は自分のペースで働くことが可能

育休明けの復職は
状況によっては難しく
やはり退職するしかないのか
と思い悩む人は多いと思います。

また先述にある転職も
保育園の入園などの理由で
それが叶わない場合もあります。

会社に赴き仕事をする
というのが難しいのであれば
家事や子育てを両立できる
副業という選択肢をおすすめします。

副業は現在
クラウドソーシングを始め
多くがパソコンさえあれば
できる仕事がほとんどです。

パソコンを使った仕事とはいえ
特別なスキルは必要なく
むしろこれまで培ってきた
スキルを活かすことができます。

事務スキルを活かしたデータ作成
タイピングスキルで文字起こし
最近ではオンライン秘書などもあり
様々なジャンルの仕事があります。

副業でも仕事を継続していれば
いつか転職をする際の実績として
転職先にもアピールができますし
自分への自信にも繋がります。

まとめ

今回は
育休明けの退職について
詳しくご紹介してきました。

元々会社への復職を前提として
産休や育休を取得されていますが
家庭内の事情により
退職を考える人も多いと思います。

ごくたまに
「育休明けは最低半年は退職できない」
と謳う会社がありますが
これはあくまでマナー上の話です。

その様な法律も存在しませんが
やむを得ない事情がある場合は
誠意のある対応で
退職の意思を伝えましょう。

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