書留の受け取り方は家族でも受け取れる?印鑑はシャチハタでも大丈夫? | 役に立ついいね!情報サイト

書留の受け取り方は家族でも受け取れる?印鑑はシャチハタでも大丈夫?

書留の受け取りは、家族でも出来る?

書留とは、郵便物の引受と配達を記録してくれる上に郵便物が壊れたり届かなかった場合に実損額※を賠償してくれるサービスです。

※一定の損害要償額の範囲内です。

書留には一般書留・現金書留・簡易書留の3種類がありますが、この記事では主に簡易書留について説明していきます。

●簡易書留の基本情報

送達過程…荷物を出した郵便局・荷物を出した時間・荷物が到着した郵便局・荷物が着いた時間

賠償額…5万円まで

追加料金…320円

簡易書留は、その住所に住んでいる人なら宛名の人の代わりに受け取る事が出来ます。

その時に宛名の人が此処に住んでいるかを必ず聞かれるので、間違いなければ「はい。」と答えて受け取りましょう。

この時に本人確認はされませんが、郵便窓口で受け取る場合には不在通知書と印鑑と宛名の人と同じ住所に住んでいる事を証明する物※を持っていく必要があります。

※運転免許証や保険証などです。

因みに、住所が同じではない人が受け取るには委任状が必要になります。

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書留の受け取り場所は変更が出来る?

簡易書留は、転送不要と記載されて出される事があります。

それは、悪意を持った誰かが勝手に転居届を出して自分の所へ転送される様にする事があるからです。

ただ、宛先の住所に不在票が入れられて、それに転送不要と記載されていても、不在票がその住所の郵便受けに入れられた事とそれを見て郵便局に連絡してきた事の確認が出来れば、受取場所の変更が可能です。

《一般書留の説明》

●一般書留の基本情報

送達過程…荷物を出した郵便局・荷物を出した時間・荷物が到着した郵便局・荷物が着いた時間・経由した郵便局

賠償額…10万円まで ※21円で5万円の増額が可能で、上限は500万円です。

追加料金…通常郵便:435円・ゆうメール:380円

書留を受け取る時の印鑑はシャチハタでも大丈夫?

簡易書留を受け取るには、印鑑を押すかサインをする必要があります。

その時の印鑑は、シャチハタでも大丈夫です。

シャチハタとは、一般的には朱肉の要らないハンコを指します。

しかし、実際にはシャチハタとは会社の名前です。

シヤチハタ株式会社(読み:シャチハタ)は、愛知県名古屋市西区に本社を置く印章・スタンプ・文房具などを製造販売する企業です。

朱肉の要らないハンコは、シヤチハタ社ではx(エックス)スタンパーという名前で販売されています。

因みに、社名がシャチハタと読むのに正式な表記がシヤチハタなのは、ロゴとしてバランスを取る為というデザイン上の理由だそうです。

書留は受取拒否が出来る?

配達された簡易書留が、身に覚えがない物だったり受け取りたくない差出人からの物だったりした場合は、受取拒否をすると差出人の元まで返送してもらう事が出来ます。

受取拒否のやり方は、配達の時(または再配達の時)に拒否したい旨を伝えます。

次に、メモや付箋などに『受取拒否』と自分の名前を書いて、返送したい簡易書留に貼り付けてもらいます。

下記の様な受取拒否のスタンプも販売されているので、そういった物を利用しても良いです。

●クイックスタンパー 迷惑郵便物返還スタンプ・拒否ポン

これで、受取人が受取を拒否したい旨が証明されるので、差出人の元まで返送されます。

注意点として、受取拒否をした事は差出人に伝わってしまいます。

書留の配達は土日もある?

簡易書留は、土曜日・日曜日・祝日も配達されます。

因みに、不在で受け取れなかった場合は配達日や時間帯を希望して再配達を依頼する事が出来ます。

●配達時間帯

午前:8時頃~12時頃 午後(1):12時頃~14時頃 午後(2):14時頃~16時頃

夕方:16時頃~18時頃 夜間(1):18時頃~20時頃 夜間(2):19時頃~21時頃

《現金書留の説明》

●現金書留の基本情報

送達過程…荷物を出した郵便局・荷物を出した時間・荷物が到着した郵便局・荷物が着いた時間・経由した郵便局

賠償額…1万円まで ※10円で5000円の増額が可能で、上限は50万円です。

追加料金…通常郵便:435円

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