「管理職になったけど、うまくやっていけるか不安」
「私は管理職に向いていないかも」
こんな悩みをお持ちの会社員のあなたへ。
この記事では、管理職の求められる能力や
仕事がうまくいかないときの対処法より
管理職になってはいけない人について解説していきます。
5分くらいで読めますし、
管理職について悩みが解決できますので
まずはご一読を!
もくじ
管理職の求められる能力とは?
管理職は、一般業務とは違う能力が求められます。
そのため、人によって向き不向きがあるのです。
そこで、管理職に向いている人の特徴を3つ紹介していきます。
・コミュニケーション能力
仕事をスムーズに進めるために必要な能力の1つです。
企業内の職場の人間関係だけでなく
取引先の人たちとの関係も重要になっていきます。
また、チーム内のコミュニケーションが円滑だと
部署全体の業績が大幅に上がる可能性も。
しかし、言いたいことが伝わらないと部下から信用されません。
どんな相手にも、適切なコミュニケーションを取っていきましょう。
・部下の育成と管理
管理職は、部下の教育をする義務があります。
寄り添って、フィードバックができるかどうか
本来持っている力を引き出せるかどうかも重要です。
何かを教えるのが苦手だったり
そもそもノウハウを学ぼうとしない人は
向いていないかもしれません。
・論理的思考
目の前の状況を冷静に分析し
自分たちのやるべきことを考えていくのも管理職の仕事です。
しかし、それらに対処できなくて
感情的になってしまうのはいけません。
話の筋が通らなかったり、取引先や他の部署など
周りの人達に迷惑がかかってしまいます。
管理職の仕事がうまくいかない時の対処法
仮に管理職になったとしても
うまくいかないときがあるかもしれません。
ここでは、その対処法を4つまとめてみました。
自分の行動を今一度見直してみてくださいね。
・社員同士のコミュニケーションを促す
社員同士のコミュニケーションが活発になると
組織全体に一体感が生まれ仕事の効率が上がります。
社員同士の結束力を高めるには
目標を共有するといいでしょう。
そうすることで
仕事について熱く議論を交わし
社員同士の繋がりを強化できます。
・周りにも頼る
中には
「部下に自分の仕事を手伝ってもらうのは申し訳ない」
と思う人もいるでしょう。
しかし、1人で仕事を抱えていたら辛いですし
何より部下が育ちません。
適切に指示して周りにも頼っていきましょう。
部下の育成になり
ストレスが緩和されることにも繋がります。
・「思い通りにいかないのは当たり前」と考える
仕事が早い人や遅い人など
さまざまな社員がいます。
「あそこはこうしてほしいのに、なかなかしてくれない」
とイライラしてしまうのも分かります。
しかし、過度な期待をするとストレスを感じやすくなります。
「思い通りに行かないと当たり前なんだ」
と考えると気持ちが少し楽になるでしょう。
・率直に「向いていない」と上司に相談する
上記の対処法を実践しても
何も状況が変わらないときの最終手段です。
一般業務をやりたい旨を伝えれば
配置換えをしてもらえる可能性もあります。
上司に断られる可能性もありますが
交渉する余地はあるでしょう。
管理職が面白くないと感じる理由
管理職をやっていると
辛いことや大変なことがたくさん出てきますよね。
苦労している割には成果が分かりにくくて
「面白くない」
と感じることもあるかもしれません。
管理職が面白くないと感じる理由は何でしょうか。
一緒に見ていきましょう。
・孤独を感じる
管理職になると
マネジメントに携わる機会が多くなる一方
現場に関わることが少なくなっていきます。
また、立場的に本音を話しにくいと思う部下も。
パワハラやセクハラに気を遣って話さなければいけなくなります。
・自分らしい仕事ができない
部下に合わせて仕事をしなければいけなくなります。
自分の仕事のやり方を押しつけると
チームが崩壊してしまう可能性があるため
自分がやりたいように仕事ができなくなってしまいます。
マイペースに仕事をしたい人は
管理職に向いていない可能性もあります。
・仕事を失敗したら自分のせい
部下が仕事で失敗すると
基本的に管理職が責任を取らないといけなくなります。
事業の嫌なところが見えてくるため
仕事がつまらなく感じてしまうのです。
ここまで、管理職が面白くないと思う理由を書いていきました。
その問題をどのように解決すればいいのでしょうか。
ここからは、
管理職を前向きに捉える方法を紹介していきます。
・部下の育成を楽しむ
自分一人では
業績を上げられるチームを作ることはできません。
優秀な部下を育てることが重要です。
そのためには、
一人で考えさせる機会を与えるのも1つの手です。
論理的思考がないと
この先仕事をこなしていくのは厳しいでしょう。
部下が育つには、時には管理職のフォローも重要です。
彼らの成長を促すことで
管理職と部下の信頼関係を築いていくと良いでしょう。
・プライベートを充実させる
せっかくの休日なのに
仕事のことを考えていたら疲れが取れませんよね。
結果、仕事もプライベートも
中途半端なことになりかねません。
要は、オンとオフの切り替えが大事なのです。
趣味は散歩や読書、ゲームなど何でもいいです。
自分の好きなことを通して
プライベートを充実させましょう。
・マネジメントをメリットと感じる
最初は
「私にはマネジメントなんて無理」
と思うかもしれません。
しかし、経験がなければそう思うのも当然です。
最初からマネジメントが上手くできる人はいないでしょう。
管理職は大変な仕事ですが
転職時に大きなアピールポイントになります。
マネジメント経験は立派な武器と言えるので
頑張った自分を褒めてあげましょう。
管理職が辛すぎると感じたときの対処法
繰り返しお伝えしていますが
管理職はやることが多くて大変です。
中には「辞めたい」「辛すぎる」
と思う人もいるでしょう。
しかし、そう悩んでいるのはあなただけではありません。
悩みながらも前へ進んでいる人もいるのです。
これから、解決策を記していくので
参考にして頂けたら幸いです。
・たかが仕事だと割り切る
管理職をやっていると
理不尽なことがたくさんあります。
逃げ出したくなることもあるかもしれません。
しかし、仕事がなくなっても今すぐ死ぬわけではないですし
明日すぐに路頭に迷うというわけではないです。
もしかしたら、
今より楽しい仕事ができるかもしれません。
人と考えが違っていて当然なこと。
批判されてもあなた自身を否定しているわけではない
と割り切りましょう。
・できることとできないことをはっきりさせる
一人でできないことをやってしまうと
トラブルをおこしてしまう可能性があります。
そうすると
自分を責めてストレスを感じやすくなってしまいます。
そうならないために
上司に仕事のことを相談したり
他部署との調整など
自分にできることをキチンとこなしましょう。
しっかり仕事をすれば
理不尽に責められても気にすることはありません。
あとは、上司に任せましょう。
・あまり真面目に考え過ぎない
何でもかんでも真面目に頑張るのはいいことです。
しかし、常に全力だと疲れてしまいますよね。
頑張りすぎて身体を壊したら
元も子もありません。
普段は5,6割くらいの力で頑張って
自分にできることをしましょう。
そして、「あとは任せた」と
折り合いをつけていくとさらにいいですね。
・それでも無理だったら、転職も視野に入れる
あれこれ解決策をやってみたけど
どうしても管理職が辛いと思ってしまうあなたへ。
思い切って転職して
環境を変えてみるのも1つの方法です。
転職サイトやエージェントなど
無料で利用できるサービスがたくさんあります。
少し覗いてみてはいかがでしょうか。
とにかく、人生は1度きりのもの。
勇気を振り絞って
後悔の無いように行動してください。
管理職がメリットないと感じる理由とは
最近の世の中では
管理職になりたくないと思う人が増えています。
「管理職になっても、メリットがないのでは」
そう思うのも不思議ではありません。
なぜそう感じてしまうのでしょうか。
簡単にいうと
「仕事量が多い割に給料が低いと感じる」
からでしょう。
管理職に対して
残業代を払う義務が会社側にはないのです。
一般社員は残業代が付くので
管理職のほうが給料が低いという事例もあります。
これでは
仕事のモチベーションが下がってしまいますよね。
今自分が何をしたいのか冷静に考えてみましょう。
まとめ
ここまで、管理職の求められる能力や
うまくいかないときの対処法を紹介していきました。
管理職に向いていない人の特徴を簡単にまとめると
・社員同士のコミュニケーションを取ろうとしない人
・冷静な判断ができない人
・論理的思考ができない人
が挙げられます。
もし当てはまっていたら、
今一度管理職になるか検討してみましょう。
また、自分の今後のキャリアプランによって
管理職になるかどうかが変わってきます。
勢いで決めるととんでもないことになる可能性もあるので
是非、後悔のない選択をしていきましょう。
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