もくじ
にんにくを長期保存する方法
皆さんは、にんにくは好きですか?
にんにくは栄養満点ですしスタミナがつくので、よく料理に使うという人も多いでしょう。
ですが、正しい保存方法を知っていますか?
この記事では、にんにくの保存方法を中心に紹介しています。
【にんにくの長期保存】
にんにくを長期保存したい時は、調味料やオイルで加工するのがおすすめです。
定番なのは、にんにく醤油です。
●にんにく醤油の作り方
①にんにくを密閉容器に入れる。
②にんにくが完全に浸かる量の醤油を注ぎ入れる。
③密閉して野菜室で保管する。
個人的には、にんにく味噌がオススメです。
●にんにく味噌の作り方
①にんにく・味噌・酒を密閉容器に入れる。
②しっかり混ぜ合わせる。
③密閉して野菜室で保管する。
にんにくの保存は冷凍が向いている?
【にんにくの冷凍保存】
にんにくは基本的に野菜室で保存しますが、切ったにんにくは風味が落ちやすく乾燥しやすいので、冷凍保存がオススメです。
切って保存しておけば、調理の時に直ぐ使えるので便利です。
●冷凍保存の手順
①にんにくを切る。
用途に合わせて、みじん切り・薄切り・すりおろしなどを使い分けましょう。
②小分けにしてラップで包む。
③冷凍用の保存袋に入れて口を閉じて冷凍庫で保存する。
加熱する料理に使えば、解凍は必要ありません。
☆にんにくの豆知識:名前の語源☆
にんにくの名前の語源は、『匂悪・匂憎(においにくむ)』『香匂憎(かにおいにく)』など諸説ありますが、仏教用語の『忍辱』が一番の有力説です。
仏教では、にんにく・ニラ・葱・らっきょうなどの臭気の強い野菜を五辛と言います。
五辛は情欲や憤怒を増進するとして、僧侶は食べる事を禁じられていました。
そんな五辛の1つであるにんにくを僧侶が忍んで食べた事から、『忍辱』を隠語として用いたとされています。
にんにくの保存は冷蔵庫が向いている?
にんにくは湿度が低くて風通しの良い涼しい場所で保存するのが良いとされているため、本来は野菜室が最適な保存場所です。
【にんにくの冷蔵保存】
①にんにくをキッチンペーパーや新聞紙で包む。
前項で書きましたが、切ってしまうと風味が落ちやすく乾燥しやすいので、房のまま包みましょう。
②ビニール袋やジップロックに入れて口を閉じて冷蔵庫(野菜室)で保存する。
☆にんにくの豆知識:無臭にんにく☆
無臭にんにくは、にんにくの風味がありながらあの独特な臭いが残らないのが特徴です。
しかし、無臭にんにくは実はにんにくではありません。
ジャンボリーキという西洋ネギです。
無臭にんにくはにんにくとほぼ同じ形をしていますが、大きさが約8倍なのでジャンボにんにくとも呼ばれています。
にんにくと同じ様にあの独特な臭いの素であるアリシンが含まれていますが、含有量は約60分の1です。
なので、アリシンの効能である滋養強壮の効果はあまり高くありません。
にんにくに適した保存容器
にんにくを保存する時にビニール袋やジップロックを使うのも良いですが、拘るなら専門の保存容器を使いましょう。
※にんにくは、湿度が65~70%で風通しの良い場所に保管するのが良いと言われています。
●ガーリックセラー/LOLO SHIKIKA
シンプルでお洒落なガーリックポットです。
陶土で出来ていて、程良く湿気を吸い取ってくれます。
また、下部に開いている穴で中に適度な風を送ってもくれます。
3~5房は収納する事が出来ます。
●ガーリックフレッシュポッド/MSC
にんにくの形をした可愛いガーリックポットです。
にんにく1個分程度の大きさなので、皮付きのにんにくがすっぽり納まります。
こちらも 陶土で出来ているので、程良く湿気を吸い取ってくれます。
また、上部と下部に開いている穴で中に適度な風を送ってもくれます。
にんにくを常温で保存する方法
気温が高くない時期や少しの時間だけ保存するなどの場合は、常温保存でも良いです。
カゴやガーリックポットなどに入れて、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。
☆にんにく料理のオススメレシピ☆
【ガーリックバターしいたけ】
●材料
にんにく・しいたけ・有塩バター・醤油・粉チーズ
●下準備
①有塩バターを常温に戻す。
②しいたけの軸を切り落とす。
③にんにくをすりおろす。
●作り方
①にんにく・有塩バターをボウルに入れて混ぜ合わせる。
②しいたけの笠の内側に①を塗って、醤油と粉チーズをかける。
③アルミホイルを敷いたオーブントースターで、全体に火が通るまで焼く。
④皿に盛り付けて完成。
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