もくじ
ハンバーグを作る時に、パン粉の代用として使える物は?
「ハンバーグを作ろう!」「とんかつを作ろう!」と意気込んだ時に、パン粉が無かったらショックですよね・・。
そんな時、家にある物で代用が出来たら便利ですよね。
この記事では、パン粉の代用品を紹介していきます。
その前に、パン粉の役割について説明しておきます。
●ハンバーグに使うパン粉の主な役割
・形成しやすくする
料理に使う材料は、必ずしもまとまりやすいとは限りません。
そんなまとまりにくい材料をくっつきやすくするつなぎとして使用されるのが、パン粉です。
・肉汁を吸収して閉じ込める
肉を焼くと肉汁が出ますが、肉汁は旨味の元であり肉を軟らかく保つ性質があります。
なので、肉汁が沢山出てしまうと旨味が逃げる上に肉が固くなってしまいます。
パン粉は肉汁を吸収して閉じ込めてくれるので、ジューシーで軟らかいハンバーグが作れます。
●揚げ物に使うパン粉の主な役割
・具材の水分を閉じ込める
具材の水分を閉じ込めると同時にパン粉の水分を飛ばす事で、衣がサクサクで中がジューシーな揚げ物に仕上がります。
揚げ物を作る時に、パン粉の代用として使える物は?
では、本題のパン粉の代用品について書いていきます。
●パン粉の主な代用品
・食パン
パン粉の原料であるパンは、代用品として最も相応しいでしょう。
甘味や塩分が少ない食パンやフランスパンが、特に向いています。
パン粉の代用として使う時は水分が少し飛んでいる方が良いので、冷凍したパンか電子レンジで加熱したパンがおすすめです。
(生パン粉の代用として使うなら、そのままで大丈夫です。)
ハンバーグにも揚げ物にも使えます。
・おから
おからとは、大豆から豆腐を製造する過程で豆乳を絞った時に残るかすです。
食物繊維が多く含まれている上にヘルシーなので、最初からパン粉の代わりに使っている人も多いのではないでしょうか。
ハンバーグにも揚げ物にも使えますが、水分が多いので揚げ物に使う時は先に乾煎りするのがおすすめです。
とんかつを作る時に、パン粉の代用として使える物は?
・コーンフレークやシリアル
朝食として食べる為にコーンフレークやシリアルを常備している家庭は多いと思うので、代用として使いやすいのでないのでしょうか。
無糖タイプがベストですが、好みによってはシュガータイプでも良いです。
ハンバーグにも揚げ物にも使えます。
※シリアルとコーンフレークの違い
シリアルとは穀物を加工した物の総称で、トウモロコシや麦や米などから作られます。
コーンフレークはシリアルの一種で、トウモロコシから作られます。
・おかきやせんべい
既に塩味が付いているので、食材の下味は軽めにするのがポイントです。
ハンバーグにも揚げ物にも使えます。
パン粉の代用として、麩は使える?
常備している家庭は少ないかもしれませんが、麩もパン粉の代用として使えます。
袋に入れて叩いて砕くだけで、パン粉に近い物が出来ます。
ハンバーグにも揚げ物にも使えます。
因みに、高野豆腐もパン粉の代用として使えます。
【パン粉が無くても作れるハンバーグのレシピ】
●材料
合い挽き肉・玉ねぎ・卵・塩・片栗粉・牛乳・黒胡椒・油
●作り方
①玉ねぎをみじん切りにする。
②合い挽き肉と塩をボウル入れて、粘りが出るまで捏ねる。
③玉ねぎ・卵・片栗粉・牛乳・黒胡椒を加えて、更に捏ねる。
④空気を抜きながら成形する。
⑤油を引いて熱したフライパンで、両面に焼き色が付くまで中火で焼く。
⑥蓋をしてから、中に火が通るまで弱火で焼く。
焼き終わった後の肉汁の残ったフライパンで、ソースを作るのもおすすめです。
パン粉の代用として、小麦粉や片栗粉は使える?
揚げ物を作る時のパン粉の代用は無理ですが、ハンバーグを作る時のパン粉の代用なら小麦粉や片栗粉でも出来ます。
小麦粉を使う場合でも片栗粉を使う場合でも、焼く前のハンバーグの周りに薄くまぶして使います。
【パン粉が無くても作れるとんかつのレシピ】
●材料
豚ロース・粉チーズ・卵・塩・胡椒・油
●作り方
①塩と胡椒を豚ロースにまぶす。
②溶いた卵に豚ロースを浸す。
③粉チーズを豚ロースにかける。
④油を多めにフライパンに入れて、揚げ焼きにする。
しっかりと味が付いているのでそのままで美味しいですが、お好みでとんかつソースやデミグラスソースなどをかけても美味しいです。
キャベツやプチトマトなどを添えると、栄養や彩りがプラスされるのでおすすめです。
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