もくじ
桜餅の葉っぱの作り方
日本には、季節に合わせた風情ある和菓子が沢山あります。
夏なら水羊羹や葛饅頭、秋なら栗饅頭や芋団子や月見団子、冬なら柚子饅頭、といった具合です。
桜餅もその一つで、桜に因んだ春の和菓子です。
桜を思わせる優しいピンク色が特徴ですが、あれはピンク色の餅を使っているのではなく後から色を付けています。
食紅を使うのが一般的ですし簡単ですが、桜の花を使う事も出来ます。
(詳しくは後述します。)
桜餅には桜の葉が巻かれている事が多いですが、ただ使うだけなら水に晒してキッチンペーパーで水気を切るだけで良いです。
しかし、これだと何だか物足りない桜餅になってしまう可能性があります。
理由は次項で説明します。
桜餅の葉っぱは塩漬けにする?
桜餅の特徴の一つに、独特の甘い匂いがあります。
あの匂いの元は、餅ではなく葉です。
桜の葉にはクマリンという天然の芳香成分が含まれていて、塩漬けにするとあの独特の甘い匂いがするのです。
なので、桜餅に使う桜の葉は塩漬けにするのがおすすめです。
①水洗い
桜の葉を水で軽く洗います。
②湯通し
ボウルに桜の葉を並べて、熱湯を注ぎます。
③脱水
直ぐに熱湯を捨てて、冷水で冷まして水を切ります。
④塩漬けの準備
バットに桜の葉を並べて、塩をかけます。
葉を重ねる時は、1段ずつ塩をかけていき最後も塩をかける様にしましょう。
⑤塩漬け
蓋をして重しを乗せて、ビニール袋で包んで密封します。
そのまま、冷蔵庫や涼しい場所に2・3日置いておきます。
⑦仕上げ
蓋と重しを取って、濃い緑色に変わるまで漬けます。
桜餅の葉っぱに裏表はある?
桜の葉に限らず、葉には裏表(背軸面・向軸面)がある場合が多いです。
何故なら、表と裏とで外見や内部構造などが違うからです。
裏(背軸面) の方が葉脈が見えやすいので、桜餅に使う時はそちらを表にして巻いた方が見た目の良いアクセントになります。
【桜の花で色を付ける方法】
●材料
桜の花・水・レモン汁・砂糖
●作り方
①鍋に桜の花・水・レモン汁・砂糖を入れて、ゆっくり煮詰める。
②煮汁に少しとろみが出てきたら、保存容器に移す。
この煮汁を使えば、食紅を使わずに綺麗なピンク色の桜餅が作れます。
桜の種類によって色が変わってくるので、綺麗なピンク色にしたいなら染井吉野・寒緋桜などがおすすめです。
桜餅の葉っぱは食べる?
桜餅の葉は、食べる人と食べない人が居ますよね。
●食べる人の主な理由
・葉っぱが美味しいから
・しょっぱい葉っぱと甘い餡の組み合わせが好きだから
・剥がしにくいから
・食べられるから
●食べない人の主な理由
・美味しくないから
・筋が食べにくいから
・しょっぱいから
・葉っぱは食べたくないから
・葉っぱは飾りだから
結論から書くと、食べても食べなくても自由です。
桜の葉は香りを付けたり乾燥を防ぐ為に巻いているので、食べる時に剥がしても良いのです。
ただ、食べない人の理由に『クマリンには肝毒性があるから』というのがあります。
確かに、クマリンには肝毒性や腎毒性があります。
しかし、それは過剰摂取した場合のみです。
桜餅を葉ごと日常的に大量に食べるなら兎も角、数個程度なら気にしなくても大丈夫です。
※クマリンは、香料の成分や香り付けの食品添加物としての使用が認可されています。
桜餅の葉っぱに栄養はある?
桜の葉には、これといった栄養はありません。
ただ、先程から名前の挙がっているクマリンは含まれています。
「じゃあ、デメリットしかないの!?」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
クマリンはポリフェノールの一種なので抗菌作用があって、血流改善・むくみ解消などの効果が期待出来ます。
そもそも、クマリンはグレープフルーツやみかんなどの果物や野菜にも含まれている身近な成分です。
一度に大量に摂取しない限りは、避ける様な成分ではありません。
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