もくじ
賞味期限切れのガムシロップは食べられる?
先ず、賞味期限の意味を確認しておきましょう。
賞味期限とは『未開封の状態+適した方法で保存していた場合に、品質が変化せずに美味しく食べられる期限。』です。
なので、賞味期限が切れたからといって食べられなくなるという訳ではありません。
ネットで調べてみると、賞味期限から2~6ヶ月程度なら大丈夫だそうです。
とはいえ、実際に食べられるかどうかは実物の状態を確認してみないと分かりません。
この記事の後半に腐ったガムシロップの特徴を記載しているので、参考にしてください。
【ガムシロップの雑学①】
ガムシロップの名前の由来を知っていますか?
今は違いますが、元々のガムシロップは砂糖と水にアラビアガムという木の樹液を加えて煮詰めた物でした。
このアラビアガムから取って、ガムシロップと呼ばれる様になりました。
ガムシロップの賞味期限はどのくらい?
ガムシロップは、簡単に作る事が出来ます。
●材料
砂糖・水
●作り方
①砂糖と水を耐熱容器に入れて混ぜ合わせる。
②電子レンジで温める。
③砂糖が見えなくなっていれば完成。
手作りのガムシロップの賞味期限は、一般的に短くて約1週間で長くて約1年と言われています。
これだけ差が出るのは、使う砂糖の量が関係しています。
何故なら、砂糖には菌の増殖を抑えて保存性を高めるという効果があるからです。
【ガムシロップの雑学②】
コーヒーの場合、アイスコーヒーにはガムシロップでホットコーヒーには砂糖というのが一般的です。
砂糖は冷たいと溶けないのでアイスコーヒーに使われないのは分かりますが、ガムシロップがホットコーヒーに使われない理由は分かりますか?
実は、ガムシロップは熱いと甘みを感じにくくなるタイプの糖で作られています。
なので、しっかりした甘みを感じるまで入れると砂糖より量が多くなってしまいます。
そうなると、糖分やカロリーなどを余分に摂取する事になってしまいます。
黄色くなっているガムシロップは、賞味期限に関係無く使わない方が良い?
●腐っているガムシロップの特徴
・酸っぱい臭いがする
・黄色く変色している
こうなってしまっているガムシロップは、食べない方が賢明です。
直射日光や高温の所為で腐っている訳ではないのに黄色く変色する事もある様ですが、直射日光や高温の影響を受けている時点で適切な方法で保存出来ていないという事なので、品質が変化している可能性が高いです。
賞味期限が切れていないなら兎も角、賞味期限が切れているなら捨てた方が良いでしょう。
『捨てるのは勿体ない・・。』と思う人も居るかもしれませんが、残念ながら食用以外の使い道は特にありません。
あるとすれば、シャボン玉を作る時の石鹸液に混ぜるくらいです。
ガムシロップを混ぜる事で、アラビアガムの作用で壊れにくいシャボン玉が作れる様になるのです。
しかし、昨今ではアラビアガムを含まないガムシロップ(正しくはシュガーシロップ)が多いので、役に立たない知識かもしれません。
こんな色のガムシロップは、賞味期限に関係無く使わない方が良い!
黄色くなっている以外にも、茶色くなっているガムシロップも食べない方が賢明です。
ネットには、茶色くなったガムシロップを食べて翌日に会社を休んだという人の話があります。
どんな食べ物でも、変色している場合は基本的に食べない方が良いと思っておきましょう。
【ガムシロップの雑学③】
アイスコーヒーにガムシロップとミルクを入れる場合、どちらを先に入れる方が良いのでしょうか?
「どっちでも一緒じゃないの?」と思う人も居るかもしれませんが、味が少し変わります。
先に入れるのは、ミルクがおすすめです。
ガムシロップは時間が経つと沈んでしまうので、後に入れて混ぜた方が全体を均一な甘さにする事が出来ます。
味に拘る人は、是非ミルクから入れてみてください。
コンビニやスーパーに売っているガムシロップの賞味期限は?
市販のガムシロップの賞味期限は約1年ですが、適切な方法で保存しておかないと賞味期限より前に傷んでしまうかもしれません。
・常温で保存する
・直射日光を避ける
※詳しくはパッケージを確認してください。
【ガムシロップの雑学④】
市販のガムシロップを開けた時に、中のシロップが飛んでしまう事がありますよね。
これを防ぐ、簡単な方法があります。
先ず、ガムシロップの容器の先の三角形の部分を切り取ります。
そして、それを蓋に突き刺して穴を開けます。
こうすると容器の中の圧力と外の気圧が等しくなるので、ガムシロップが飛ばなくなります。
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