もくじ
収入印紙はどこで買える?
「領収書には、印紙を忘れないでくださいね。」・・こう言われたら、何をすれば良いのか分かりますか?
印紙という言葉は知っていても、意味まで知らないという人も多いと思います。
いざという時に慌てない様に、印紙について勉強しておきましょう。
印紙とは、収入印紙の略です。
収入印紙は課税文書と呼ばれる書類に貼る物で、課税文書の一例が領収書です。
では、収入印紙が必要な理由は何でしょうか?
収入印紙は税金を表していて、収入印紙を領収書に貼る事で納税しているという事になるのです。
「収入印紙の意味は分かったけど、何処で手に入れれば良いの?」と思う人も居るでしょう。
詳しくは、次項から説明します。
収入印紙はコンビニでも買える?
収入印紙は、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップなどのコンビニで買えます。
コンビニで買う場合は、レジで店員さんに伝えましょう。
電子マネーで買うと、割引を受けられる事があります。
*すべてのコンビニで電子マネーで購入できるわけではありません。
セブンイレブンはナナコカードで支払いができます。
そのため、クレジットカードからチャージすればクレジットカードのポイントもつきます。
クレジットカードで収入印紙を直接購入することはできません。
ローソンも収入印紙は置いてありますが、こちらは現金のみとなります。
コンビニなら近所にある可能性が高いですし曜日や時間を気にせずに買いに行けるので便利ですが、注意点があります。
①全ての店舗に置いている訳ではない
事前に確認するのをおすすめします。
②店員さんが間違える
収入印紙をコンビニで買う人は少ないので、慣れていない店員さんが切手と間違える可能性があります。
③置いてある額面が限られている
収入印紙は1円から10万円まで様々な額面の物がありますが、コンビニでは200円の物しか買えないと思ってください。
200円以上の額面が必要な場合は200円の物を数枚貼れば代用出来ますが、ビジネスマナーの観点では完全にアウトです。
収入印紙は郵便局でも買える?
収入印紙は、郵便局でも買えます。
郵便局なら、全ての額面がほぼ確実に買えます。
●収入印紙の額面一覧:1円・2円・5円・10円・20円・30円・40円・50円・60円・80円・100円・120円・200円・300円・400円・500円・600円・1000円・2000円・3000円・4000円・5000円・6000円・8000円・10000円・20000円・30000円・40000円・50000円・60000円・100000円
200円以上の額面の物が欲しい場合や確実に手に入れたい場合などは、平日の日中に大きな郵便局に行きましょう。
郵便局で買う場合は、窓口で局員さんに伝えましょう。
収入印紙の領収書への貼り方
「領収書に貼ろうと思って買ってきたけど、貼る所が分からない・・。」という人も多いでしょう。
収入印紙の貼り付け位置は、指定されていない場合は特に決まっていません。
右下に貼るのが一般的ですが、基本的に何処に貼っても大丈夫です。
重要なのは、貼り付け位置よりも割り印です。
割り印は、課税文書と収入印紙が使用済みである事を示す印です。
割り印は非常に重要視されているので、正しく押されていなかったり押し忘れているだけで罰則として過怠税が科せられます。
過怠税が科せられると、納める筈だった金額と同額の金額を納めなければいけなくなります。
割り印はサインでも印鑑でも良いですが、必ず領収書と収入印紙にかかる様にしてください。
サインの場合、鉛筆や消えるボールペンでは無効になるので注意しましょう。
割り印をする位置は特に決まっていませんが、右横と右下が一般的です。
収入印紙が必要なもの
収入印紙は、課税文書に課せられる税金(印紙税)を納める証書です。
※印紙税とは、特定の書類のやり取りに対して課せられる税金です。
課税文書という言葉では分かりづらいかもしれませんが、具体的には領収書・契約書・約束手形・為替手形などの事です。
※詳しくは、国税庁が発行する印紙税額一覧表を確認してみてください。
これらの書類には、収入印紙を必ず貼らなくてはいけません。
貼らなかった場合は印紙税を納めなかった事になるので、罰則として過怠税が科せられます。
過怠税が科せられると、納める筈だった金額の3倍の金額を納めなければいけなくなります。
注意しましょう。
コメント