もくじ
クッキングシートの代用で、電子レンジで使えるのは?
料理をする人なら、クッキングシートを使う事も多いでしょう。
クッキングシートは表面がシリコンやテフロンでコーティングされていて光沢があるので、食材や生地が張り付きにくいのが特徴です。
なので、オーブンの天板やフライパンなどに敷いて食材や生地が張り付くのを防ぐ目的で使う人が多いと思います。
また、水を通さずに水蒸気を通すという特徴もあるので、蒸し料理を作る時に使う人も多いでしょう。
様々な使い道があるので、料理の途中で「クッキングシートが無い!」となったら不便ですよね。
そんな時は、家にある物で代用しましょう。
●クッキングシートの代用品
①コピー用紙
表面が滑らかなので、代わりとして使えます。
②チラシ
コピー用紙と同じで、表面が滑らかなら代わりとして使えます。
ただ、高温になると印刷物のインクが溶け出して有害物質が食材や生地に移ってしまう可能性があるので、何も印刷されていない裏面を使ってください。
クッキングシートの代用で、オーブンで使えるのは?
前項からの続きで、クッキングシートの代用品を紹介します。
③アルミホイル
電子レンジでもオーブンでもフライパンでも使える代用品が多いですが、アルミホイルは電子レンジでは使えません。
アルミホイルに限らず、金属は使えません。
電子レンジは、マグネトロンという真空管からマイクロ波と呼ばれる電波を発生させています。
このマイクロ波が食材や飲料などの水分子を激しく振動させる事で、熱が発生して温まるというメカニズムです。
金属の表面には自由に動ける電子が沢山あって、この電子がマイクロ波の振動によって激しく動き回ります。
激しく動き回り過ぎた電子が空中に飛び出して他の物体に飛び移る時に、火花が散る事があります。
これが放電です。
また、金属には電波を反射させる性質があります。
金属がマイクロ波を反射してマグネトロンに電波が戻ってくると、急激な温度上昇が起きます。
これらは、電子レンジの故障の原因になる可能性があります。
※使い方を工夫すれば電子レンジでもアルミホイルは使えますが、基本的には使わない様にしましょう。
クッキングシートの代用で、フライパンで使えるのは?
前項からの続きで、クッキングシートの代用品を紹介します。
④フライパン用アルミホイル
名前の通り、フライパンに敷いて使うアルミホイルです。
表面がシリコーンでコーティングされているので、食材や生地が張り付きにくいのが特徴です。
●メリット
・グリルやフライパンを楽に洗える
フライパン用アルミホイルは、水や油を通さない上に丈夫です。
なので、グリルの下に落ちた油やフライパンにこびりついた焦げを洗う手間が省けます。
汚れる頻度が減るので、グリルやフライパンが長持ちします。
・ノンオイルで調理が出来る
表面がコーティングされて滑らかになっているので、油を引く必要がありません。
なので、油を控えたヘルシーな料理を作る事が出来ます。
●デメリット
・価格が高い
普通のアルミホイルより高いです。
ただ、洗う手間やフライパンの買い替えなどが減る事を考えると、逆にお得かもしれません。
クッキングシートの代用で、ケーキを作る時におすすめなのは?
前項からの続きで、クッキングシートの代用品を紹介します。
⑤書道半紙
コピー用紙やチラシに比べると家にある可能性は低いかもしれませんが、代わりとして使えます。
⑥バター
ケーキやパンの型に敷くクッキングシートの代わりを探しているなら、バターが使えます。
先ず、型にバターを塗ります。
それから、小麦粉をふるいます。
最後に、余分な粉を落とします。
バターだけでなく、マーガリンも代わりとして使えます。
スプレー油を使っても良いです。
スプレー式なので、凹凸のある型や小さい型などに使用すると便利です。
クッキングシートの代用で、飴を作る時におすすめなのは?
前項からの続きで、クッキングシートの代用品を紹介します。
⑦アルミカップ
アルミホイルだけでなく、アルミカップも使えます。
勿論、アルミトレイやアルミのお弁当箱も代わりとして使えます。
⑧葉物野菜
蒸し料理を作る時に敷くクッキングシートの代わりを探しているなら、葉物野菜が使えます。
レタスや白菜やキャベツなどを敷くと、そのまま食べられますし彩りが豊かになるので一石二鳥です。
最後に余談ですが、ワックスペーパーはクッキングシートの代用品としては使えません。
主にお菓子のラッピングやお弁当の仕切りに使うワックスペーパーは、クッキングシートと違って耐熱性がありません。
なので、電子レンジやオーブンやフライパンには使えないのです。
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