好きなことを仕事にする人の割合は？辛い時の対処と楽しいと思える方法

「好きなことを仕事にする」
生活の大半を占めるのは仕事なので
そんな人生が送れたらなと
思う人は多いかもしれません。

今回は、実際に
好きなことを仕事にしている人は
どれぐらいいるのかを中心に
ご紹介していきます。

また、好きな仕事が
辛いと感じた時の対処法や
楽しいと思えるような方法も
合わせて説明いたします。

好きなことを仕事にする人の割合は？

毎年様々な媒体で
「好きなことを仕事にしている人の割合」
について調査が行われています。

年によって割合は異なりますが
純粋に好きなことを
仕事にしている人は
全体のおよそ6％ほどです。

反対に
やりたくない仕事をしていると
感じている人は
全体の70%の高い割合です。

これは仕事に対して
「仕事は仕事」
として割り切っている人が
日本には多い結果とされています。

では好きなことを仕事にして
お金を稼げば
楽しく過ごせるのでは？
と思う人も多いと思います。

しかし
好きなことを仕事にするには
実はハードルが高いのが現実です。

例えば
「絵が好き」
「何かを作るのが好き」
だとします。

そして
自分の描いた絵や
ハンドメイドで制作したものを
販売します。

仮に販売ができても
それで生計を立てられるまでには
多くの時間を費やすことになります。

つまり
自分の好きなことを
仕事として成立させることは
難しいと考えている人が多いのです。

好きなことが辛い時と感じた際の対処法

好きなことを仕事として始めても
失敗や挫折などがあると
「辛いな」
と感じてしまうことはあります。

例えば
・始めてみたけど思ってたのと違った
・収入がなかなか伸びない
などです。

まず
好きなことに対し
「憧れ」
から入って始める場合です。

憧れで始めることも
一つの考えではありますが
憧れだけでは失敗することも
予め覚えておきましょう。

せっかく仕事を始めても
「思っていたのと違った」
「仕事としては好きではなかった」
と後から気づくことがあるからです。

例えばアパレルのお店が好きで
事務職から
アパレルショップ店員に
転職をしたとします。

お客さんとしては
楽しい時間を過ごせていたけど
お店側となった場合
ハードな仕事で大変な思いをした。

実は好きではなかった
前職の方が
自分には向いていたのかなと
気づいてしまうケースも多いです。

自分に向いてる仕事と
好きなことを仕事にすることは
別物と考えておくことが
重要と言えます。

次に
好きなことを仕事にした時点で
「たくさん稼げる」
と考えるのはやめた方が良いでしょう。

決して稼ごうと思う事が
悪いことではありませんが
稼げない現実に直面してしまうと
大きくモチベーションが下がってしまいます。

あくまでも
「ゆくゆくは稼げたら・・・」
ぐらいの気持ちでいた方が
肩の力を抜いて取り組めるでしょう。

仕事を楽しいと思える方法

好きなことを仕事にしているからこそ
楽しいと感じることは
たくさんあるかと思います。

「好き」
というポジティブな気持ちがあるから
仕事に対して前向きになったり
学ぶ意欲も増えてきます。

仕事に注ぐ時間や労力も
他の人に比べると
数倍の差があり
それを苦と感じません。

寝食よりも仕事優先
プライベートよりも仕事
仕事においてストレスは
ほぼ感じないことが多いです。

つまり
仕事を仕事と捉えず
「趣味の延長線」
として考える人が多いといえます。

「好きこそものの上手なれ」
といったことわざ通り
好きなものに対して
熱量をもって取り組めます。

その熱量こそが
仕事を楽しいと思える
一番の原動力と言えます。

好きなことをするために転職する

好きなことを仕事として
本格的に始めたい人は
その分野への転職も
一つの方法です。

転職として始めるにあたり
仕事にしたい好きなことの
ビジネスモデルを
しっかり把握することが大事です。

また、好きなことに対し
単なる憧れで終わらせてしまうと
転職に失敗する恐れがあります。

好きなことに関わる
資格取得や年収、キャリアなどを
具体的にイメージしていく様にしてください。

その中で
好きなことは自分に
仕事として向いているのか
向いていないのかを見極めましょう。

どうしても好きが先行し
働く上でのリスクや
デメリットの把握が
しにくい場合があります。

その様な場合は
転職サイトや転職エージェントなどの
第三者を介してみると良いでしょう。

応募したい企業で働いた場合の
メリットとデメリットを
具体的に知る事ができ
入社後のミスマッチを防げます。

好きなことを副業として始める

好きなことを仕事にする
最も早い方法として
副業が挙げられます。

副業は本業と違い
クラウドソーシングなどを通じて
すぐに始められるため
比較的始めやすいことで人気です。

実際にやってみることで
「好きを仕事にすること」
がどういうことなのか
肌で感じる事ができます。

実際、好きなことを
副業として仕事している人は
ここ数年でかなり増えていて
国や会社も推進しています。

初めのころは
あまり稼げないかもしれませんが
実績を重ねていくと
収入ややりがいは上がっていきます。

好きなことを仕事にすることで
将来への不安を
少しでも解消させる
きっかけにも繋がります。

まとめ

好きなことを仕事にする人は
世間的には少なく
収入面への不安などの
ハードルがあります。

しかし
好きなことだからこそ
「好きな気持ち」
が、大きな支えとなります。

ただし
好きなことを仕事にすることは
時には向いていない場合も
あることを覚えておきましょう。

そのような場合は
趣味として留めておくか
副業として始めてみることを
おすすめします。