「せっかく内定がもらえたのに気が進まない…」
「内定を辞退したいけど迷っている…」
「電話では伝えにくいからメールで済ませたい!」
転職活動をしたことがある人なら
この気持ちがとても良く分かるでしょう。
では、実際のところ
どう判断したらいいのか。
辞退する時のマナーなど一緒に考えていきましょう。
もくじ
後悔しないために
内定は出たけど
本当にこの会社でいいのか?と悩んでる
もしくは
内定承諾をしたけど後悔していませんか?
転職活動中に後悔する原因としては、
・「どこでもいいから内定がほしい」という焦りから
給与や待遇などをきちんと確認せず
面接を受けてしまった
・希望の職種や条件では無かったが
転職エージェントに勧められたから
とりあえず面接を受けてしまった。
というものが多く上げられます。
多くの企業では
面接時に詳細を説明しないこともあるでしょう。
募集要項にも
「○○の業務に関わることなど」
と書かれており
実はこの「など」に複雑な業務が含まれていたり…
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、
転職エージェントを通じて詳細を確認したり
企業から受け取る労働条件通知書にきちんと目を通し
疑問があれば採用担当者に確認するなどしておきましょう。
辞退の申し出はいつまで?
内定の辞退は出来るだけ早く連絡をしましょう。
なぜなら、あなたの辞退により
企業側は代わりの人材を募集しなければならないからです。
できれば2~3日中に、
長くても1週間以内には辞退について連絡を入れましょう。
企業側も時間や費用をかけて求人をかけているわけですから
必要であれば他の人に内定通知を出したり
一からまた募集をかけなければならない事もあるでしょう。
自分の都合もあると思いますが
面接の場を設けてくれた企業側の都合も
考えて行動をしてみましょう。
保留1カ月
基本的には1週間以内に返事をしなければいけませんが
場合によってはもっと待ってもらえるかもしれません。
保留にしたい理由は何でしょうか?
例えば…
・他社も受けており
そちらの内定通知が来るのがもう少し先だった場合
・他にも内定をもらっており
どこにしようか迷っているから
今すぐに返答することが
難しい場合だってありますよね。
内定を保留にしてほしい場合は
いつまで待って欲しいのか期日を伝え
正直に理由も話しましょう。
誠意ある行動をすれば
悪い印象を与えずに済む可能性が上がります。
ただし、企業によっては
今すぐに人材がほしいというところもあるでしょう。
そうした場合は
その場で内定自体を取り消されることもあるかもしれません。
念のため、その覚悟もしておきましょう。
メールでの返信はOK?
基本問題はありません。
ただし、辞退することを決めたら
なるべく早く担当者に伝えてください。
電話だと緊張して
自分の思ってることが伝えられなかった
ということもあるでしょう。
または、担当者が離席していて
折り返しの電話をもらうという
手間をかけてしまうこともあるでしょう。
その点
メールでは落ち着いて文章作成ができ
相手の時間を奪うこともないメリットがあります。
メールでも電話で伝える時と同様に、
内定を頂いたことに対する”お礼”と
辞退することになった”お詫び”を忘れずに伝えてください。
また、辞退することに至った理由も
正直に伝えましょう。
辞退しようか迷う
あなたが内定を辞退しようか迷っている
その原因はなんでしょうか?
・今の会社(所謂ブラック企業)よりは
いい環境かもしれない…
・待遇や条件、仕事内容に気になる点がある…
・これを断ったら
この先もう内定をもらえないかもしれない…
このような思いから
迷っているのでは無いでしょうか?
内定後に迷ったら
次のことをやってみてください。
①あなたの「転職理由」は何ですか?
これは企業面接の際にも
聞かれる事かと思いますが
もう一度振り返ってみましょう。
なぜ転職しようと思ったのか
その経緯を思い出してみてください。
②誰かに相談してみる
自分以外の第三者の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
また違った目線からの
アドバイスをもらえるかもしれません。
③一社だけで判断しない
転職活動をする方は
複数社受ける人が多いと思いますが
決して一社だけの内定で判断しないでください。
比較対象が無い場合
正しい判断が出来なくなる可能性があるからです。
もし、内定通知期間にズレがあった場合
足並みを揃えるためにも
返答を保留してもらえるか交渉してみましょう。
まとめ
基本的には、一度承諾した後の内定の辞退はNGです。
しかし、あなたが考え抜いた結果の辞退であれば
その判断は間違ってはいないハズです。
就業後に後悔しないためにも、
企業の採用担当者
もしくは転職エージェントの担当のアドバイザーに
内定辞退の旨をはっきりと伝えましょう。
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