もくじ
忘年会の挨拶の例文
12月に入ると、忘年会が開催される事が多いですよね。
(今は、混雑を避ける為に11月に開催される事も多い様ですが。)
ここで忘れてはいけないのが、挨拶です。
最初に、司会者・幹事が開催を宣言しましょう。
●一例:それではこれより、○○の忘年会を執り行います。
場合によっては、もう少し軽い感じでも良いでしょう。
●一例:それではこれより、○○の忘年会を始めます。
そして、簡単な挨拶や乾杯の音頭を始めましょう。
●一例:先ず初めに、△△部長より一言ご挨拶をいただきます。
●一例:先ず初めに、△△部長に乾杯の音頭をお願いしたいと思います。 各自、グラスのご用意をお願いします。
※ここで挨拶や乾杯の音頭をする人は状況によって変わるので、詳細は次項『忘年会の挨拶の順番は?』で書いていきます。
忘年会の挨拶の順番は?
一般的なのは、最初の挨拶は軽く済ませる→最後に出席者の中で最も上の立場の人が締めの挨拶をする、という流れです。
なので、最初の挨拶は出席者の中で2番目に上の立場の人が適任でしょう。
しかし、最初の挨拶を出席者の中で最も上の立場の人や司会者・幹事がする場合もあります。
挨拶の順番については、上司や先輩の指示に従うのが良いでしょう。
【忘年会の意味】
『年を忘れる』という字の通り、今年1年間の苦労や面倒事などを忘れて新しい気持ちで新年を迎える、という趣旨の飲み会や食事会です。
これが本来の意味ですが、職場やサークルなどの仲間が集まる口実にされている事も多い様です。
忘年会の挨拶で、司会者・幹事が言う事は?
司会者・幹事は忘年会を進行させる立場なので、挨拶や乾杯の音頭をする人を紹介なども必要になってきます。
表彰や余興などがある場合は、場の空気を読んで開始の挨拶をしなければいけません。
●一例:皆さんのお腹も落ち着いた頃だと思いますので、この辺りで本年度の表彰に移りたいと思います。
●一例:大変お待たせいたしました。 これより、恒例の余興に参りたいと思います。
余興には賞品が付き物です。
目玉賞品があるなら、ここで発表すると盛り上がるでしょう。
●余興の例:カラオケ・ビンゴゲーム・演芸・漫才・マジック など
また、新人が司会者・幹事をする事もあります。
新入社員が幹事をする会社や新入生が司会者をするサークルなどは、珍しくありません。
なので、新人の皆さんは上司や先輩などから情報を入手しておきましょう。
忘年会の挨拶で、乾杯の時に言う事は?
乾杯の時は、今年1年間を振り返った感想を簡単に述べたり、今回の会の目的を話したりします。
●一例:皆さん、今年もお疲れ様でした。 今年は原油高・原料高・国内消費不振などの厳しい環境の中、全員が一丸となって本当に頑張ったと思います。 今夜は仕事を忘れて、大いに飲んで食べて楽しんで日頃の疲れを癒してください。 それでは、乾杯の音頭を取らせていただきます。 ◇◇の更なる発展を願いまして、乾杯!
【忘年会の由来】
特定はされていませんが、上流階級の人達が集まって和歌を一晩中詠んだ『としわすれ』という鎌倉時代の行事が起源だと言われています。
今の忘年会の様な賑やかで楽しい飲み会ではなく、静かで厳かな年中行事だったのが分かりますね。
忘年会の挨拶で、締めの言葉は?
先ず労いの言葉を述べてから、最後の挨拶をしましょう。
●例:皆さん、一年間お疲れ様でした。 当社を取り巻く環境が厳しさを増す中、全員が一丸となって本当に頑張ったと思います。 誰か一人でも欠けていたら、この様な良い結果にはならなかったと思います。 これからも引き続き、力を合わせて目標を達成していきましょう。 来年もどうぞ宜しくお願いします。 今年一年間の皆さんのご功労に敬意を表して、そして◇◇の発展を願いまして、私の締めの挨拶とさせていただきます。 皆さん、本当にお疲れ様でした。
最後に、手締めを行う場合もあります。
手締めとは、行事や取引などが無事に終了した事を感謝する為に行う日本の風習です。
一本締め・三本締めなどの種類があるので、知らない人は調べておくと良いでしょう。
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