もくじ
大学芋の名前の由来は?
皆さんは、サツマイモは好きですか?
私は大好きです。
秋の味覚の代表格であるサツマイモは、美味しい上に栄養満点の食べ物です。
そんなサツマイモの美味しい食べ方の1つに、大学芋があります。
油で揚げたサツマイモに蜂蜜を絡めた、甘い料理です。
大学芋という名前は、大正から昭和にかけて東京の学生街(神田近辺)で大学生が好んで食べていたのが由来と言われています。
また、昭和初期に帝国大学の学生が学費を捻出する為に大学芋を作って売ったという説や大正初期に帝国大学の赤門の前にあった三河屋という芋屋が蜜に絡めた芋を売ったのが大学生の間で広まった説などもあります。
大学芋のタレの作り方
大学芋は、家庭でも簡単に作れます。
ご飯のおかずにもなるので、是非作ってみてください。
●材料
サツマイモ・蜂蜜・醤油・黒ごま・サラダ油
●作り方
①サツマイモを一口大に切る。
切った後で水に浸けておくと、灰汁が抜けて仕上がりの色が綺麗になります。
※栄養が損なわれる可能性があります。
水に浸けた後は、キッチンペーパーで水気を切りましょう。
②サラダ油を引いたフライパンに①を入れて炒める。
③熱が通ったら蜂蜜・醤油・黒ごまを加えて更に炒める。
④全体に蜜を絡ませる。
これで完成です。
簡単ですよね。
最後にきな粉や粉末抹茶などを加えても美味しいですよ。
大学芋をカリカリに作るには?
大学芋はカリカリとした食感が魅力の1つですが、作ってから時間が経つとしっとりとした食感になってしまいます。
ですが、一手間かけるだけでカリカリ食感は長持ちします。
●材料
サツマイモ・水・砂糖・水飴・黒ごま・サラダ油
●作り方
①サツマイモを一口大に切る。
切った後で水に浸けておくと、灰汁が抜けて仕上がりの色が綺麗になります。
※栄養が損なわれる可能性があります。
水に浸けた後は、キッチンペーパーで水気を切りましょう。
②常温の揚げ油を注いだ天ぷら鍋に①を入れて揚げる。
③フライパンに水・砂糖・水飴・サラダ油を入れて炒める。
④火が通ったら②と黒ごまを入れて更に炒める。
⑤全体に蜜を絡ませる。
⑥網や菜箸などで芋を拾って冷水に落とす。
⑦ざるに移して水気を切る。
これで、時間が経ってもカリカリとした大学芋を味わえます。
大学芋のカロリーは?
サツマイモのカロリーは、100gで約132kcalです。
大学芋はサツマイモに蜂蜜や砂糖や水飴を加えるので、カロリーは100gで約231kcalになります。
100gのジャガイモのカロリーが約72kcalで、100gのポテトサラダのカロリーが約122kcalなので、大学芋はカロリーが高いです。
とはいえ、=太るという訳ではありません。
サツマイモはダイエットに効果的な成分が豊富に含まれているので、工夫して食べればダイエット効果が期待出来ます。
・カリウム/むくみ解消
体内の老廃物や余分なナトリウムを体外に排出してくれます。
・クロロゲン/脂肪燃焼
クロロゲン酸は、ポリフェノールの一種です。
糖質を分解する酵素を阻害する働きがあるので、糖質の吸収を穏やかにしてくれます。
これらの成分は皮に多く含まれているので、サツマイモは皮ごと食べるのがおすすめです。
冷凍食品の大学芋のおすすめ
【大学いも】ニッスイ/140g
さつまいものほっくりとした食感と甘みが楽しめます。
塩で引き立てられた甘みが特徴です。
最後に、サツマイモに含まれる主な栄養素を紹介しておきます。
・ビタミンC
熱に弱いとされている成分ですが、さつまいもに含まれるビタミンCはデンプンに保護されているので熱に強く、加熱しても壊れにくいと言われています。
ビタミンCには抗酸化作用があるので、シミやソバカスを防いで肌を滑らかにしてくれます。
・食物繊維(セルロース)
胃腸の消化酵素の分泌を助けてくれる、水溶性の食物繊維です。
便秘の解消や有害物質の排出といった働きもあります。
・β カロテン
強い抗酸化作用があるので、体の中の活性酵素を消去してくれると言われています。
さつまいもの色が濃ければ濃い程、含有量が高いそうです。
・ヤラピン
胃の粘膜を保護してくれたり腸の動きを促進したりしてくれる、サツマイモ特有の成分です。
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