蛍光灯がチカチカするのは目に悪い?交換してもなる場合は放置する? | 役に立ついいね!情報サイト

蛍光灯がチカチカするのは目に悪い?交換してもなる場合は放置する?

蛍光灯のチカチカは目に悪い?

蛍光灯を長く使っていると、チカチカと点滅する事がありますよね。

よくある事だからと放置してしまうと、視力低下に繋がる可能性が高いです。

人間の目は高性能で光の強弱をしっかりと捉える事が出来るので、蛍光灯の点滅は目に対して余計なストレスを与えてしまいます。

《蛍光灯は常に点滅している?》

実は、蛍光灯は常に光っている訳ではありません。

人間の目では捉える事が出来ない程の早さで、常に点滅しています。

その回数は、東日本では1秒間に100回・西日本では1秒間で120回にもなります。

(東西で差があるのは、電気の周波数が違うからです。)

チカチカと点滅して見えるのは、何らかの原因で電気が正常に流れずに点滅する回数が少なくなっているからです。

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蛍光灯のチカチカを放置すると?

蛍光灯のチカチカを放置すると、どうなるのでしょうか?

結論から書くと、電気の消費量が多くなる可能性があります。

チカチカと点滅しているのは点かない蛍光灯を何度も点けようとしている状態なので、電気代が余計に掛かります。

人によっては、視力低下だけでなく体調不良を引き起こす可能性もあります。

なので、蛍光灯がチカチカしだしたら出来るだけ早く交換するのがおすすめです。

因みに、蛍光灯に余計な負担を掛けない様に使用すれば、チカチカしだすまでの時間を延ばす事が出来ます。

その一例は、蛍光灯のオン/オフを頻繁にしない事です。

節電の為に頻繁に消している人も多いと思いますが、それが原因で電気代よりも高い修理代を支払う事になるかもしれません。

蛍光灯を交換してもチカチカする原因は?

蛍光灯がチカチカする=蛍光灯管の寿命、だと思っている人は多いと思います。

なので、蛍光灯管を交換すれば解決すると思うでしょうが、実際には蛍光灯管を交換しただけでは解決しない事も多いです。

その主な原因は、他のパーツの故障・寿命です。

蛍光灯を使うには、蛍光灯管に電気を流す為のパーツが必要です。

その1つが、グローランプです。

グローランプが故障していたり寿命を迎えていたりすると電気を上手く流す事が出来なくなるので、チカチカの原因になります。

この場合、グローランプを交換する事で解決します。

蛍光灯のチカチカの直し方

チカチカする蛍光灯を直す方法は、前述した蛍光灯管やグローランプの交換だけではありません。

その1つが、安定器の交換です。

安定器は寿命が比較的長いので交換を忘れがちですが、蛍光灯管やグローランプを交換してもチカチカが直らないなら交換してみるのも手です。

ただ、安定器の扱いは素人には難しいので、家電量販店のスタッフといった専門家に相談しましょう。

安定器を交換するなら、ラピッドスタート式やグロースターター式よりインバータ式をおすすめします。

インバータ式は高周波による点灯なので、チカチカしにくいそうです。

蛍光灯のチカチカが原因で火事になる?

蛍光灯は何処にでもありますが、実は火事の原因になる事が少なくありません。

主な原因は、蛍光灯が寿命を迎えている場合や蛍光灯に適合しない直管LEDランプ※を取り付けた場合などです。

照明器具の寿命は、約10年とされています。

長く使用している照明器具は、見た目が変わっていなかったとしても中の部品の劣化によって発熱・発火の危険性を秘めています。

なので、使用中に点滅する・異音や異臭がするなどといった異常を感じた場合は、使用を中止して点検や交換を行ってください。

※直管LEDランプとは?

既存の蛍光灯に設置する事が出来るLEDランプです。

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