もくじ
キエルキンの使い方
ノロウイルスやインフルエンザなどの対策として、キエルキンが注目されています。
キャッチコピーの『赤ちゃんの哺乳瓶からお父さんの枕まで』の通り、色々な物に使える安心・安全な除菌消臭剤です。
●キエルキンの主な使い方
①手の除菌
手に吹き掛けて、馴染ませる。
②まな板・包丁などの除菌
まな板・包丁などに吹き掛けて、水洗いする。
③テーブル・ドアノブ・冷蔵庫などの除菌
テーブル・ドアノブ・冷蔵庫などに吹き掛けて、布で拭き取る。
④靴・排水溝・トイレ・ペットシートなどの除菌消臭
靴・排水溝・トイレ・ペットシートなどに吹き掛ける。
キエルキンの成分
キエルキンの成分は、純水と次亜塩素酸です。
次亜塩素酸は、体内に入り込んだ菌やウイルスなどを分解する為に白血球が作り出す物質です。
白血球には、体内に入り込んだ異物を取り込む貧食作用という働きがあります。
この時に、次亜塩素酸を作り出して酸化分解・無害化します。
キエルキンの働きは、人間が持つ免疫メカニズムと同じなのです。
更に、素肌と同じ弱酸性です。
なので、手や足などに直で使っても荒れたりしませんし、肌の弱い赤ちゃんにも使えるのです。
分解反応後は水に戻るので、他の除菌消臭剤と違って残留物が残らないのも高ポイントです。
キエルキンの効果的な使い方
キエルキンは、非常に汎用性が高いです。
そこで、意外に思われるかもしれない使い方を2つ紹介します。
①歯ブラシに使う。
口内には、雑菌が存在しています。
それが歯ブラシに付着すると、そこで繁殖してしまいます。
使い捨てや使い古した歯ブラシなら替えれば済む話ですが、そうでないなら頻繁には替えられませんよね。
そこで、キエルキンの出番です。
使用後の歯ブラシに吹き掛けて乾燥させてください。
この一手間だけで、虫歯・歯周病・インフルエンザなどのリスクが軽減します。
②花瓶の水に使う。
花瓶の水は、時間が経つと雑菌が繁殖して汚れて濁ってしまいます。
汚れて濁った水を花が吸い込むと、茎の切り口に雑菌が詰まって花が傷みやすくなります。
花を長持ちさせるには水の取り替えは出来るだけ毎日する必要があるのですが、そんなに替えられない場合もあるでしょう。
そこで、キエルキンの出番です。
水と一緒に花瓶に注ぎ入れましょう。
この一手間だけで、水が汚れにくくなります。
効果なし!?キエルキンの間違った使い方と保管方法
キエルキンは非常に便利ですが、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。
・汚れた場所に使う。
キエルキンには除菌消臭の効果がありますが、石鹸や洗剤の様な洗浄効果はありません。
なので、何処に使うにしても汚れを綺麗にしてからでないといけません。
・使用量が少ない。
効果を感じない場合は、少しずつ使用量を増やしてみてください。
・直射日光の当たる場所や高温になる場所で保管する。
キエルキンは光や熱に弱い性質なので、冷暗所で保管しましょう。
・3ヶ月以上保管する。
3ヶ月が経過しても除菌消臭の効果が0になる訳ではありませんが、塩素濃度が大きく低下している可能性があります。
公式サイトでは、冷暗所で保管して3ヶ月以内に使い切るのを推奨しています。
キエルキンを加湿器に入れて、部屋中の除菌消臭を!
「冬は加湿器が必需品!」という人は多いと思いますが、手入れを怠るとタンクや機器内で菌類が繁殖してしまいます。
なので、水を補充する時に殺菌剤も一緒に入れるのが効果的です。
しかし、殺菌剤なら何でも良いという訳ではありません。
韓国で、後に【加湿器殺菌剤事件】と呼ばれる大事件がありました。
オキシー・サクサクという殺菌剤に含まれるポリヘキサメチレングアニジン(PHMG)によって、妊婦や子どもなどの死亡が相次いだのです。
加湿器の蒸気と一緒に空気中に飛散したPHMGを人が吸い込むと、主に肺の線維化・炎症を引き起こします。
それによって肺の収縮・拡大が妨げられて呼吸困難に陥り、最悪の場合は死に至ります。
2016年末までに政府機関に寄せられた被害者数は、死者1006人・負傷者4306人だそうです。
こんな大惨事を繰り返さない為にも、殺菌剤の成分に注意しましょう。
キエルキンは人間が体内で作り出す次亜塩素酸と水が成分なので、口に入ったとしても害はありません。
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