もくじ
ミートローフって何?
皆さんは、ミートローフを知っていますか?
ミートローフは、挽き肉の塊を使った料理です。
牛の挽き肉に炒めた玉葱のみじん切りを混ぜた後、成型のつなぎとして卵やパン粉などを加え、塩や胡椒などで味付けしてから練り混ぜ、長方形のミートローフ型に詰めてオーブンで焼き上げます。
ローフは古英語のパンが語源で、塊という意味があるので、長方形のパン形状の塊をオーブンで焼く事をローフと呼ぶ様になったと言われています。
現在では、豚やラムの挽き肉を使ったり、円筒の型を使ったり、燻製や直火焼きにしたり、様々な材料や調理法で作られています。
他にも、豆類・野菜類・キノコ類を加えたり、表面にマッシュポテトを塗ったり、内部にゆで卵を入れたり、多様なアレンジがされています。
焼き上がった後は、好みの厚さに切ってグレイビーソースやケチャップをかけて食べるのが一般的です。
ミートローフとハンバーグの違いって?
上記の材料を見て、「ハンバーグと似た様な料理?」と思った方も居ると思います。
確かに、材料はハンバーグと同じです。
《ミートローフとハンバーグの基本的な違い》
●形
ミートローフは長方形で、ハンバーグは楕円形や円形です。
●調理法
ミートローフはオーブンを使い、ハンバーグはフライパンを使います。
●食べ方
ミートローフは好みの厚さに切り分けて食べ、ハンバーグは一口大に切って食べます。
これらの違いによって味や食感が違ってくるのですが、先程書いた様にミートローフでも円形でフライパンを使う場合もあるので、「ミートローフを作っていたつもりが、ハンバーグになってた・・。」という事もあるそうです。
因みに、起源も違います。
ミートローフはアメリカで、ハンバーグはドイツだと言われています。
ミートローフを失敗しないコツ!
ミートローフの基本的な作り方を、コツを交えながら詳しく書いていきます。
●材料 合い挽き肉・玉葱・パン粉・牛乳・塩・胡椒
●作り方
①ボウルに材料を全て入れ、よく混ぜ合わせる。
!コツ!
後で成形がしやすいので、粘り気が出るまでしっかり混ぜましょう。
②型に①を詰めていく。
!コツ!
型はパウンドケーキの型や自作の型でも良いですが、ミートローフ型を使うのがおすすめです。
ミートローフ型は、底が2重になっていて上の方には穴が開いています。
なので、余分な油が全部下の方に落ちていくのです。
③オーブンで焼き上げる。
④型から取り出して、好きな厚さに切る。
⑤グレービーソースやケチャップをかける。
!コツ!
余った肉汁や油を加えると、更に美味しいソースになります。
失敗するのは、これが原因!?
●形が崩れる・・。
パン粉が少なかったり牛乳が多かったりすると、生地が柔らか過ぎて上手く成形出来なくなります。
材料を加える度に、生地の硬さをチェックしましょう。
●べちゃべちゃになる・・。
焼いた後にべちゃべちゃになっているなら、加えた野菜が原因かもしれません。
野菜は加熱すると水分が出て来るので、野菜を加える場合は先に炒めておきましょう。
●上手く切れない・・。
焼きあがってすぐの熱い状態だと、上手く切りにくいです。
粗熱が取れるまで置いてから、食べやすいサイズに切り分けましょう。
●ボロボロになる・・。
焼いている時に水分が蒸発し過ぎると、ボロボロになりやすいです。
低温でじっくりと焼く方が失敗しにくいです。
リメイクして楽しもう!
「上手く焼きあがったのに、切るのを失敗してぐちゃぐちゃになった・・。」「美味しいけど、大きいから飽きてしまった・・。」などの時は、リメイクしてみましょう。
●ドライカレー
フライパンにミートローフとカレー粉と水を入れて、水気が無くなるまで炒めましょう。
●ミートグラタン
グラタン皿にミートローフを入れて、グラタンソースとチーズをかけてから焼きましょう。
●ロコモコ丼
ご飯にミートローフと目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけましょう。
どのメニューも、野菜を加えるのがおすすめです。
栄養価が上がりますし、見栄えが良くなります。
他にも、シチューやチャーハンなどもおすすめなので、色々なメニューを試してみてください。
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