働いていて職場が合わずに辞めたくなった経験…
誰にでもあるのではないでしょうか？
世の中には正社員ではなく「パート」で働く人も数多くいます。
パートで働く人の多くはパートナーの扶養に入っていたり
実家暮らしを続けていたりして
正社員ほどの収入は必要ない
という人が多いのではないでしょうか？
パートといっても責任ある仕事には変わりありません。
職場の人間関係や仕事内容で悩むこともあると思います。
今回はいざ仕事をはじめてみたけど
職場が合わず辞めたいと悩んでいる人に向けて
「穏便に辞める方法」
についてお伝えしていこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
辞める時の理由は？
仕事を辞めたいと思っても
ネガティブな理由を
そのまま伝えるのはNGです。
どんな些細なことでもトラブルに発展しかねません。
遠い土地に引っ越す場合は別ですが
多くの場合自分の生活圏の中で仕事をしていると思います。
退職後に元同僚に外で鉢合わせたとしても
後々角が立たないように
ポジティブな理由を伝える方が吉です。
具体的によく使われる（使える）理由としては
以下のようなものがあります。
・親の介護や看病に専念したい
・自身のスキルアップのための転職をしたい
・夢だった○○に本格的に取り組みたい など
このような理由を述べると
頭ごなしに否定されづらく
円満に退職できる可能性が高くなります。
どうしても本当の理由を伝えたくないという場合は
「一身上の都合で」を貫き通しても構いません。
民法627条により退職届を提出し
辞職の意思を見せることのみでも
2週間後には辞めることができます。
ただ理由を伝えないことで心証は悪くなりますので
最後の手段にとっておく方がいいと思います。
退職が決まったあとも有休消化や書類の受け取りなど
関わる機会はしばらくありますので
繰り返しにはなりますが
「角が立たない」理由を伝えるのがベストです。
穏便に退職する伝え方
仕事を辞めたいと思ったら
まずは信頼できる上司や先輩に
「相談」という形で退職の意思を伝えましょう。
伝える際には
タイミングと言い方に気を付けましょう。
まずタイミングですが
どんな会社でも繁忙期の最中や直前に辞めると伝えると
嫌な顔をされることが多いです。
閑散期や引継ぎができる後輩が入ったタイミング
などに伝えられると
比較的スムーズに話が進みます。
また言い方ですが
「ご相談なのですが…こう考えています。」
とまずはやんわりと退職の意思を示してみましょう。
いきなり直球で「辞めます」と伝えると
上司も何の相談もなく決めたの？と
悪い印象を持ちかねません。
すぐに辞めたい気持ちが強いかもしれませんが
後々の手続きのことも考えて
言葉に必ずワンクッション入れるようにしましょう。
今日、4日、1ケ月で辞める場合それぞれの対応
辞めるタイミングですが
法律では2週間前までの申告が定められています。
ただ新規人員の確保や引継ぎ・有休消化の兼ね合いもあるので
一般的に1～2か月前に伝えるのがマナーとされています。
契約社員やパートで契約期間が定められている場合は
契約満了日の1か月前には
遅くても退職の意思を伝えるようにしましょう。
辞めるまでの期間が1か月あれば
有休消化や仕事の引継ぎ・各種退職までの手続きも
ある程度余裕をもってできます。
ただしやむを得ない理由があれば
即日退職できる場合もあります。
やむを得ない理由の一例としては
心身の不調や親の介護などです。
突然今日辞めるというのは原則タブーですが
心身に不調をきたしている場合は
それも仕方ありません。
診断書など証明できるものがあれば提出し
もしなければ会社側が納得できる理由を提示してから
退職するようにしましょう。
辞めるまでの期間が5日以内というのもあまりない例ですが
例えば4日後辞めることになった場合はどうでしょう。
退職届をはじめ
各種退職に必要な手続きを短期間で全て済ませる必要があります。
急に辞めることになった時点で
会社にある程度迷惑がかかっていますので
手続き面はなるべくスムーズに進められるよう
必要な手順をよく会社に確認しておきましょう。
法律上退職のタイミングに定めはありますが
勤務先が辞めることを了承してくれた場合は
すぐに退職が可能となりますので覚えておきましょう。
ただ特別な事情がないなら
法律に則って最低でも2週間前の申告をし
可能ならなるべく早く伝えるように心がけましょう。
転職活動をしていることは言わない
会社を辞める時に
次の転職先が決まっていることがベストですが
在籍中に転職活動をする場合は
同じ会社の人には言わないようにしましょう。
人によっては悪い印象を抱きかねません。
先に転職活動をしていると伝えてしまうと
転職を検討している会社にわざと悪い噂を流して
妨害する人もいるかもしれません。
違う会社であっても
誰がどこでつながっているかわかりません。
「前あの会社にいた○○さん仕事転々としてるらしいよ」
「前の会社で人間関係上手くいってなかったみたい」
などあらぬ噂を流されないように
転職活動のことは信頼できる家族や友人に
相談するだけにとどめましょう。
副業を本業に
今パートで働く人は
副業を本業にしてみるのもおすすめです。
これだけだと言っている意味がわかりませんよね。
まずはじめに趣味の延長線上で副業を始めるとします。
その副業でスキルや経験を身に着けるうちに
収入が上がってきたら
それを本業にできるのではないかということです。
自分の好きなことを仕事にできるって素敵ですよね！
今は在宅で気軽に始められるお仕事もたくさんあります。
スキマ時間を利用して何か一つ副業をはじめてみて
自分に合っているものがあれば
その分野のスキルを伸ばしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか？
合わない会社に無理して長く務める必要はありません。
パートの仕事が合わなくて辞めようか悩んでいる方は
ぜひ今後の参考にしてみてください。
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