皆さんはご自分の給料に
満足していますか？
「こんなに働いているのに
給料に反映されない」
「昇給が少なく将来が不安だ」
そう感じている人は
多いのではないでしょうか。
親しい人にもお金のことは
聞きづらいものです。
ここでは、年代別の平均給与や
昇給金額をご紹介します。
年収アップにはどうしたらいいのか
あなたの気になる部分を解消します。
もくじ
20代の平均年収と昇給
転職サイトDodaが提供する
2021年正社員の20代平均年収は
341万円です。
男性平均は363万円。
女性平均は317万円。
性別、業種、勤務地により
年収に差はありますが
20代の約7割が年収400万円未満です。
日系企業は業界に関わらず
毎年新年度に一定額昇給する
企業が多いです。
経団連による2021年の
中小企業の平均昇給率は1.68%です。
平均年収341万円の内
賞与を2か月分と仮定すると
約4,000円の昇給となります。
外資系企業に関しては
定時昇給がない場合が多く
企業ごとに独自の昇給時期
評価制度が定められています。
昨今のコロナ禍の影響で
20代から40代迄の年収が
前年度に比較し
7、8万円程度下がっています。
また、昇給賞与も
保留や取りやめになった企業も
多くあります。
30代の平均年収と昇給
30代平均年収は437万円です。
男性平均は474万円。
女性平均は378万円。
平均年収437万円の内
賞与を2か月分と仮定すると、
約5,200円の昇給となります。
30代は役職につく機会も
増えてくる頃です。
給与のベースアップに加え
役職手当も年収アップに
寄与しています。
しかし、女性の場合は
30代前半から出産や育児での
離職や休職が多くなる
年代でもあります。
男性に比べキャリア形成や
年収、昇給に関し伸び悩む
課題の多い時期でもあります。
全体としては、30代の約7割が
年収500万円未満です。
40代の平均年収と昇給
40代平均年収は502万円です。
男性平均は563万円。
女性平均は402万円。
平均年収502万円の内
賞与を2か月分と仮定すると、
約6,000円の昇給となります。
40代になると
過去の実績が評価され
マネジメントに回る方が
ほとんどです。
勤続年数に応じたベースアップ
賞与金額の割増、役職手当と
年収も上がります。
ただし、40代で昇給の支給が
無くなる企業もあります。
定時昇給は一定年齢までと
定めている企業がほとんどです。
その一定年齢の多くが
40代から50代の年齢に
設定されているようです。
転職を考えるなら2年目
ご紹介した世代別平均年収は
いかがだったでしょうか。
「年収・昇給が低すぎて将来が不安」
転職の二文字が頭をよぎった人も
いたのではないでしょうか。
特に昇給・賞与額に関しては
企業の業績によって
大きく異なるため
会社選びが重要になってきます。
現職で給与を上げるよりも
見合った給与体系の会社へ
転職する方が労力がかからない
場合もあります。
一般的に転職をする年代は
20代後半から30代前半が多いようです。
しかし、転職を考えるのであれば
社会人2年目がおすすめです。
「第二新卒」
という言葉はご存じでしょうか？
新卒で就業後1年から3年以内に
転職する若者を指した言葉で
企業の中には第二新卒を
積極採用しているところもあります。
社会人経験のある人材を採用することで
企業側が人材育成へのコストカットが
見込めることがその理由です。
せっかく新卒で入った会社を
辞めるのは躊躇してしまう
という気持ちもあると思います。
しかし、第二新卒のメリットを利用し
転職活動をしてみるのも手です。
実際に退職しなくとも転職活動で
第二新卒の需要を確認するだけでも
視野が広がることでしょう。
仕事内容や業績など
社内のことが理解できてくる2年目に
転職活動を通し自身の市場価値を
知るのがおすすめです。
転職以外に副業という選択肢も
年収や昇給に不満を持っていても
年齢や勤務地、家族状況などの事情で
転職に積極的になれない場合もあります。
そのような場合
転職以外で年収を上げるには
副業をするという選択肢があります。
副業の中でも
インターネット環境さえあれば
年齢や場所に縛られずすぐに始められる
ネット副業がおすすめです。
プログラミングやWEBデザインといった
専門性のあるスキルがなくても
社会人経験があれば対応できる
副業案件が数多くあります。
ここ数年はコロナ禍の影響で
給与の減額や昇給賞与の取りやめなど
年収の下限修正が多く見られます。
企業の業績に左右されない
副収入を得ることが
年収アップへの一番の近道です。
まとめ
年収や昇給は会社の業績や
社会情勢によって左右されます。
そのため、自身の働きが
給与に反映されない場合も
残念ながらあります。
上がるか分からない昇給や年収に
やみくもに努力をする前に
転職や副業という選択肢を
視野に入れてみてはいかがでしょうか。
キャリアアップを目指した転職や
副業で副収入を得るスキルを身につけることは
将来的な年収アップに繋がります。
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