社会人として仕事をする上で
向上心を持つ方なら誰もが最初は出世を考えるでしょう。
会社から認められて出世すると
仕事の幅が広がり自分の意思を反映させられる部分が多くなるので
仕事のやりがいを感じられるのです。
しかし、会社の規模や所属部署によっては
役職の数が限られているので
チャンスを掴まなければ出世できません。
この出世のチャンスを逃してしまえば
悔しい思いやつらさを感じたりする場面が増えてしまいます。
この記事では
そんな出世できず悔しい思いをしてしまう時が
どのような時なのかをまとめます。
もくじ
30代の出世
30代は、
早い人なら出世して役職に就き始める時期です。
仕事で成果を上げて出世コースに乗っている人は
少しずつ出世して役職に就いていくのです。
誰もが仕事に全力で取り組んでいると思いますが
環境によって役職のポストの数は決まっています。
他の同年代の同僚がその限られたポストに就いてしまうと
先を越されたことから悔しい思いをすることでしょう。
30代という早いタイミングで出世するためには特に
「人間関係の構築」
「成果とスキル」
が必要になります。
やはり上に認められて出世するためには
まず成果を出すことが求められます。
上から指示されたことをこなすのは当然ながら
大きなプロジェクトを成功させたり
重宝される専門的なスキルを持つことで
評価を得ることが重要です。
また、所属部署の人間環境も
出世を大きく左右します。
上司の後押しを受けるための人間関係を作れるか
という要素が重要になります。
やはり出世には
上司の評価が大きく影響してきます。
上司とのコミュニケーションがうまくいっていないなど
周囲の人間関係を作れていない人は出世できないのです。
上司の評価を上げるために
日々成果を出そうと努力するでしょう。
しかし、努力が実らず出世できなかったときは
出世できなくてつらいと考えてしまうのです。
40代の出世
40代は厚生労働省の労働力調査によると
労働力人口が1番多い年代です。
労働力人口が一番多いということは
それだけ管理職のポストを争う人数が多いということなので
競争率が他の年代より高く
出世の機会に恵まれることが少なくなります。
必然的に役職のポストが少なくなり
自分の努力でどうにもならない外的要因に左右されるので
出世できずつらいという状況になるのです。
また、逆に周りから認められるほどの
パフォーマンスを発揮して仕事をこなす人も
出世できないパターンがあります。
40代は様々な仕事をこなしてきた経験もあり
特定の仕事の第一人者として
活躍されている場合もあります。
そういった方はモチベーションを高く持って
管理職になることを想定して
仕事をこなしていることでしょう。
しかし、同じ課題を持っている場所があれば
そちらに送り込まれてしまい
役職に就く機会が失われる場合もあります。
最善を尽くして仕事に取り組んできただけに
出世できる機会が失われたとなれば
悔しい思いをすることになるのです。
50代の出世
50代でどのポジションに就いているかにもよりますが
全く管理職に就いていないという状況だと
概ね出世コースから外れていることでしょう。
平社員として働いているので
扱いもそれなりになってしまいます。
後輩や下の年代が上司になっている場合
年下から指示を受けて仕事をすることになります。
礼儀を持って扱ってもらえるならよいですが
高圧的な態度を取られたりパワハラを受けたりすると
悔しさを感じてしまうでしょう。
さらに、同じ場所で
ずっと働くことができていればいいですが
その時の仕事ぶりでは
左遷されて飛ばされることも考えられます。
部署が変わることで給料も下がるかもしれません。
このように、平社員のままだと
会社内の待遇が徐々に悪くなっていくので
出世できなくてつらいと感じるでしょう。
悔しいと思う場面
悔しいと感じる場面は、
やはり出世競争に負けてしまった時です。
出世したいと考えている人であれば
出世するために日々仕事に一生懸命取り組んでいます。
他の同僚よりも自分の方が努力している
という自負も持っているでしょう。
しかし、実際に出世したのは
他の同僚や後輩であったということは起こり得ます。
努力して頑張っているのに出世競争に負けて
他の同僚が先に役職に就いてしまうと
自分の成果が評価されていないと思い
悔しい思いをするのです。
特に自分が指導していた後輩が
先に出世をしたということになると
次から自分が後輩から指示を受けて動く立場になってしまうので
より悔しさを覚えてしまうでしょう。
つらいと思う場面
出世したいと思っている人が
出世ができなくてつらいと感じるのは
やはり自分だけが出世できなかった時
という理由が大きいです。
年数を重ねて他の同期がどんどん出世していく中で
自分だけが出世できないということになると
今の会社では自分は出世できないと
嫌でも気づいてしまうでしょう。
どれだけ頑張っていても
自分の仕事が評価されていないということなので
つらい状況が続いてしまいます。
また、出世できないことにより
「給料が上がらない」
「部署内の扱いが悪くなる」
ということもあり得ます。
給料が上がらなければ生活が良くなっていくことはないですし
部署内の扱いが良くならなければ
仕事をしていても居心地の悪さを感じるのです。
そのため、出世できないことにより
つらいと感じる理由が増えてしまうでしょう。
まとめ
この記事では30代、40代、50代それぞれで
悔しさやつらいと感じる場面を取り上げました。
出世できなかった時にどのような思いをするのか
あらためて認識することで
悔しさやつらさを感じることのないよう
対策を検討してみてください。
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