もくじ
畳に付いたシミの取り方
最近では洋風の家が増えましたが、「日本人なら、やっぱり和室が落ち着く。」という人も居るでしょう。
長く使っていると汚してシミを作ってしまう事もあるでしょうが、いぐさの癒される香りと手触りを長く楽しむ為にも、正しいシミの取り方を知っておきましょう。
●ワイン・コーヒー・ジュース・醤油などを零してしまった場合
先ずは零した液体を拭き取って、畳にそれ以上染み込ませない様にしましょう。
この後は、いくつか方法があります。
①塩
1:畳に塩を振り掛ける。
2:塩が湿ってきたら、歯ブラシや雑巾などで畳の目に沿って擦る。
3:掃除機で塩を吸う。
4:きつく絞った雑巾で水拭きする。
5:から拭きやヘアドライヤーなどで畳を乾かす。
②酸素系漂白剤
1:粉末の漂白剤を水に溶かす。(液体の漂白剤を使う。)
2:畳に塗って暫く放置する。
3:きつく絞った雑巾で水拭きする。
4:から拭きやヘアドライヤーなどで畳を乾かす。
畳のシミは原因別に対処
●灯油・油・オリーブオイルなどを零してしまった場合
粉末洗剤・小麦粉・ベビーパウダーなどを、畳に振り掛けます。
液体を十分に染み込ませたら、掃除機で粉を吸ってください。
そして、きつく絞った雑巾で水拭きして、から拭きやヘアドライヤーなどで畳を乾かしましょう。
●シミがしつこく残ってしまった場合
粉末の塩素系漂白剤を水に溶かします。
(液体を使っても良いですが、粉末の方が洗浄力が上です。)
ゴム手袋やビニール手袋をして、手に液が直接触れない様にします。
タオルや雑巾に液を染み込ませて、シミの場所を軽く叩く作業を繰り返します。
古いシミは簡単には落とせませんが、根気よく繰り返すとかなり薄くする事が出来ます。
本当は畳には塩素系漂白剤は使わない方が良いので、目立たない場所で色落ちしないかを試してからやってみるのをおすすめします。
畳のシミは水で取れる?
畳の原料であるいぐさは、湿気や水分に弱いです。
少し濡れた程度なら直ぐに乾かせば良いですが、出来るだけ濡らさないのがベターです。
多くの水で畳が濡れるとそれがシミの原因になるかもしれないので、水拭きをする時の雑巾やタオルはきつく絞って無駄な水分を取りましょう。
最近では下記の様な水や湿気に強い畳もありますが、いぐさの香りは無さそうです。
【SENJYO-洗畳-】
小田畳商会が特許を取得している商品で、従来の畳のイメージを覆す洗える畳です。
水や湿気に強いので、浴室・脱衣所・台所などにも使えます。
太陽光にも強いので、変色せずいつまでも新品の色合いが楽しめます。
また、日本アトピー協会の推薦マークを取得しているので、アレルギーを持っている人でも安心して使えます。
畳のシミは重曹で取れる?
重曹=掃除に使う、というイメージのある人も多いでしょう。
ですが、畳のシミ抜きには向いていません。
何故なら、重曹のアルカリ成分に反応して畳が変色してしまうからです。
間違って重曹を使用して畳が変色してしまった場合は、水で薄めた酢で直ぐに拭いてください。
元通りにはなりませんが、変色を少し抑える事が出来ます。
重曹は、下記の様な場所に使いましょう。
●換気扇のフィルター
換気扇からフィルターを外して、重曹を振り掛けます。
水に濡らさないのがポイントなので、フィルターは乾いた場所に置きましょう。
暫くしてから歯ブラシで擦って汚れを落とし、最後にお湯で洗い流しましょう。
●電子レンジ
耐熱容器に水と重曹を入れて、混ぜてから電子レンジで加熱します。
暫くそのままにして、庫内を蒸らします。
その後、布巾で汚れを落としましょう。
畳のシミは虫?
シミという害虫を知っていますか?
シミは、体形が魚に似ていて紙を加害するので【紙魚】と書きます。
体が銀色に光っている事から、【雲母虫】【箔虫】などと呼ばれたりする事もあります。
因みに、英語では【silver fish】です。
紙(特に和紙)を好むので本や掛け軸が被害に遭いやすいですが、湿度の高い場所も好むので浴室やトイレなどにも出現します。
実は、畳にも出現する事があります。
「畳は湿気に弱いから、普段から気を付けてる。」という人でも、畳の下まで気が回っていないのではありませんか?
畳の下は湿気が溜まりやすいので、注意しましょう。
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