もくじ
小学校の編入試験の対策は?
子どもを私立小中高一貫校へ通わせるなら、小学校受験か中学受験をするのが一般的です。
しかし、小学校編入という方法もあります。
経験者によると、たった1年間の試験対策で済んだという事です。
こうして聞くと短期集中型の私立小学校編入は得だと思えそうですが、小学校受験や中学校受験の様に一般的になっていないのでしょうか?
理由は簡単です。
小学校の編入試験は、欠員が発生した時に欠員補充の為に行う物だからです。
なので、毎年あるとは限らない上にあったとしても募集人数が極めて少ない狭き門だからです。
編入試験の情報は各小学校のホームページにアップされるので、気になる学校があるならこまめにチェックするのがおすすめです。
登録制度を設けている学校もあるので、利用しても良いでしょう。
小学校の編入試験の対策として、塾は有効?
試験の対策というと、塾が真っ先に思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
しかし、殆どの進学塾では小学校編入の試験対策は行われていません。
というのも、いつ行われるか分からない小規模の編入試験の指導はビジネスにならないからです。
進学塾では対応が難しいので、正しい進め方を指導してくれる専門的な所に任せるのが良いです。
一例:クレアトゥールひなの会
小学校受験の指導が行われているので、小学校の教育方針・出題内容・合否基準などの情報を持ち合わせている教室です。
説明会などで学校の先生と話をする機会があったり、教室に通っていた家庭から学校や学習の様子を聞く機会もあります。
この様な情報を活かして、編入試験に特化した授業が行われています。
小学校の編入で大事なのは、面接?
編入試験の内容は、国語・算数などの基礎学力を問う物と面接が一般的です。
面接で聞かれやすい質問は、下記の3つです。
・志望動機 ・得意な科目 ・新しい学校に通う事について
子どもの考えを重視して確認する様な質問をされる事が多いので、お子さんには自分の考えを自分の言葉で言える様に教えておくのが良いでしょう。
服装は、一般的な面接と同じで大丈夫です。
基本的な服装を紹介しておくので、参考にしてください。
※色は、黒・白・紺など落ち着いた物を選んでください。
●お子さん
女の子:ブラウス+ジャンパースカート+ボレロやカーディガン
男の子:スーツ+シャツ・ポロシャツ+Vネックベスト+短パン
●お母さん
スカートスタイルのスーツが基本です。
これは女の子の格好にも当て嵌まりますが、スカートは膝が隠れる丈の物にしましょう。
華美な印象を与えやすいパーマやアクセサリーは控えましょう。
●お父さん
シングルのスーツが基本です。
落ち着いた印象を与える為に、ネクタイや靴下はダークカラーがおすすめです。
小学校の編入試験で作文はある?
編入試験の内容は筆記問題と面接が一般的と書きましたが、作文を行う学校もあります。
作文のテーマは面接と同じで子どもの考えを重視して確認する様な物が多いので、普段から自分の思いや考えを文章にまとめる練習をしておくのが良いでしょう。
それと同時進行で、新聞・ニュース・本などから知った情報について様々な人と話してみるのも良いです。
文章力を育てるには広い視野を持つのも重要なので、自分と真逆の意見を聞いたり違う考え方をしている同じ意見を聞いたりして、それについて考えてみるのが良いです。
小学校の編入の手続き
編入の手続きは各小学校によって異なるので、ホームページを確認したり学校に問い合わせるのが確実です。
一般的には、願書配布→願書受付→試験→合格発表→入学手続という流れになります。
過去の情報を見られるサイト(http://www.ojyuken-index.com/report/hennyu.html)もあるので、参考にしてみても良いでしょう。
ここからは余談ですが、今のランドセルは種類が豊富ですよね。
女の子は赤かピンクで男の子は青か緑か黒、という時代は終わりました。
最近の女の子には、定番の赤・ピンク、可愛らしい紫・水色、落ち着いた印象の茶色・オレンジなどが人気です。
最近の男の子には、定番の黒や青のランドセルに赤や白のラインが入った物が人気です。
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