もくじ
隣の部屋がうるさい、駐車禁止の場所に車を停めている・・マンションのトラブル
綺麗なマンションを見ると、「羨ましい!」「私も住みたい!」などと思う事もあるでしょう。
しかし、1つの建物に色々な人が住んでいるのでトラブルが多いと言われています。
特に多いのが、生活音と駐車マナーに関する物です。
●騒音
直ぐ近くに他人が住んでいる環境だと、自分では単なる生活音だと思っている音が騒音になっている可能性があります。
テレビやステレオを壁から離して置いたり、防音マットを敷いたり、そういった少しの気遣いが大切です。
●駐車マナーの違反
駐車禁止の場所に車を停めている、駐車スペースからはみ出している・・そういった事はありませんか?
「少しの間だから。」「皆やってるから。」などと思わずに、ルールやマナーは守りましょう。
隣の部屋がうるさい時の対策は?
「隣の部屋の音が、どうしても気になる・・。」という場合は、どうすれば良いのでしょうか。
隣人と気の置けない間柄なら話し合って対処してもらえば解決するでしょうが、そう上手くいかないのが現実です。
なので、大家や管理会社に連絡しましょう。
大家や管理会社などの賃貸人は、賃借人に快適な生活環境を提供する義務があります。
なので、対応してくれる筈です。
(もし何も対応してくれないなら、良い環境ではないので引っ越しをおすすめします。)
それでも解決しない場合は、弁護士に相談するのも手です。
場合によっては、損害賠償請求が認められる事もあります。
●損害賠償が認められた例
①子どもの足音
現場:ファミリー向けのマンション
子どもが住む事は予測された状況でしたが、深夜や早朝を問わず毎日の様に騒音を出していたので、約30万円の損害賠償が命じられました。
②ペットの鳴き声
他の住民に迷惑を掛けたり危害を及ぼす恐れのある動物の飼育が禁止されていた事や鳴き声の程度などから、精神的苦痛が認められて、約5万円の慰謝料の支払いが命じられました。
隣の部屋がうるさい時の防音対策は?
生活していると、何らかの音が出るのは当然ですよね。
もしかしたら音に対して過敏になっているだけかもしれないので、大家や管理会社に連絡する前にある程度の防音対策をするのをおすすめします。
①背の高い家具を置く
騒音が聞こえる壁側に、本棚やタンスなどの遮音が出来そうな家具を設置しましょう。
絵を飾ったりポスターを貼ったりするのも効果的だそうです。
②遮音材や吸音材を設置する
壁や床などに、遮音材と吸音材を設置しましょう。
防音は、遮音(音を遮る役割)と吸音(音を吸収する役割)を組み合わせる方が高い効果を発揮します。
賃貸の場合は壁に釘を打ったり穴を開けたりするのは避けるべきなので、設置の際は注意しましょう。
遮音材と吸音材は、Amazonや楽天市場やホームセンターなどに売っています。
隣の部屋がうるさい・・壁ドンで解決する?
隣の部屋がうるさいと思わず壁ドンしてしまう人も居るかもしれませんが、それでは解決するどころか悪化する可能性が高いです。
騒音を出して平気なのは周りに無頓着な人に多い傾向があるので、自分が騒音を出していると思っていないかもしれません。
なので、壁ドンの意味に気が付かず単にうるさいと思われる可能性があります。
そうなると、更に大きな音で仕返しされるかもしれません。
それだけでなく、壁ドンした側が強制的に退去させられる可能性もあります。
本人は注意のつもりでやった壁ドンも、騒音や嫌がらせになるかもしれない事を忘れてはいけません。
壁ドンで解決しようとするのは止めましょう。
隣の部屋がうるさい・・手紙で解決する?
では、隣の部屋のポストに注意文を書いた手紙を入れておくのはどうでしょうか?
これだと誰が入れたか分からないので正攻法に思えるかもしれませんが、良い方法ではありません。
誰が入れたかは注意文の内容からある程度は分かりますし、特定される可能性も0ではありません。
それに、無関係な住人が「あいつが入れたんだ!」だと勘違いされてしまう可能性もあります。
手紙で解決しようとするのは止めましょう。
勿論、部屋を訪ねて注意するのも止めましょう。
説得が上手くいったなら問題無いですが、相手の性格によっては嫌がらせをされる可能性があります。
ニュースで見る様な傷害事件や殺人事件にまで発展する可能性も、0ではありません。
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