もくじ
コンビニの商品の賞味期限は、いつまで?
コンビニは、身近で便利な存在ですよね。
会社や学校の帰りに寄ったり、何となく立ち寄ったり、毎日の様に利用している人も多いのではないでしょうか。
ですが、気軽に買えるが故に賞味期限までに消費出来ないという事も多いと思います。
賞味期限が切れたからといって、直ぐ捨てるのは勿体なく感じますよね。
賞味期限が切れた商品は、いつまで食べられるのでしょうか。
それの答えを出す前に、賞味期限について説明します。
賞味期限とは、『未開封のままで正しく保存していた場合に、品質が変わらずに美味しく食べられる期限。』の事です。
なので、切れたからといって直ぐに食べられなくなるという訳ではありません。
ネットで調べてみると、『賞味期限切れから3日は大丈夫。』『賞味期限から5日が経ってたけど、いけた。』という意見があります。
個人差は勿論ありますが、5日前後なら大丈夫そうです。
コンビニの商品は、賞味期限の数時間前で買えなくなる?
多くのコンビニでは、賞味期限が2時間後に迫った商品は買えなくなります。
レジに持って行っても、エラーが出たり店員さんに断られたりするそうです。
『まだ切れてないんだから、売ってくれても良いのに!』と思うかもしれませんが、コンビニにはコンビニの事情があります。
利用者にとっての期限は、賞味期限と消費期限しかありません。
ですが、商品には販売期限も設定されています。
それを過ぎると、賞味期限前や消費期限前であっても売れなくなります。
販売期限は法律で定められている訳ではありませんが、食品業界の商慣習として、1990年代頃から広まっていき現在に至っています。
勿体ないと思う人が居る反面、些細な事でクレームを言う人が増えた昨今には合っている制度なのかもしれません。
コンビニで賞味期限切れの商品は、どうなる?
賞味期限が切れた商品の多くは、廃棄されています。
コンビニでは、おにぎりやお弁当などが毎日大量に廃棄されています。
その中には、上記の様に賞味期限前の物も多く混ざっています。
つまり、まだ食べられる物が捨てられているという事です。
廃棄を少しでも減らそうと従業員・家族・常連客などに配るコンビニオーナーも居るそうですが、それでも多くが廃棄されている現実は変えられません。
『リサイクルや寄付に回せば良いのに。』と思う人も多いでしょうが、そう簡単にはいかない様です。
リサイクルする場合、店舗を個別に訪問してゴミを分けて回収しなければいけませんし、その為の物流網を作る必要もあります。
寄付する場合、衛生面のリスクが高いです。
何か問題が起こった時にコンビニに責任が問われるので、二の足を踏むのも分かりますよね。
アメリカには【善きサマリア人の法】(善意で行った行為に対しては責任を問わない)という免責制度があって、それを日本でも始めようとする声もあります。
(個人的には、悪用されやすい制度だと思いますが・・。)
コンビニで賞味期限間近の商品は、割引になる?
コンビニはスーパーと違って割引のイメージが無いかもしれませんが、賞味期限間近の商品は割引になっている事も多いです。
私の家の近くのコンビニでは、菓子パンやお弁当に20円引きのシールが貼られているのを見掛けます。
最近では、期限が迫った食品を買った時はポイントで還元するという、実質の値引きに乗り出した店舗もあります。
これに対して、ネットでは賛否両論の意見があります。
『廃棄が減るから良い。』『値引きしないと売れなくなりそう。』などが主な意見です。
始まってみないとどうなるかは分かりませんが、食べ物を喜んで廃棄する人は居ない(と思いたい)ので、良い方向に転がる事を望みます。
コンビニで賞味期限切れの商品のレシートがない時は?
賞味期限切れに気付かずに買ってしまう・賞味期限切れに気付かずに売ってしまう、という事もあるそうです。
賞味期限が切れている事は現物を手に取っている利用者にも分かる事なので、法的には返品・返金の義務は無いそうです。
しかし、商売的には返品・返金に応じてくれる場合が多いです。
利用者が確認して買えば良いのですが、やはり店舗側のミスでもある訳なので、応じてもらえる方が誠実だと感じますね。
しかし、レシートが無い場合は難しいです。
レシートがあれば買った日時・買った店舗などが一目瞭然ですが、レシートが無いのならそれらを証明する事が出来ません。
悪い方に考えるなら、賞味期限が10日の商品を9日に買って11日に返品・返金を要求するという事が出来るという事になってしまいます。
買う前に賞味期限を確認する・返品や返金に対応してもらえる様にレシートを残しておく、などは徹底した方が良いでしょう。
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