もくじ
ドライアイスの捨て方で流しに捨てても大丈夫?
アイスクリームなどを買って帰るとき、ドライアイスも一緒に入れてもらって、アイスクリームが溶けずに持ち帰れるようにすることありますよね^^
このドライアイス、すぐに捨ててしまうと思いますが、どのように捨てればいいのでしょうか?
台所の流しにそのまま捨ててもいいのでしょうか?
結論から申しますと、特に問題はないので流しに捨ててもOKです^^
ドライアイスは、自分よりもあたたかいものに触れると煙が出てくるので、お湯などをかけると煙が発生するため、排水溝に捨てた際に煙が出てくることもあるでしょう。
これは人間に悪影響が出るほどのものではありません。
煙が気になるときは、窓を開けたり換気扇をまわしたりと、空気の入れ替えをおこなってみてくださいね^^
ドライアイスの処理方法
台所の流しに捨てる以外にも捨て方があるので、ドライアイスの処理方法を紹介していきましょう♪
① 冷凍庫に入れる
袋など何らかの入れ物には入れず、そのままの状態で冷凍庫に入れましょう。
時間が経過するとともに、ドライアイス自体は二酸化炭素となり、どんどん消えてなくなっていきます。
② ベランダなど外に捨てる
風通しの良い場所に放置しておくだけで、ドライアイスは二酸化炭素となって消えていきますよ^^
ただ、道端に捨てたり公共の場で捨てたりはしないように!
最低限のマナーを守って、自分の家の敷地内のベランダなどに捨てるようにしてくださいね★
また、ドライアイスを処理するにあたって、してはいけないこともあります。
それは、室内で処理するときは換気を行うことと密閉容器に入れることです。
換気については、先ほども少しふれましたが、ドライアイスを処理するとき、あたたかいものに触れると煙、いわゆる二酸化炭素が発生するため、窒息してしまうリスクも少なからずあります。
発生する煙も少ないですが、気になる方もいらっしゃると思うので、換気を行うと安心ですよ^^
次に、密閉容器に入れるのは何故いけないのかというと、ドライアイスが消えてなくなる途中段階で発生するのは二酸化炭素。
これが密閉された中で充満し、破裂してしまうおそれがあるんですね。
なので、決してタッパーや袋に密閉して処理するのはやめておきましょう!
ドライアイスでやけどする!?
皆さん、ドライアイスを触ったこと、ありますか・・・?
ふと触ってしまって「痛い!」と感じたり、ドライアイスがくっついて離れなかったり、やけどのような症状に悩んだり、跡が残ったりしたことありませんか?
アイスクリームの持ち帰りにも使えるほど、ドライアイス自体はマイナス70~80度と冷たいはずです。
なのに、やけどするってどういうことでしょうか?
ドライアイスとやけどについてこれから見てまいりましょう。
ドライアイスでやけどしたときの対処法とは
まず、ドライアイスを誤って触ってしまったときの対処法をお伝えしたいと思います。
普段やけどをしたとき、皆さんすぐに冷水などで冷やすと思いますが、ドライアイスでのやけどのときは、冷やさずにあたためるようにしてください。
ドライアイスが皮膚に触れると、触れた皮膚の下の組織が瞬く間に凍結するため、やけど同様冷やしても仕方ありません。
洗面器などにぬるま湯を入れ、そこに患部をつけてゆっくりとあたためてください。
ドライアイスが皮膚にくっついたままの場合も、同じようにあたため続けて様子を見ながら徐々にはがしていきましょう。
このようにぬるま湯につけて対処したあと、しばらく時間が経過しても痛みが続き、水膨れや患部の変色が見られる場合は、患部の下の組織が損傷している可能性があるため、なるべく病院で治療してもらったほうが良いでしょう。
皮膚科や形成外科で対応してもらえるので、患部を清潔にして行ってみてください。
治療後でも跡が残ってしまうケースもあります。
跡を消したいときは、患部への紫外線による刺激を避けましょう。
また、ビタミンCの栄養素も有効であると言われていますよ。
ビタミンCには、傷の治癒を手助けしてくれたり、シミや色素沈着を薄くすることが期待されているため、ドライアイスのやけどの跡に対しても良いと言われています。
サプリで摂取することも良いですが、ビタミンCが含まれた美容液などを患部に直接塗った方が良いとも言われています。
これらのように、自分で努力しても跡が消えない場合は、形成外科や美容外科などで手術を受けて跡を消すことも可能です。
どうしても跡が気になる方は、検討してみてくださいね。
ドライアイスのやけどはなぜ起こる?
さて、とっても冷たいドライアイスですが、なぜやけどしてしまうのでしょうか?
実はそれ、やけどではないんです!
「凍傷」なんです><
ドライアイスは冷たいものですが、触った瞬間は「痛い!熱い!」と感じると思います。
これは、ドライアイスの冷たさを刺激として皮膚が受け取り、それを脳では熱さだと錯覚することで熱さと痛みを感じているんですね。
凍傷もやけども、患部やその下の組織が損傷し、その様子が似ていることから、ドライアイスによる凍傷も「やけど」と捉えることが多いようです。
このように、ドライアイスはアイスクリームなどの冷たい商品の持ち帰りの際に優秀で、処理も比較的簡単なもので使いやすいといっても良いものでしょう。
ただ、誤って触ってしまうとやけどのような症状が起こるので、その点につき注意が必要です。
直接触ってしまわないように注意しながら扱うようにしてくださいね★
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