非常食でスーパーで買えるパンやお菓子は?おいしくておすすめな3日分セットは? | 役に立ついいね!情報サイト

非常食でスーパーで買えるパンやお菓子は?おいしくておすすめな3日分セットは?

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スーパーで買える非常食ってあるの?

災害などの非常時のために非常食の準備をされている方も多いと思います。

非常食とは、食力の確保が困難となっときのための食料のことです。
缶詰、レトルト食品、乾パンなどです。

非常食と言われてしまうと、何か特別なもので、普段買い物をするスーパーなどではなく、特別なお店で購入しなければいけないと思われている方も少なくないのではないでしょうか。

非常食は特別なものばかりではないのです。

普段使っているものも非常食となるのです。

「ローリングストック法」というもので、普段から使っているレトルト食品、缶詰などを使った分だけ買い足す方法です。

ペットボトルの水、野菜ジュース、缶詰(さば味噌煮、おでん、鮭缶など)、味噌汁、スープ、パック入りご飯、レトルト食品(カレー、おかゆなど)、カップ麺、ビスケット・クラッカー、チョコレート、飴、ナッツ類などです。

これらは普段から使っている方も多く、スーパーなどで簡単に手に入るものです。

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非常食としておすすめのお菓子はどんなもの?

腹持ちのいいお菓子、長期保存ができるものがおすすめです。

米菓子(せんべい、揚げ餅など)ビスケット、カンパンなどです。

簡単にカロリー補給できるカロリーメイト、ウィダーインゼリーなどもいいですね。

小さなお子さんがいる方は、お子さん向けのお菓子の準備も欠かせません。

非常時のため、お子さんも不安が強く、情緒不安定になりがちです。

いつも食べている好きなお菓子があるだけで安心できることも少なくありません。

飴、チョコレート、グミなどいつも食べているものがあるといいです。

これらはスーパーやコンビニでいつでも購入できるので、買い置きしておいて、少なくなってきたら買い足していくのがいいです。

非常食にするお菓子は、「いつも食べているもの」「好きなもの」です。

また、個別包装されているものやジッパーつきの袋に入っているものがいいです。

簡単に小分けにできたり、ポケットやリュックに入れることができるからです。

非常時だから、お菓子なんて必要はないと思われがちですが、好きなもの、甘いものを食べられるだけで癒されることも多いです。特に小さなお子さんのいるご家庭では、非常食としてのお菓子をキープしておくといいです。

非常食としておすすめの缶詰はどんなもの?

缶詰は、長期保存できるものなので、非常食としても便利なものです。

長期保存だけではなく、缶詰には多くの水分が含まれている、少量になっている、簡単においしいものを食べられる、少量で満腹感を得られるなどもメリットがあるので、非常食として便利なものなのです。

缶詰も普段の食事に使うものを、非常食として利用することをおすすめします。

焼き鳥缶、さば味噌煮缶、おかず缶(ひじき煮、切り干し大根煮、煮豆など)フルーツ缶などはスーパーでも簡単に手に入るうえ、普段の食事にも使うことも多いと思います。

また、非常食用のラーメンもあります。

こんにゃくでできた麺ですが、食感もよく、カロリーや水分補給にもなります。
缶のフタにフォークもついているので、缶を開けるだけで食べられる便利なものです。

非常食としておすすめのパンはどんなもの?

パンは、あまり日持ちのしないものと思われがちですが、賞味期限が1~2年と長いものもあります。

また、普段食べている賞味期限の短いパンもローリングストック法で非常食として活用するものいい方法です。

パンは主食にもおやつにもなるので、あると便利な非常食です。

非常食として、賞味期限の長いパンには、缶詰タイプのものと袋タイプのものの2種類があります。

それぞれのメリット、デメリットを考慮して、好みや生活スタイルに合ったものを選ぶといいです。

缶詰タイプのメリットは、パンがつぶれないこと、缶に入っているので、ふわふわのパンを食べることができることです。デメリットとしては、袋タイプに比べて、重くてかさばるので、たくさんは持ち運びできないことです。袋タイプのメリットは、かさばらず、軽いこと、食べたあとのゴミも少ないことです。デメリットとしては、持ち運ぶときにパンがつぶれやすいことです。

非常食としておすすめのご飯はどんなもの?

非常食としてのご飯は、お湯で温めたり、お湯や水をかけたりするものが多いです。

水ならなんとか準備できても、お湯はなかなか沸かせない状態であることが多いです。

そのため、ご飯はお湯をかけたり、温めたりするタイプよりも水だけで食べられるアルファ米のご飯が便利です。

水をかけるだけなので、どうしても炊いたご飯より味が落ちてしまいます。
そのため、白米よりも味付きご飯を選ぶといいです。

また、まだ離乳食時のお子さんや高齢者のいるご家庭では、レトルトタイプのお粥があるといいです。

非常食は3日分必要を言われる根拠はどんな理由なの?

地震や台風などの自然災害に対しての備えとして、生きるための力となる食事「非常食」の準備が必要と言われています。

住環境が不十分であったとしても、何とか生きていくことはできますが、生命を維持していくためには食べるものは欠かせません。

そのため、非常食の備えが大切なのですが、最低3日分は用意しておきましょうと言われています。

なぜ、「最低3日分」なのでしょうか。
それにはきちんとした理由があります。

災害が発生してから72時間、つまり3日間は生存者の救助が最優先されます。

そのため、生存者救助のための移動や手配が中心に行われます。

食べ物や水などの配給や援助が本格的に始まるのが災害が発生してから4日目以降となります。

4日目以降には、ライフラインも復旧したり、自衛隊の援助、支援物資が届き始めるようになると想定されているからなのです。

つまり、災害が発生してから3日間は自分自身、家族で生命を維持していく必要があるのです。
そのため、最低3日分の非常食の準備が必要となってくるのです。

準備する非常食3日分の例は?

では、3日分の非常食とは、何をどれくらい準備すればいいのでしょうか。

非常食は「非常時」の食事です。

日々の食事とは違い、楽しみの食事ではなく、「生きるために必要最低限の食事」となります。

生きるために一番必要なものは、飲料水です。
その他にも、生きるために必要な栄養素を準備しておくことが大切となります。

1日分として必要なものは、

・飲料水   成人1日あたり3リットル
・主食    白飯、炊き込みご飯、雑炊など3パック
・主菜    サバの味噌煮、肉じゃがなど3パック
・副菜    フリーズドライの野菜、ひじき煮など3パック
・汁物    味噌汁、スープなど3パック

これだけのものがあると安心です。

特に飲料水は飲料だけではなく、手洗いなどにも使用することもあるので、予備に準備しておくことができればなおよしです。

また、生きるための食事であっても、不安を少なくするためにも好きなものがあるといいです。

先ほどもお伝えしましたが間食として、缶入りのマフィンやビスケット、チョコレートなどもあるといいです。

これは成人1人分の量なので、これを基準にして家族分を備蓄しておくようにしましょう。

また、お子さんの必要量としては、基準量が小学校高学年では大人1人分と同量、低学年では大人2/3程度の量が基準となります。

さらに赤ちゃんがいる場合は、粉ミルクや離乳食など年齢や体重に合わせた準備が必要となります。

非常時の場合、特にお子さんは不安が強くなります。
食べなれているもの、好きなおやつを非常食の中に入れておくといいです。

非常食3日分の量はどれくらい?

非常食の例はわかったところで、3日分の非常食を一から用意するのは、大変です。栄養バランスも考えた大人1人、3日分の非常食セットも市販されています。

そのようなものを参考にして、自分好みのもの、さらに予備として準備しておいたら安心できるものを加えると、意外と簡単に非常食3日分を用意できます。

また、非常食を食べるときに必要な紙皿、紙コップ、割りばし、プラスチック製フォーク・スプーン、サランラップ、ウエットティッシュ、缶切りを準備が必要です。

さらにカセットコンロ、ガスボンベがあると安心して食事を摂ることができるはずです。

非常食として、長期保存できる特別なものを準備することだけが非常食ではありません、普段から買い置きしていて、非常時にも役立つ食材を準備しておく「ローリングストック法」がおすすめです。

日頃の食事を工夫して、食べまわしながら備蓄する方法であれば、特別なことをせず、非常食の備蓄ともなります。

非常食の献立の例は?

缶やレトルトパックを開けて食べるだけでは味気ない食事となってしまいがちです。

ちょっとひと手間、工夫を加えることで非常時でも食事を楽しめます。

・焼き鳥丼
 焼き鳥缶を缶汁ごとビニール袋に入れ、缶汁を切ったうずら卵水煮缶を加えて、味をなじませます。

温かいご飯の上にのせるだけで完成です。同じように、さば味噌煮缶などでも丼ができます。

・ビーンズサラダ
 ひじき水煮、ミックスビーンズに和風ドレッシングを混ぜ合わせるだけで完成です。

・乾パンのコーン風味
 固くて、口の中に入れると水分が吸い取られてしまいがちな乾パンですが、レトルトや缶のコーンスープに浸すだけで食べやすくなります。

非常食を準備して無いとどうなるの?

大規模な災害の場合、流通の麻痺などから十分な食料が調達できなくなってしまうことがあります。

そのような状況となると、食料が届くようになるのが災害発生から3~5日後となってしまいます。

そのため、食料が調達できるようになるまでの期間、非常食の準備が必要となるのです。

また、生きるために必要な食料を準備していることで、災害によって一変してしまった環境に対応しようとすることができやすくなります。

また誰かを当てにすることなく、自分で災害を乗り切り、命をつなぐこととなるのです。

食べるという行為は、生命維持に必要なものです。

非常食がないと、最悪の場合、自分の命の危機にもなりかねないのです。

また空腹により、メンタル面でもダメージを受けやすくなります。

命をつなぐためにも食事は欠かすことのできないものです。

「非常食を全く準備していない」人は3割程度との調査もありますが、やはり非常食を準備しておくことは大切なことなのです。

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