簡易書留の受け取りは本人以外のサインでもできる?受取人不在の場合はどうすればいい?
郵便の送り方に「書留」という方法があります。
この書留は、安心確実に届ける方法の一つです。
書留は、追跡番号が割り振られ、その郵便物の郵便局への引き受けから配達までのデータを記録する郵便物です。
書留は郵便物の中でも厳密に取り扱われるものなので、重要なものを送るのに適しています。
そのため、万が一郵便物が届かなかったり、破損してしまったりした場合、差出の際に申し出ていた損害要償額の範囲内で賠償してくれるシステムになっています。
この書留には、現金を贈る「現金書留」、万が一郵便物が届かなかったり、破損してしまったりした場合、実損額を賠償してくれるのが「一般書留」、一般書留より料金が安いけれど、賠償額と追跡機能に限度があるのが「簡易書留」です。
簡易書留は、普通郵便では遅れない大切な書類やキャッシュカードなどが入っているので、ポストに配達することができません。
必ず対面での受け取りをするようになっています。
簡易書留は、配達時本人が不在であっても、「○○さん(受取人)は、こちらでよろしいでしょうか?」と確認を求められ、間違いなければ本人以外でも捺印するか、サインをすれば受け取ることができます。
簡易書留の受け取りを郵便局窓口でするときはどうすればいい?
簡易書留は、保管されている窓口受け取り時間であれば、郵便局窓口に直接取りに行くこともできます。
郵便局窓口に取りに行くときに注意しておきたいのは、配達員が配達のため、郵便物とともに郵便局に戻っていないことがあるので、郵便局に連絡してから取りに行くのがいいです。
窓口に直接取りに行くときに必要なものが3つあります。
一つでも忘れると受け取ることができないので、注意して下さい。
・不在通知書
・本人確認できる免許書や住所が記載されている保険証など
・印鑑
です。
職場の近くの郵便局などでも受け取ることができます。このときは、配達局から希望する局までの転送に2~3日かかることがあります。指定した郵便局に届いているかは、書留番号で確認することができます。
不在連絡票に書かれている番号に電話すると再配達を依頼できます。
音声案内ガイダンスに従って、番号を押していくとは再配達申し込みができます。
配達希望日時を番号で表記できるので、確実に家にいる時間を申し込んで下さい。
また当日の再配達を希望する場合は、18時くらいまでであれば、当日21時ごろまでの再配達が可能です。
それ以降の申し込みになると、翌日以降となります。再配達希望時間は、
・午前中
・12時~14時ごろ
・14時~17時ごろ
・17時~19時ごろ
・19時~21時ごろ
に分けられています。
申し込んだ時間帯には必ず家にいるようにして下さい。
また、配達員さんの番号が書かれていることもあります。
配達員さんに直接電話して、再配達の依頼もできます。配達員さんが運転中だったりすると、すぐに電話対応できないこともあるので、注意して下さい。
また、普通郵便の配達は、日曜、祝日は行っていませんが、再配達の場合は、土日曜、祝日も配達してくれます。
再配達の申し込みは電話だけではなく、郵便局のHPからも行うことができます。
簡易書留の受け取りに必要なものは?
再配達の場合は、受け取りに必要なものはありません。
配達されたときに捺印かサインだけでいいです。郵便局で直接受け取るときには、
・不在通知書
・本人確認できる免許書や住所が記載されている保険証など
・印鑑
の3つが必要です。一つでも忘れてしまうと受け取ることができないので、注意して下さい。
簡易書留を本人以外が受け取るときは、委任状がいる?
簡易書留を本人以外が受け取るときに注意しなければいけないのが、住所が違う代理人や苗字が違い代理人の場合、委任状が必要になります。委任状は受取人本人が書く必要があります。
そのうえで、不在通知書、代理人の本人確認ができるもの、印鑑、委任状を持って、郵便局窓口に行けば、受け取ることができます。
コメント