もくじ
消せるボールペンで履歴書を書いてもいいの?
皆さんは消せるボールペンがあることご存知でしょうか!?
普段使っているボールペンは、書き損じをしてしまうと、修正液や修正テープでないと訂正できず、間違ってはいけない書類などだと書き直さなければなりませんが、消せるボールペンは消しゴムなどの消しカスも出ず、摩擦によって生じた熱でインクを消すことができる優秀なボールペンなんです♪
この消せるボールペンを使って、間違ってはいけない書類代表として、履歴書を書いてもいいのでしょうか?
消せるボールペンを作っている会社の公式ホームページを閲覧してみると、「証書類・あて名書きには使えない」との記載があります。
消せるボールペンの弱点は、先ほども紹介したように、熱によって文字が消えてしまうことから、熱に弱いということがわかります。
履歴書とは、会社の採用に使用される重要な書類です。
何等かの熱が加わり、履歴書の文字が消えてしまったら問題になりますよね。
会社側にも履歴書の内容を伝えることができませんから。
また、会社の人事を担当する社員から見ると、消せるボールペンを使用したかどうかの判断は容易で、重要書類に関して消せるボールペンの使用を推奨されていないことから、履歴書に消せるボールペンを使用しているといった事実だけでマイナスポイントとなる可能性が高いです。
したがって、履歴書は消せるボールペンを使って書かないで、油性ボールペンを使うようにしましょう。
消えるボールペンは時間が経つと消えるの?
消えるボールペンは時間が経つと消えてしまうのでしょうか?
消えるボールペンを作っている会社の公式ホームページより、「60度以上にならないように気を付けて保存すれば、他のゲルインキと同じ程度の長期保存は可能ですが、紫外線にさらされると少しずつ褐色していく」との記載があります。
消えるボールペンを使って書いたものは、きちんと状態を保たれてさえされていれば長期保存は可能です。
しかし、紫外線にさらされたり熱が加わったりすると消えてしまうおそれがあります。
もし長期保存したい書類があれば、消えるボールペンをなるべく使わないようにしたり、使ったならば熱が加わらないように保存したりしましょう。
消えるボールペンの使用は禁止されているの?
消えるボールペンは間違っても消せることから人気の商品ではありますが、使用を禁止されている場面もあります。
それは、仕事で使う場合です。
消えるボールペンは「消えてしまう」ということから読み取りが不可能になってしまうこと、「消せる」ことから書類の改ざん・隠ぺいが可能になってしまうことがあります。
ですので、職種によっても違いますが、重要書類や公的な書類への使用を禁止しているところがあるようです。
もし消えるボールペンを仕事で使用する際、また公的な書類(例えば婚姻届など)の記入の際は気を付けましょう。
消えるボールペンの復活方法
消えるボールペンで文字を消したのはいいものの、復活させたいということもあると思います。
実は、文字を復活させる方法があるんです!
それは、冷やすこと!
冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、コールドスプレーを吹きかけたり、ドライアイスの冷気をあてたりと、書いた書類を冷やしてみてください。
すると、書いたときの濃さにはならなくても、読める程度に復活できますよ。
温度の目安としては、マイナス10度~マイナス20度です。
誤って消してしまったときは試してみてくださいね!
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