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刺身の消費期限切れ・・翌日なら大丈夫?
刺身を買った時に、『安かったから沢山買ったけど、使い切れなかった・・。』『思ったより空腹じゃなくて、食べ切れなかった・・。』などの経験をした事はありませんか?
そんな時は残しておけば良いのですが、刺身の消費期限は当日になっている事が多いです。
お徳用の刺身はこちらです。
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翌日でも食べられるのでしょうか?
消費期限とは、表示されている方法で保存した未開封の食材を安全に食べられる期限の事です。
なので消費期限が切れる前に食べた方が良いですが、あくまで目安なので厳密に守らなくても大丈夫です。
保存方法・色・匂い・食感・味などを考慮して、判断しましょう。
因みに、消費期限と似た言葉で賞味期限があります。
賞味期限とは、表示されている方法で保存した未開封の食材を美味しく食べられる期限の事です。
消費期限がサンドイッチやケーキなどの傷みやすい食材に記載されているのに対し、賞味期限はカップ麺やスナック菓子などの傷みにくい食材に記載されています。
刺身の消費期限切れ・・2日後でも大丈夫?
では、2日後ではどうでしょうか?
先程と同じ様に保存方法・色・匂い・食感・味などを考慮して判断すれば良いのですが、刺身だと注意してほしい点があります。
それは、刺身の種類です。
現在ではマグロ・タイ・タコ・サバなど色々な魚介類が刺身として食べられていますが、種類によっては傷みやすい場合があります。
下記は、種類別の消費期限の目安です。
●マグロやブリなどの大魚:3日程度 ●タイやヒラメなどの白身魚:2日程度 ●タコやイカなどの軟体生物:2日程度 ●サバやサンマなどの青魚:当日
あくまで目安なので、絶対に守らないといけない訳ではありません。
ですが、見た目が変化していなくても傷んでいる事もあるので注意しましょう。
刺身の消費期限切れ・・加熱すれば大丈夫?
『食べられるとしても、生のままは何となく抵抗がある・・。』という方も多いでしょう。
そんな時は、加熱してしまいましょう。
おすすめのレシピを紹介します。
【焼き刺身】
●材料
刺身・油・胡椒
●作り方
①フライパンに油を引く。
②油が熱されたら、刺身を入れて両面を焼く。
③胡椒を振りかける。
④お皿に移して完成。
●補足
刺身は、カツオやマグロやブリやサーモンがおすすめです。
それに合わせて、サラダ油を使ったりゴマ油を使ったりマーガリンを使ったり、工夫してみてください。
『フライパンを使うのが面倒・・。』『フライパンを持っていない・・。』などの時は、オーブントースターで焼いても良いです。
食べる前に、醤油を垂らしても美味しいです。
刺身の消費期限切れ・・漬ければ大丈夫?
焼くのも良いですが、漬けるのもおすすめです。
材料と分量さえ分かっていれば意外と簡単に作れるので、是非チャレンジしてみてください。
先ず、醤油・みりん・日本酒を用意します。
そして、醤油2:みりん1:日本酒1の割合で混ぜて調味液を作ります。
(タッパーやビニール袋などに入れた刺身が、しっかり漬かる量を作ってください。)
刺身を漬けたら、冷蔵庫で一晩置いて完成です。
もしアルコールが気になるなら、みりんと日本酒を火にかけてアルコール分を飛ばしてから混ぜましょう。
(強火で長時間かけてしまうとアルコール分と一緒に水分も飛んでしまうので、弱火で1分程度を目安にしてください。)
漬けた刺身(+お好みでワサビや刻み海苔など)をご飯の上に乗せれば、漬け丼の完成です。
早めに消費する方が良いので、朝食で食べるのがおすすめです。
刺身の消費期限切れ・・冷凍してあれば大丈夫?
刺身に限らず、冷凍すると長期保存が可能になります。
上手く冷凍と解凍をすれば、長期保存した後でも美味しい刺身を食べられます。
ですが、イワシ・アジ・サンマ・サバなどの青魚の刺身と切り身の刺身は、傷みやすいので解凍した後に生のままで食べるのは止めましょう。
切り身は、柵と比べると空気に触れる面積が広い上に細胞が切断されている箇所が多いので、劣化が早いのです。
切り身を冷凍した後に刺身で食べたい場合は、消費期限が切れる前に(というより出来るだけ早く)冷凍してください。
●刺身の冷凍方法
①キッチンペーパーで包んで水分を取り除く。
②ラップを密着させながら包む。
③ラップの上からアルミホイルで包む。
④ジップロックやフリーザーバッグなどに入れる。
⑤冷凍庫に入れる。
●刺身の解凍方法
解凍後に美味しく食べる為には、出来るだけドリップを出さないのが重要です。
ドリップとは冷凍した食材の細胞内にある氷が溶けて出てくる水の事で、これと一緒に食材のうまみ成分まで流出してしまいます。
出来るだけドリップを出さない様にするには、冷蔵室に入れてゆっくり解凍するのがおすすめです。
時間をかけたくない時は、氷水に浸すのもおすすめです。
常温での解凍は、食材の内部と表面の温度差が大きくなってドリップが出やすくなるので、避けた方が良いです。
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