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タンブラー乾燥のマークはどんなの?
ニットなどの衣類の洗濯表示で、「タンブラー乾燥はお避けください」や「タンブル乾燥禁止」、「DO NOT TUMBLE DRY」などの表記を見たことがあるかと思います。
「これってどういう意味?乾燥機にかけたらだめってこと?」とあまり理解されていない方も多いようなので、タンブラー乾燥について説明していきたいと思います。
そもそもタンブラーとは、タンブルとも言われているのですが、洗濯機の洗濯槽のことを指していて、タンブラー乾燥とは、家庭用のドラム式洗濯乾燥機やコインランドリーの乾燥機などにも当てはまるように、洗濯槽を回しながら熱風をあてて衣類を乾かす方法のことを言います。
したがって、洗濯表示にあるような「タンブラー乾燥はお避けください」や「タンブル乾燥禁止」というのは、ドラム式洗濯乾燥機やコインランドリーでの乾燥を控えなければならないということになりますね。
タンブラー乾燥のマークは、ドラム式洗濯乾燥機をモチーフにしえいて、四角の中に丸が描かれたマークとなっています。
この表示に×のマークが加えられているのが、タンブラー乾燥禁止のマークとなります。
丸のマークの中には、「・・」や「・」のマークが書かれていることもあり、これらの意味は、「・・」は上限80度、「・」は上限60度と、乾燥時の温度についての記載となっています。
正確に温度について覚えておく必要はないかと思いますが、「・」のマークの方が乾燥機をかけないほうが無難だと認識しておくといいかもしれませんね。
毛布はタンブラー乾燥できないの?
タンブラー乾燥禁止のマークは、毛布にもよく見られる洗濯表示です。
毛布は外干ししても乾燥に2日かかってしまうこともあるくらいですから、乾燥機にかけられないとなると、とてもつらいですよね><
外で干して乾かすよりも、乾燥機の方がふっくら仕上がって睡眠の質も上がると思います。
毛布は乾燥機をかけたい・・・この場合、どうすればいいのでしょうか。
自己責任にはなりますが、毛布を乾燥機にかけることは可能です。
ただし、温度に注意が必要です。
高温で乾燥してしまうと、毛布に含まれたアクリル繊維が変形し、ゴワゴワした毛並みになって感触も悪くなります。
さらに、一度壊れたアクリル繊維は元に戻すことができません。
したがって、高温での乾燥を避け、60度以下で乾燥するようにすればアクリル繊維の変形もある程度防げると思います。
タンブラー乾燥できないものはコインランドリーで回せる?
タンブラー乾燥禁止の衣類はコインランドリーでも乾燥させることはできるのでしょうか。
先述しましたが、基本的にタンブラー乾燥禁止の衣類はドラム式洗濯乾燥機、コインランドリーの乾燥機で乾燥させることはできません。
ただ、自己責任にはなりますが、少し注意すればコインランドリーでも乾燥させることはできますよ。
注意する点として、1つ目に、乾燥させる温度が高温になるすぎないように注意することです。
タンブラー乾燥禁止の衣類は主に熱に弱いものばかりなので、乾燥温度を60度以下と低めに設定しておくと、コインランドリーでも乾燥させることは可能だと言われています。
2つ目に、長時間乾燥機にかけることに注意してください。
長時間乾燥さえて過乾燥状態になってしまうと、衣類の生地が傷んでしまう可能性が考えられます。
過乾燥させないためにも、短い時間で乾燥させるようにしましょう。
最後に、洗濯物の入れすぎに注意してください。
コインランドリーの乾燥機は自宅のものよりも大型のため、たくさんの衣類を入れて一気に乾燥させたいと思いますよね。
しかし、このようにしてしまうと、乾燥の効率が下がり、それぞれの衣類でも乾燥にムラが出てしまいます。
乾燥機に入れる衣類の量は適量にするようにしましょうね。
タンブラー乾燥できないものは浴室乾燥できる?
タンブラー乾燥禁止なら、浴室乾燥で乾かすことはできるのでしょうか。
実は、タンブラー乾燥禁止でも浴室乾燥機は問題なく使用できるんです!!
乾燥機をかけたいのにかけられなかった方には朗報ですね^^
浴室乾燥では、吊り干しの状態で温風を当てるため、乾燥機のように洗濯槽や衣類との摩擦や傷みもなく、衣類や生地へのダメージもほぼほぼなく乾かすことができるのがメリットと言えますね。
自然乾燥より電気代はかかりますが、タンブラー乾燥禁止の衣類にも使えるので、乾燥機をかけたいとお困りの方は使用してみてくださいね。
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