土の捨て方でガーデニングの場合は?再利用や保管とかどうすればいい? | 役に立ついいね!情報サイト

土の捨て方でガーデニングの場合は?再利用や保管とかどうすればいい?

土の捨て方は?

ガーデニングや家庭菜園などで新しく植物を植える時は、新しい土を使うのが基本です。

そうなると古い土は処分するべきですが、「捨て方が分からない・・。」「勿体無いから使いたい・・。」という人も居るでしょう。

この記事では、土の処分方法と再利用方法について書いていきます。

●古い土が良くない理由

①栄養に偏りが出ている。

植物は育つ時に土の栄養を使うので、育ち終わった後の土は栄養が不足しています。

また、植物が必要とする養分は種類ごとに異なるので、同じ様な植物だけを何年も育て続けると特定の養分だけ少なくなってしまいます。

そうなると、新しい植物は上手く育たず生育不良となります。

これを、連作障害と呼びます。

②病原菌が増えている。

育てていた植物が病気に罹っていた場合、土には原因となる病原菌が多く残留しています。

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ガーデニングで使用した土の処分方法

【土の主な処分方法】

①ゴミに出す。

自治体によっては燃えないゴミとして回収してくれるので、その場合はゴミに出せば大丈夫です。

しかし、回収してくれない自治体が多いですし、量が多い場合は回収しないという自治体もあります。

自治体によって大きく違いがあるので、捨てる前にルールを確認しましょう。

②自治体の回収に出す。

土のリサイクルを推奨している自治体によっては、小学校や清掃事務所などで回収してくれる事があります。

その場合、鉢やプランターなどから取り出してから枯れた草や石などを取り除いて、袋に入れて回収場所に出します。

③ホームセンターや園芸店の回収に出す。

ホームセンターや園芸店で不要な土を回収している場合がありますが、コーナン・カインズ・ビバホームなどの大手は回収を行なっていない様です。

④廃棄物処理業者やリサイクル業者に出す。

捨てたい量が多い場合は、廃棄物回収業者やリサイクル業者に依頼するのが簡単でしょう。

有料ですが、自宅まで来てもらえるので楽に処分する事が出来ます。

ガーデニングに使用する土の作り方

ガーデニングで植物を上手く育てるには、土の状態が重要です。

ガーデニングに向いている土は、排水性・保水性・保肥性・通気性などが全て揃った状態の土です。

これを、団粒構造と呼びます。

【ガーデニングに向いている土の作り方】

先ず、土の酸度を調節します。

酸度は大きく分けると酸性・中性・アルカリ性ですが、植物の種類によって酸性を好む物とアルカリ性を好む物に分かれるので、酸度を調節する必要があります。

ここで使うのは、石灰です。

年間降水量の多い日本では土は酸性に偏りがちなので、石灰を使って酸性をアルカリ性に傾けていくのです。

次に、腐葉土と堆肥を混ぜます。

腐葉土も堆肥も土の保水性や通気性を良くする為に使う物ですが、原料と発酵具合に違いがあるので注意しましょう。

※ここでは簡単に説明しただけなので、興味のある方は詳しく調べてみてください。

ガーデニングで使用した土の再利用方法

新しい植物を育てる時は新しい土を使うのが一番ですが、土をリサイクルする方法もあります。

①土を乾燥させる。

後の作業がしやすい様に、土を乾燥させます。

②植物の茎や根を取り除く。

土が乾燥したら、混ざっている茎や根などを取り除きます。

③土フルイにかける。

土フルイで、取り除き切れなかった茎や根などを取り除きましょう。

④ 土壌改良材・再生材を混ぜる。

土の排水性や通気性などを高める為に、土壌改良材や再生材を混ぜます。

腐葉土や堆肥を使用するか、土の再生材を使用しましょう。

⑤酸度を調節する。

前項で説明したのと同じです。

⑥肥料(元肥)を投入する。

最後に、次に育てる植物に合った肥料(元肥)を加えます。

ガーデニングで使用した土の保管方法

使用した土を再度使いたい場合は、先ず『ガーデニングで使用した土の再利用方法』で説明した方法で土を綺麗にしましょう。

その後は厚手のビニール袋に入れて保管すれば良いのですが、出来るだけ密封した方が良いです。

そんな時に役立つのが、『ハンディバッグクリップ Tragfix』です。

クリップで挟んで留め具を回すだけで、袋の口を留める事が出来るアイテムです。

取っ手が付いているので、バッグの様に持てて便利です。

●古い土が良くない理由

③植物が出す毒素が溜まっている。

植物が分泌する植物由来の毒素があり、その毒素の濃度が高まると生育不良が引き起こされる可能性があります。

④土の質が低下している。

植物を育てている内に土の粒は壊れていき、小さな泥の様な粒になっていきます。

そうなった土は、排水性や通気性の悪い植物の育ちにくい状態になってしまっています。

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