潮汁とは?作り方で鯛やハマグリを使ってひなまつりにも使えるレシピは? | 役に立ついいね!情報サイト

潮汁とは?作り方で鯛やハマグリを使ってひなまつりにも使えるレシピは?

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潮汁とは何?

皆さんは、潮汁を知っていますか? (私は、名前さえ知りませんでした・・。)

潮汁は『うしおじる』と呼び、魚介類のだしを塩で味付けた汁物の一つです。

だしを取った魚介類をそのまま具にしたり、味付けに日本酒を少し足したりする場合が多いです。

漁師の料理がルーツとされていて、潮煮・潮と記載される事もあります。

汁物ではなく吸物にする場合は、潮仕立てとも呼ばれています。

酒の肴として飲食するのが吸物で飯とともに飲食するのが汁物ですが、混同される場合も多いです。

具材は、鯛やシジミなどが使用される事が多いです。

お好みで、ネギやキノコを足しても良いです。

似た料理に三平汁・宗谷鍋・あら汁・船場汁などがあるので、どの様な物か想像しやすいのではないでしょうか。

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簡単な作り方

本格的に作ると中々に手間が掛かる潮汁ですが、白だしスープを使うと簡単に料亭の味が出せます。

●材料

鯛(切り身)・椎茸・長ねぎ・白だしスープ・塩

●作り方

①鯛に軽く塩を振って馴染ませる。

②①を熱湯にくぐらせる。

③石づきを取った椎茸と千切りにした長ネギを冷水にさらす。

④鍋に白だしスープを入れて熱する。

⑤④に鯛と椎茸を入れてひと煮立ちさせる。

⑥椀に盛った⑤に長ネギを添える。

追加で柚子の皮も添えると、彩りと香りが増します。

具材は鯛でなくても良いので、お好みの具材で作ってみてください。

人気の具材は?

上記で『お好みの具材で』と書きましたが、初めて作る方はどんな食材を使えば良いのか迷ってしまいますよね。

魚介類とだけ言われても幅広いので、迷うのも当然かもしれません。

なので、ネットで美味しいと言われている具材を紹介していきます。

●鯛

定番です。

レシピを調べると、【鯛の潮汁】が多く出て来ます。

●蟹

個人的に魚介類の中で蟹が一番好きなので、とても美味しそうです。

匂いが少しあるので、好みが分かれやすいそうです。

●アサリやシジミ

こちらも定番です。

臭いを抜く為に、日本酒や醤油で味付けをしてネギを添える場合が多いです。

●甘えび

どうやら変わり種の様ですが、美味しそうですね。

皆さんの好きな食材は、ありましたか?

気になった食材があったなら、是非作ってみてください。

はまぐりの潮汁=ひな祭り?

はまぐりの潮汁は、ひなあられや菱餅などと一緒でひな祭りの定番料理です。

では、何故はまぐりを使うのか分かりますか?

美味しいからというのは当然ですが、実は縁起を担いでいるのです。

はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったり合わせる事が出来ません。

この事から、心に決めた一人と一生を添い遂げる仲の良い夫婦を表しています。

因みに、ひなあられと菱餅も縁起を担いでいます。

ひなあられは、ピンク・緑・黄・白の4色で四季を表していると言われています。

でんぷんが多く健康に良い事から、『一年中健康で過ごせる様に』という願いが込められています。

菱餅は緑と白とピンクの餅が重なっていますが、この色の意味は様々です。

緑が健康・長寿、白が清浄、ピンクが魔除けを意味する説や、緑が大地、白が雪、ピンクが桃で『雪がとけて大地に草が芽生え桃の花が咲く』という情景を意味する説などがあります。

鮭を使う場合の注意点

鮭を使っても美味しいですが、鮭は生臭い時もありますよね。

生臭い鮭をそのまま使っても美味しい潮汁は出来ないので、臭み取りをしましょう。

●牛乳

牛乳に浸して暫く置いておきましょう。

ヨーグルトを使っても、似た様な効果があります。

●お湯

熱めのお湯で洗いましょう。

●塩

塩を振って置いておくと水分が出て来るので、それを洗い流しましょう。

塩麹を使うのもおすすめです。

●酢

薄めた酢に浸して暫く置いておきましょう。

ここからは余談ですが、鮭が白身魚だと知っていましたか?

身が赤っぽい色をしているので赤身魚と思われがちですが、白身魚に分類されます。

身が赤っぽい色をしているのは、アスタキサンチンが含まれているからです。

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