もくじ
ラードの使い方
ラードとは、主に豚の脂のことを指し、家庭用と言うよりは外食先の店舗で使われていることが多く、私たちも口にする機会があります。
もちろん、家庭でお使いの方もいらっしゃると思います。
そんなラードの使い道に困っている方はいませんか?
ラードはさまざまな料理に使うことができるんです♪
例えば、普段の炒め料理で、はじめにサラダ油を引く方が多いと思いますが、サラダ油をラードに置き換えてみてください。
すると、甘みと旨味がいつもよりアップし、チャーハンはパラパラに、野菜炒めはお肉がなくても豚肉の存在感がなくなることなく美味しく仕上がりますよ。
スープを作る際にも少し混ぜてみてください。
そうすることで、濃厚なスープが出来上がるでしょう。
他にも、パンなど発酵させるものを作るときには、少しの量を混ぜ込んでおくと、パンは大きく膨らみ柔らかく仕上がり、つぶあんに混ぜておくと照りと甘みが出て口当たりも良くなります。
ご飯を炊飯するとき、研いだお米に塩とラードを少し混ぜておくと、口当たりが良くなりますよ。
また、鉄ラビに薄くひいきおけば、サビの防止にもなります。
海外では、リップクリームとして使ったり、革靴に塗ってメンテナンスしたりすることもあるようです。
ラードにはいろんな用途がありますね^^
気になる使い方があったら、是非試してみてくださいね!
ラードの作り方
ラードは簡単に作ることもできますよ。
まず、豚脂を準備しておきます。
その脂と水を鍋に入れ、10分ほど中火で煮込みます。
灰汁が出てくるので、その都度お玉で取り除くようにしましょう。
だんだんそぼろ繊維と脂が分かれてくるので、それをザルを用いてこしましょう。
ザルでこしたあと、濡れたふきんやキッチンペーパーでもう一度こしておきます。
再度に、こした脂を冷蔵庫で冷やし固め、クリーム状のように白く固まればラードの出来上がりです。
ポイントはそぼろ繊維と脂をしっかり分離させ、しっかりこすこと!
豚脂と水の量は、豚脂1kgに対して水100ccです。
これらのポイントをおさえて作ってみてくださいね。
ラードの保存方法
続いて、ラードの保存方法について説明します。
●常温保存
実は、ラードは常温保存可能な食品です。
常温保存だと、ラードを使用したいときに固まりすぎていないので、すぐに使用できることがメリットとなります。
ただ、溶けすぎてしまうと使えないので、温度が高くなりすぎてしまわないように気を付けましょう。
高温になってしまわないよう、直射日光が当たらずなるべく涼しいところで保存しましょう。
●冷蔵保存
ラードの保存方法で一番おすすめしたいのが、こちらの冷蔵保存です。
空気を抜いて密閉状態で保存ができると、比較的長く美味しさを保つことができますよ。
ただ、すぐに使いたいときは、冷蔵庫できっちり固まってしまっているため、使いたい量をすぐに取ることができないといったことがあるでしょう。
ラードを使いたいときは、調理を始める前に冷蔵庫から出しておくと、スムーズに使えますよ。
●冷凍保存
長期間保存することができる冷凍保存ですが、ラード本来の旨味やコクが抜けてしまうことから、あまりおすすめはしていませんが、冷凍保存をすることも可能ですよ。
こちらも使う前に前もって冷凍庫から出しておくとスムーズに使用できるでしょう。
大量のラードを手に入れたときに冷凍保存をしておくといいと思いますが、ラードを大量にゲットする機会はなかなかないかと思います^^;
通常だと冷蔵保存する分で美味しく使い切れると思うので、冷凍して保存する方法はあまりしないかな~とは思います。
ラードの賞味期限
ラードの賞味期限について見ていきましょう。
ラードとよく似た食品に牛脂があり、牛脂には賞味期限の記載がありませんが、ラードには記載されているので、基本的には設定された賞味期限に従うと良いと思います。
自分で手作りする場合も含めると、だいたい1か月で使い切ることを目安として考えれば良いと言われています。
しかしながら、賞味期限内に使いきれなかった経験がある方も結構いらっしゃると思います。
ラードは賞味期限が切れたらどうなってしまうのでしょうか。
ラードは賞味期限が切れたらどうなる?
ラードの賞味期限が切れて腐ってしまうとどうなるのでしょうか?
まず、変なにおいを感じます。
そして、触ってみるとベトベトとしてしまうことも多いそうです。
また、カビが生えてラードが黒ずんでいるのも腐っているかどうか見極めるポイントとなります。
保存状態が悪ければ賞味期限内でも腐ってしまうことがあるので、ラードを使用する前に異臭がしないか、ベトベトしていないか、カビが生えていないかなど確認してから使うようにしましょう。
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