もくじ
おにぎりの消費期限はいつまで?数時間~12時間後に気が付いたら?
コンビニで気軽に買う事が出来るおにぎりは、人気のアイテムですね。
私もいつも、おにぎりを買って職場に出掛ける、おにぎり通の一人です。
では、ウッカリおにぎりの存在を忘れたり、外食してお弁当を食べそこなった時など職場にはさまざまなケースが存在します。
そのような時、おにぎりはいつまで食べる事が可能なのか気になるところですね。
おにぎりには必ず、賞味期限の表示が付いています。
その表示はやや幅を持って記載されている事が多く、大抵のおにぎりは賞味期限が過ぎても数時間3時間、5時間~12時間以内(半日)は食べる事が出来ます。
表示には「何時まで」と必ず表記がなされています。
ですから、気が付いた時に、数時間過ぎてしまっていてもおそらく大丈夫でしょう。
コンビニおにぎりの賞味期限について。夏と冬では違うの?
次に、コンビニおにぎりの賞味期限について詳しくみていきたいと思います。
コンビニおにぎりの賞味期限は、だいたいはその日のうちに食べることが望ましいとされていますが、おにぎりを作ってお店にたどり着くまでに時間がかかることを考慮し、消費期限は短めに設定されているため、記載された賞味期限より1~2日過ぎても食べることは可能です。
賞味期限については、日付だけでなく時間まで詳細に書かれていますので、わかりやすいですね。
ただ、保存料などの添加物が使用されているとしても、消費期限を過ぎたおにぎりでは、雑菌の温床となり、消費期限内よりも繁殖しやすくなってしまうため、なるべく早めに食べた方がいいと言えるでしょう。
また、季節や保存方法によって変動するかと思います。
夏場だと賞味期限が切れてしまっても気温が高いため、常温で保存していた場合は1日以内に、冬場だと常温保存で2日たっても大丈夫だと思います。
しかし、こちらはあくまでも目安なので、賞味期限が切れたものを食べる場合は、変なにおいがしたりネバネバしたりしていないかなど確認した上で、自己責任のうちで食べてくださいね!
常温保存した場合や、3~5日後でも大丈夫?
では、以下の点に気を付けて、万が一、賞味期限が過ぎたおにぎりでも食べられるかどうかを判断する参考にしてください。
自己判断に掛かっている事を考えると、処分するという方法もある事を最初に言っておいた上で見ていきましょう。
①保存法
賞味期限以内のおにぎりであっても、直射日光が当たる場所や常温保存しているおにぎりは、次第に腐理始めてしまいます。
購入して持っていく前日から涼しい場所(冷蔵庫など)に保存するようにしましょう。
②3日以上経っている
気が付いた時に3日経っているなら、腐っていないかどうか十分に確かめてから食べるようにしましょう。
酸い臭いや糸を引くものがないかどうかチェックします。
③具にも注意
梅干し・焼き鮭・塩・昆布以外の具は、長時間経過すると傷みやすくなります。
④5日以上経過
保存状態が良くても、処分します。
具材によって賞味期限が違う?
季節によって賞味期限も違うことがわかりましたが、おにぎりの具材によっても賞味期限は変わるのでしょうか?
もちろん、設定された賞味期限内に食すことが一番望ましいですが、具材によって日持ちのしやすさは変化します。
例えば、腐りにくい具材として、梅干しや昆布、焼き鮭、塩むすびなどがあげられますが、逆にこれら以外の具材は腐りやすいと言えるでしょう。
最近ではネギトロなど具材に生ものを使用していることもあり、この場合は賞味期限・消費期限通りに食べた方がいいことがわかりますね。
他にも、マヨネーズを使用したものや肉類、卵類はあまり日持ちしないので、賞味期限が切れていたとしても、1日以内に食べることをおすすめいたします。
おにぎりを持ち歩く時には温度や保冷剤を使うべきか?
では、おにぎりを食べられるまで外に持ち歩いている場合ではどうでしょうか?
私の仕事は、各家庭を車で訪問して行く仕事でしたので、おにぎりが車の中で2時間ほど待っている事もよくありました。
そのような場合は、出来ればかばんや車の温度に注意しましょう。
保冷が利くお弁当バックなどを使用して、熱い場所におにぎりを放置しないようにしましょう。
出来れば、お弁当バックにジェル状の保冷剤を使ったり、凍らせたペットボトルの水をタオルで巻いて入れたりして、おにぎりを安全に保つようにします。
その上で、賞味期限が過ぎたものであれば上記と同じような基準で判断する事が出来るでしょう。
おにぎりが安全に保存できる温度は冷蔵庫の野菜室くらいの温度(8~15℃)です。
何日か経ったおにぎりを美味しく復活させる方法
保存の仕方がよく分かった所で、次におにぎりを美味しく復活させる方法をあげておきましょう。
古くなってきたおにぎりは、お米が固くなってしまう事があります。
特に、冷蔵庫で保存していると水分が少なくなり、何日か経つとお米がパサついてしまいます。
では、少し古くなったおにぎりを復活させるために、こんなアイディアはいかがでしょうか?
■電子レンジで温める
30秒~ほど電子レンジで温め直すだけで、水分や美味しさが戻ってくる事があります。
放送がピッチリしている場合には、おにぎりの包装を取ってからお皿に乗せて温めるか、少し包装を開けてラッピングを緩めてから温める方法もあります。
■炊飯器で温める
時間は掛かりますが、おにぎりを取り出して炊飯器に入れておくだけでホクホクしたおにぎりが帰ってきます。
すでにご飯を炊いている場合にはその上に、空の炊飯器の場合にはいったん包装を取りアルミホイルで包んでから入れましょう。
古くなったおにぎりを食べて腹痛になった時
最後に、おにぎりを食べてお腹が痛くなった時の対処方法を見ておきましょう。
古くなったおにぎりを食べて腹痛を起こす事はあまりありませんが、その具によっては食あたりを起こしかねないものがあります。
食べてしまった後では、消化を終わらせるまでは対処方法はありません。
以下のような点を試して様子を見ましょう。
・水分を多目に摂り、消化を助ける
・絶食する
・手洗い、タオルは他の人と共有しない
・休む
また、整腸剤や胃腸薬なども取り扱い上の注意を確かめて使用出来ます。
しかしながら、症状が重たく、発熱や吐き気などを伴う場合には、直ぐに医師に相談して症状を見てもらわなければなりません。
また、抵抗力が低い人(子供やお年寄り)の場合にも、直ぐに受診しましょう。
お大事にしてくださいね。
次にコンビニのおにぎりの添加物についてまとめました。
便利だけど気になる添加物。
コンビニのおにぎりに含まれる添加物について
手っ取り早く、そして安く昼食を食べたり空腹を満たしたり、最近ではヘルシー志向のものが出たりと、コンビニのおにぎりはすごく手軽で美味しく食べられるものですよね。
ただ、コンビニのおにぎりは健康面で大丈夫なのかと疑問に思っている方も少なくないようです。
その中でも心配されているのが、添加物について。
添加物とは、主に基本的な調味料・・・たとえば、しょうゆや塩、みそ、砂糖、お酢など、ご家庭にあるような調味料以外のものを指しており、その多くは合成着色料や保存料などの化学調味料であると言われていて、それらが人間の身体には有害ではないのかと議論が交わされているんです。
コンビニのおにぎりのパッケージにもよく「添加物不使用」「保存料・合成着色料不使用」などと書かれていますが、細かく分析するとそれが添加物不使用であるという事実ではないと言われています。
代表的な添加物として、グリシンがあげられます。
このグリシンというのは、コンビニおにぎりのお米のつやを出すため、また保存性を高めるために使用されていることが多いとされています。
グリシンは体内でも作られるアミノ酸で、良質な睡眠をとるために必要な栄養分ともされていますが、人工合成されたグリシンは過剰摂取すると一過性の麻痺を引き起こすリスクがあるなど、身体に良くないといった研究もされているんです。
他にも、具材の鮭のつや出しに使われるソルビット、品質保持のために使われるpH調整剤などの添加物も健康に悪影響を及ぼすと言われており、コンビニのおにぎりは本当に安全なのかと懸念されているんですね。
3大コンビニのおにぎりに含まれる添加物を徹底比較!
コンビニのおにぎりに含まれる添加物について、3大コンビニであるセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの商品について、比較してまいりましょう。
添加物の少ない順に紹介してまいりますね。
まず、最も添加物が少ないのは、セブンイレブンです。
具材によって添加物の数は変わりますが、梅は2種類、鮭は1種類、明太子は6種類、ツナマヨは5種類と、合計で14種類もの添加物が使われています。
平均的に言うと、おにぎり1個に対して3~4種類の添加物が使われていることになります。
次に少ない添加物を使用していたのが、ファミリーマート。
こちらも具材によって数が違い、梅は5種類、鮭は2種類、明太子は6種類、ツナマヨは7種類と、合計で20種類の添加物が使用されています。
平均では、おにぎり1個に4種類の添加物が使用されていることがわかりますね。
最後に、最も多くの添加物が使用されているのが、ローソンでした。
梅は9種類、鮭は8種類、明太子は12種類、ツナマヨは10種類、合計で39種類と、他のコンビニに比べて倍ほどの添加物の量でした。
具材については、鮭が最も添加物の少ないおにぎりだということがわかりますね。
さて、3大コンビニの中で添加物の使用に一番配慮しているのはセブンイレブンで、逆にローソンは添加物の使用が最も多く本当に安全なのかと疑ってしまう事実が判明しましたね。
もちろん、添加物が多いからと言って食べてはいけませんということでもありませんが、安全な食事をするためにもひとつの参考として年頭においてみてはいかがでしょうか。
コンビニのおにぎりって危険なの?
さて、本当にコンビニのおにぎりは危険なのでしょうか?
添加物の数については、少ない方が良いと言えますが、少ないからと言って必ずしも安全だということにもならないんですね。
実は、添加物に対しては特別なルールがあり、食品表示方といった法律では、「一括名表示とすること」「表示を免除すること」が認められている部分があるのです。
詳しく言いますと、一括名表示とは、アミノ酸にもたくさんの種類があり、使われたアミノ酸すべてをラベルに記載するのは難しいので、一括でまとめて「調味料(アミノ酸等)」と記載してもOKだということなんです。
このアミノ酸等は数にすると20種類以上にも及び、たとえ2種類だとしても、20種類だとしても、「アミノ酸等」と記載しても特に問題はないとされているんです。
目で見ると1種類しか使用されていないので、添加物の量が少ないと判断してしまってはいけないということなんですね。
また、表示の免除とは、おにぎりの具材でよくある「しそ入りねり梅」で例えると、ねり梅のねばりを出すために使用された増粘剤はあくまで具材である「しそ入ねり梅」を作成する途中で使用されたものとして、特にラベルに表示する義務がないというのです。
このように、ひとつのおにぎりを生産・加工する過程で使われた添加物については、記載する義務はないということなんですね。
これらのことから、ラベルに記載された添加物よりは、実際に使用されている添加物の量は多いということがわかりますね。
添加物が多いので危険である、というよりは、コンビニおにぎりで安全な食品はないに等しいと言えるかもしれませんね。
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