もくじ
簡単で分かりやすいラグビーのルール
みんなの注目を集めているスポーツ、ラグビー。
今までラグビーの試合を見た事がなかった人も、今回の記事でルールを知ってさらにまた楽しみを増やしましょう。
ラグビーの簡単なルールとして以下の点を覚えておきましょう。
■得点が多いチームが勝ち
他のスポーツと同じく、決められた時間内に多くの特典を得たチームが勝ちとなります。
■チームは15人
15人チームで、前方を守る8人(FW フォーワード)と、後方を守る7人(BK バックス)で成り立っています。
■サッカーと同じく反則やペナルティーがあります
いくつかの反則、禁止行為、危険な行為のペナルティーがあります。
イエローカードが2回出されたり、非常に危険な行為のペナルティーはレッドカード(試合に出る事を禁止)される場合があります。
■試合時間は前半と後半の40分ずつです。
初心者でも楽しめるラグビーのルール
初心者でも楽しめるラグビーのルールとして、いくつかの見所があります。
以下のような場面はその代表例です。
■タックル
ボールを持っている人に、敵のチームがタックルをして行く手を阻むテクニックです。
肩より上をタックルしたり、危険なタックルをすると反則となり、相手にボール権が渡ります。
■ゴール
・相手のゴールラインにボールを抑え込むトライ(5点)
・トライの後ボーナスでボールを蹴り、蹴ったボールがゴールポストの間を超えれば取れるゴールキック(2点)
・トライを取れていたであろう場面で反則行為で邪魔された場面で得られる認定トライ(5点)
・相手の反則でボールが渡された時にゴールを狙えるペナルティキック(3点)
・ドロップキックでゴールポストを通過して得られるドロップゴール(3点)があります。
もちろん、見所はまだ他のもあります。
ラグビーの試合にかかる時間のハテナ?
ラグビーとアメフトの大きな違いの一つに、時間配分があります。
アメフトは15分かける4ラウンドに対して、ラグビーは40分の前後半ですから、とにかく走り続けなければなりません。
40分の前半戦の後に休憩は12分のハーフタイムがあるだけです。
ペナルティキックやケガ人を搬送する間にかかる時間は、一時停止で「ロスタイム」として加算されますが、それ以外は40分で終了します。
試合が終わる事を「ノーサイド」と言い、レフリーの笛と共に、競技場に合図となるホーンが鳴り終了を告げます。
ちなみに、ラグビー場はゴールライン間が100mほどで、ゴールラインが70mほどもあり、グランドの広さはサッカーとほぼ同じとされています。
スクラムって何?
ラグビーの見所の一つに「スクラム」があります。
スクラムはFW(前方を守る8人)同士が肩を組み合う姿勢を取る事です。
ラグビーの試合の時に、スクラムが始まるのは以下のような時です。
・ノックオン(不意にボールを落っことしてしまう=反則)
・スローフォワード(ボールを前方にいる味方にパスしてしまう=反則)
・ノットストレート(グランドのアウトラインから内側にまっすぐ投げ入れる事が出来なかった=反則)
スクラムを組む時には背番号の1~8番にそれぞれポジションと役割があります。
■背番号1&3(プロップ)
支柱の役割。間に来る2番を支える。
■2(フッカー)
スクラムの時、ボールを操る大切な位置。
■4&5(ロッカー)
スクラムの核となる。がっちりとしたスクラムを作るのに大切な存在。
■6&7(フランカー)
スクラムの中では最もスピードと機動力が求められる。
■8(ナンバーエイト)
FWとBKを繋ぎ、指令を出す重要なポジション。
反則のルール
反則が多いかもしれませんが、ラグビーの基本はルールを守って潔く戦う事です。
また、試合が終わったら敵味方を問わず、一生懸命に戦った事を讃え合うのもラグビーの良いところでしょう。
レフリーの笛が何度も聞こえるかもしれませんが、その笛にも意味があります。
■「ピッ」と短い笛
合図やノックオン、スローフォーワードなどの軽い反則の時で、決められた体制を組んで試合が再開されます。
■「ピー」とやや長めの笛
やや重い反則の時で、フリーキックなどの定められたルールで試合が再開されます。
■「ピピー!」と怒られているような笛
重い反則の時で、ルールに従って試合が再開されます。
もしも、イエローカード・レッドカード・シンビンと言われる退場の笛の場合には、指摘された選手は速やかにグランドから出なければなりません。
ラグビーのルールが少しでも分かってもらえたら嬉しいです。
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