もくじ
成人式は中学校ごとに集まる?
成人式は、20歳の時の一大行事ですよね。
(ただ、成人式を行う年度内に満20歳になる人が対象なので、19歳で成人式を迎える人も居ますが。)
具体的に説明すると、主に1月第2月曜日(成人の日)に日本の各地方公共団体が対象の人を自主的に招いて、講演会やパーティーを開いたり記念品を贈ったりする事で激励・祝福する行事です。
成人式では和服や呉服を着用する人が多いので、和装業界にとって最大の稼ぎ時と言われています。
日本人の和服離れが進んでいる中で、若者に和服の良さをアピールする数少ない機会となっているのが現状でしょう。
(女性の振袖は昔から一般的でしたが、近年では男性の紋付袴も浸透してきています。)
また、着付け・化粧・ヘアメイクなどを担当する美容業界にとっても稼ぎ時だと言われています。
成人式の前に本格的に化粧を始める人に対して、メイク講習会を行って自社の化粧品の売り込む化粧品業界の動きもあります。
そんな成人式ですが、中学校ごとに集まるのが暗黙の了解だと感じている人が多いそうです。
それは何故でしょうか?
成人式は中学校の同窓会?
ネットで成人式の事を調べてみると、「大学の友達と行きたかったけど、向こうが中学校の友達と行くというので遠慮した。」「周りが中学校の友達と行く雰囲気だったので、それ以外は言い出しにくかった。」といった意見が見付かります。
そもそも、成人式で中学校ごとに集められるのは何故でしょうか?
それは、成人式が市区町村の単位で開催されるからです。
小学校や中学校だと同じ区域になるので同じ会場に集まりやすいですが、高校や大学となると範囲が広がるので同じ会場に集まりにくくなってしまいます。
なので、小学校や中学校の友達で集まるのが自然な流れですし、その流れが暗黙の了解を作り出したのではないでしょうか。
また、成人の日が1月第2月曜日に移った2000年以降は学齢方式を成人の対象とする自治体が殆どになったので、成人式が小学校や中学校の同窓会的な意味合いで捉えられる様になってきました。
その事からも、小学校や中学校の友達で集まるのが自然な流れだという事が分かります。
中学以降に引っ越しした場合、成人式はどうなる?
成人式の招待状は、住民登録をしている自治体から届くのが通常です。
なので、私立中学校を受験した人や成人を迎えるまでに引っ越しをして地元が変わった人などの場合、招待された成人式に友達が居ないという場合もあります。
参加したい成人式が招待された成人式と違う場合、自治体のホームページを確認したり問い合わせたりしてみましょう。
現在の住人以外を受け入れ可能かどうかは、自治体によって異なります。
招集する新成人の数が多い都市部だと、地域外からの参加を受け付けてしまうと会場に入りきらない人数になってしまう為に、受け入れ不可になっている事が多いです。
受け入れ不可だった場合、1人で行くのもありです。
(成人式に行きたいという気持ちが少しでもあるなら、ですが。)
成人式に参加する機会は1度しかありませんので、後から『行けば良かったかな。』と後悔するかもしれない事を考えると行くべきです。
同窓会の様な物と考えると1人では不安かもしれませんが、振袖や袴などで着飾って式典に参加するだけでも意味があります。
成人式の後の二次会は、中学校と高校どちらに行くべき?
成人式の後に中学と高校の同窓会がある場合、どちらに行くべきでしょうか?
「中学の友達とゆっくり話したい!」「高校の恩師に挨拶したい。」などの理由が無い人は、きっと悩みますよね。
上記で説明した通り中学の友達と集まる流れになっているなら、そのまま中学の同窓会に参加するのが自然です。
ただ、成人式は時間に余裕のあるスケジュールになっている事が多いので、式典が始まる前や終わった後でも友達と話す時間は意外とあったりします。
なので、中学の友達と話し尽くした感じがあるなら、高校の同窓会に参加するのもありです。
最後に、振袖の人気色を紹介しておきます。
何色にしようか迷っている人は、参考にしてみてください。
●赤
華やかなイメージを与えます。
振袖の定番とされている色なので、成人式にぴったりです。
ただ、周りと被る可能性が高い色でもあります。
●青
清楚で知的なイメージなので、年配の方から若い方まで幅広い層に好印象を与えます。
紺や水色もおすすめです。
●緑
人気上昇中の色です。
穏やかで温かなイメージを与えます。
因みに、私は昔から緑が好きなので緑にしました。
●黒
神秘的なイメージで、気品の良さを感じさせる色です。
ただ、黒一色にすると暗い雰囲気になってしまうので、鮮やかな柄の入っている物にしたり淡い色の小物を持ったりすると良いです。
●ピンク
可愛らしく優しいイメージで、女性に大人気の色です。
ただ、赤と同じで周りと被る可能性が高い色でもあります。
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