もくじ
車上荒らしにあった時に知っておきたい保険の適用
車の被害は年々増してきています。
そのため、車の保険の見直しや保険の適用も厳しくなってきているのが現状です。
今回のタイトルにあるように、保険請求を使った後その等級はどうなってしまうのか?
また、盗まれた物品の保証はどうなるのか迷う方も多くおられます。
結論から言いますと、ほぼ一律に言える事として、車上荒らしに合った時の状況次第により、保険の対象になるかならないかが決まるようです。
例えば、以下のような状況では対象にならないかもしれません。
■鍵をかけ忘れた
ほんの数分でも、車を離れる時には注意しなければなりません。
■鍵が壊れている
犯人は鍵が壊れているかどうかを事前に知っている事が多いです。
■スペアキーの保管が甘い
人によっては、スペアキーを後輪の傍に磁石で付けるなどの方法を取るかもしれませんが、犯人にとってはスペアキーは簡単に盗る事が出来るものです。
車上荒らしにあった時に保険はどのように請求出来るのか
では、保険請求について見ていきましょう。
先ずは、盗られたものをシッカリとリストアップしておきます。
現金であれば、正直にその額や用途も記します。
クレジットカードやキャッシュカードが盗まれたら、すぐにカード会社に連絡して止めてもらいましょう。
保険会社は請求には冷たいというイメージが多いため、電話をする事をためらいがちですが、あなたは保険会社の顧客ですからシッカリと請求しましょう。
また、警察にも相談します。
場所によっては、CBDカメラに犯人が映っている可能性もありますから、何とかして早めに行動を起こすようにしましょう。
その上で、保険の概要を読むか電話で問い合わせて、保険会社の今後の動きを待ちましょう。
家の前やショッピングセンターの駐車場など、気が緩みやすい場所で起きる車上荒らしには十分に注意しなければなりません。
車上荒らしで保険の等級はどうなってしまうのか
保険請求をする事で、次の年の保険料が上がる事は避けられないかもしれません。
保険の等級(%)も10~20%上がってしまいます。
保険を使う方が良いという考え方もあります。
しかし、以下のような点を考えてみましょう。
①免責金額の指定
保険会社の負担を減らすために自己負担の金額を決める事が出来る制度があります。
車上荒らしで保険を使って保険会社があなたの設定した金額よりも多く支払ってくれるようであれば、使う方が良いかもしれません。
②プロの意見
保険の事がよく分からない多くの人の場合、保険会社に相談してから決める事は大切です。
プロの意見やコスト的な事を検討した上で、最も良い決定を下すようにしましょう。
③また合う可能性も。
悲しい現実ですが、何度も合う事がある可能性がある場合、保険会社の保証が頼みの綱になります。
次の年の事は次の年に考えるようにして、防犯カメラの設置など防犯に力を入れる必要もあるかもしれません。
工具、盗難品 現金など、車上荒らしで盗まれるものによって適用は変わるのか
工具や現金など、盗難に合った物によっては適用は変わってしまうのでしょうか?
これも、保険会社によって異なりますが一般的には以下のような意見が多く聞かれています。
■保険が適用される
鍵をかけていて尚且つ盗まれたものは、対象になります。
カーナビやミラーなど車のパーツが盗まれた場合、盗難品に対応する価格の保険が下ります。
また、ゴルフクラブやパソコンなど高価なものにおいても、保険の対象になっている場合があります。
盗まれたものをチェックして相談しましょう。
■保険が適用されない
鍵をかけ忘れて盗まれたものは、保険の対象に基本的にならないようです。
また、スペアキーを簡単に盗られる場所に保管しておく事も、対象外にされる原因となります。
車上荒らしで窓ガラスなど壊されたパーツの修理代はどうすれば良いのか
最後に車上荒らしに合って、壊された車のパーツはどのように処理する事が出来るのでしょうか。
保険の種類にもよりますが、車両保険に加入している場合や、保険を車両に返還する事が出来る場合は、盗難に合った車両の金額に応じて保険が適用される場合があります。
・カーナビ
・タイヤ
・窓ガラス
・ミラー
・貴金属
・ゴルフバック
・パソコン
などは、条件によっては対象になる可能性がありますから、総額や年数などを調べて伝えましょう。
最後になりましたが、保険を使わずに自前で修理するかどうかは本人の決定に掛かっています。
その場だけではなく、長い目で考えて一番良い決定が出来るように願っています。
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